八幡平の自然 ~アスピーテ日誌~

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2月23日(日)「真冬の大泥火山in後生掛②」を開催しました。

2020-02-23 19:47:00 | イベント

2月23日(日)、前日に雨が降り、その雨返しで風が強めで雪が降り続ける中「真冬の大泥火山in後生掛②」を開催しました。

当初不安もありましたが、前日より気温が下がるとの予報を受けて雨または霙でなければという事での催行となりました。

申し込んで頂いていた方々も一人もキャンセルされる方がなかったというのも有難い事です。

まずは、開会式を手短に済ませ、準備運動をして出かけます。

凍り付いたダケカンバの枝も、風に煽られていました。

噴気地帯に出る前に、ブナを始め、ダケカンバやミズナラなどが立ち並ぶ林内を進みます。

普段は、お天気が悪いとテンションが下がるくどーさんですが、今日は・・・

なんだかワクワクです❤

吹雪いてるー。

オナメ・モトメもご覧の通り。

噴気地帯越しに、国見台などが望める高台の展望地から。

白い・・・

心の眼で見てください。

広大なブナ林の裾野を広げる国見台が、デーン!と構えています・・・

構えているんですっ‼

なんだか素敵なマツエクが気になるね。

モノトーンの世界の中をガンガン進みます。

両手を広げ・・・

バーンッ!

積極的に雪を楽しんでいきましょう!

すっかり、冬のイベントの定番になったオオカメノキの冬芽も雪を被って寒そうです。

もはや、噴気地帯なのかどうかさえ判らないのですが・・・

ここを通って大泥火山に向かいます。

高台に登ったら、当然のごとく下りもあります。

転ぶなよー。

「何で?」って?

そりゃあ、その瞬間をカメラが狙っているからですよ。

一瞬、空が薄っすらと明るくなりました。

このままお天気が快方に向かってくれれば良いのですが・・・

そう簡単にはいかないのでした・・・

こうも吹雪くと、俄然やる気になるくどーさん。

もう、ワクワク、ドキドキが止まりません!

先行する1班が雪の斜面をトラバース中。

噴気地帯の川に架かる橋を渡ります。

時々、突風が吹くので、煽られて落ちないようにね。

せっかくなので、グリーンシーズンには見ることが出来なくなって久しい中坊主地獄へ。

どこから噴気が上がっているのか判らない・・・

大泥火山に到着です。

大泥火山も雪にスッポリと埋まり、噴出口だけが見えている状態です。

今日も静かに、「ボコッ、ボコッ」と泥を噴き上げていました。

大泥火山をバックに、手を繋いで・・・

ドーンッ!

雪にお尻が沈んで起き上がれないーっ‼

さ、遊んだので大湯沼に向かいますよ。

こちらの橋は、さきほどの橋よりも足場が狭いのでご注意を。

吹雪の中でも噴気は元気に「シューッ!」

そりゃあね、奴らに雪は関係ないから。

噴気地帯では、地熱により雪が積もらない場所も。

雪の壁に階段を刻んで登ります。

前方に大湯沼が見えてきましたよー。

どこって?

前方ですよ、ぜ・ん・ぽ・う。

これは、中坊主地獄への歩道。

歩道脇に泥火山が噴出して、日々大きくなっています。

歩道の下も、大きくえぐられているのでこの先は立ち入り禁止です。

落ちたら大惨事ですからね。

私たちを迎え撃つかのように吹きすさむ吹雪を切り裂いて進み、とうとう大湯沼に到着。

「静」の大泥火山に「動」の大湯沼・・・

この天気だと、違いが良く判らない・・・

んー・・・

とりあえず記念撮影。

表情が分かりにくいのが面白い。

面白いのかっ⁇

誰が言うでもなく「地吹雪体験ツアー」と・・・

イベントのタイトル忘れ去られてるんじゃ・・・

おやっ?

どうしたの?

座り込んだりして⁇

って、お馴染みのこれですっ!

尻すべりーっ‼

皆さん、軽快に斜面を滑り降りています。

スピードにのって・・・

ズシャーッ‼

そして、尻すべりとは関係のない柔らかな雪の中でもズシャーッ!

舞い散る雪が素敵❤

最後は、横一線に並んでからの・・・

ドーンッ!

派手に雪煙を上げ・・・

悶絶

終了・・・

皆さん、ふかふかの雪の上をなんとか走り切りました。

そして、素敵なマツエクは、しっかりと大きな氷に成長していました・・・

 

今回のイベントは、結果として吹雪の中での開催となりましたが、参加者の皆さんには、冬の厳しい面を見ることが出来た貴重な体験になったのではないかと思います。

正直なところ、「止めよう」「帰ろう」と言われるのでは?と不安もありましたが、参加者の皆さんからは、「楽しかった」「また参加したい」などの声を頂き、本当に嬉しく思っています。

無事にイベントを催行出来たのも、参加者の皆さんのおかげと感謝しています。

ありがとうございました。

              くどう

 

 

 


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