6月6日、グングン雪解けの進む八幡平に出かけました。
見返峠駐車場からの登山道は、雪がすっかり解けて歩道の脇に準備中の花芽を確認できます。
振り返ると畚岳とそのバックに秋田駒ヶ岳が見えていました。
見返峠から眼下に見える景色を見下ろしてみると、レストハウスとパークサービスセンターの向こうに鳥海山がバ~ンと見えています。
見返峠から八幡沼南側のキスゲ通り方向に進むと、露出していた木道は間もなく雪に隠れてしまいました。
竹ざおが誘導してくれていますが、八幡沼が見えてきます。
キスゲ通りの中ほどから雪が解けて木道が出ています。
雪解けの早い場所と遅い場所、それぞれに花々が開花の準備中と思います。
冬の到来は同じ、雪解けの時期だけに差があったらハンディだよな、と思いながら・・・
一番乗りとばかりにワタスゲが開花準備中。
雪で覆われたみくり沼を過ぎると、すぐそばなのに源太別れには雪がありませんでした。
源太森の登り口の雪はすっかり解けています。
この天気なので八幡平三大展望地のこの場所を外すわけにはいきません。
源太森360度の眺望!
先に到着された方が、今日の眺望を絶賛することしきり。
源太森から見下ろす八幡沼と八幡平山頂方向です。雪解けの様子がわかります。
青のグラデーションの奥に八甲田連峰が見えています。先回(5/19)の時は残雪で山全体が白く見えていましたが、大分雪解けが進んだようです。
こちらは鳥海山、かなりのズームで見ています。山裾と空の区別が付きません。まるで中空に浮いているようです。
八幡平のミネザクラ開花1番は源太森のミネザクラ。ようやく3輪ほど咲いていました。
雪のある所と木道の露出しているところが交互にあります。
八幡沼北側の木道は雪が全くありません。
つい、いつも見入ってしまう282番の冬の指導標。
柱が折れると誰かが番線でくくり、つっかえ棒などで補修を繰り返し、最初の設置から65年ほど経過してもまだ現役です。
御存じのとおり、これは秋田・岩手県でそれぞれ、登り口を1番、八幡平山頂300番でつないでいるもので、何人もの人達が吹雪の中、この標識に助けられたと聞いています。
雪の上を歩いて、木道を歩いての繰り返しですが、青空のもと足を延ばしてみようかなと思っているかもしれません。
八幡沼の水面は、空の青さが映し出されたかのような、こんな青。
こんな色!
雪解けがどんどん進み、八幡沼の水面はほとんどが出ています。
八幡沼・ガマ沼展望台の付近は雪がありません。
ガマ沼は風で水面が動いていますが、バックのオオシラビソが映し出されていました。
八幡平山頂の展望台からはオオシラビソ越しに周りの山々が見えていました。
メガネ沼を見ながら戻るコース上はそのほとんどが雪で歩道が覆われていました。
このメガネ沼(右目?)は隣の鏡沼と水の色が違っていましたが、雪解けが進んでも緑っぽい色はそのままです。
今シーズンたくさんの人が訪れた鏡沼。
昨日は雨、今日の青空は想像できませんでした。
雪解けはどんどん進み、八幡平山頂周辺の登山道は4割ほど見えています。
もちろん、雪が解けたところには、花々がその準備の真っ盛り。
日々変わりゆく八幡平の姿をお楽しみください。
あべ
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