八幡平の自然 ~アスピーテ日誌~

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4月10日「アスピーテライン・雪の回廊ウォーキング」下見に行ってきました。

2018-04-11 14:10:51 | イベント

4月15日に開通する「八幡平アスピーテライン」は雪の回廊になります。開通前日の14日、一足早い八幡平の春を楽しんでみたいと思います。

アスピーテラインは開通に向けて毎日除雪をしているそうで、「田代沼」付近でも、ロータリー除雪車が轟音と共に新雪を吹き飛ばしていました。

雪の回廊からは青空しか見えません。

ロータリー除雪車の通過後、バックホ―がオーバーハング状に着いた雪のでっぱりを削っていました。

開通に向けての仕上げ作業です。

雪の壁が次第に低くなったころ、最高の眺望を期待できそうな「大深沢展望台」に到着です。

「鳥海山」は見えませんが、「岩手山」「秋田駒ケ岳」「畚岳」「秋田焼山」「森吉山」そして、大深沢を取り囲む蒼い山々が勢ぞろいしていました。

霧氷をまとったオオシラビソの向こうに岩手山が見えています。

雪の壁越しの山々を眺めながら、しだいに「見返り峠」が近付いてきます。

昨日か、その前の出来事だったのでしょう。オオシラビソが立派な霧氷をまとっています。

昨日は濃霧で予定の下見を中止、予報では明日からまた天気が崩れるとか。

今日の青空を当日に取っておきたいと思うのですが・・・

今日は勿体ないくらいの快晴です。

「見返峠駐車場」の除雪のため、重機が集結していました。

オペレーターの方が、昨日の濃霧は苦労したと笑っていました。そんな方たちの面白い話を聞きたいものだと思います。

雪の中から掘り出されたような「パークサービスセンター」です。

アスピーテラインから今度は登山道を進みます。

振り返ると「畚岳」、レストハウスとパークサービスセンターが見えています。

樹氷原ともいえる景色のバックに「岩手山」が、バ~ンと。

改めて思うなだらか過ぎる八幡平の大雪原。天気と気温しだいで景色は白になったり、緑になったり。

「八幡沼」のシルエットがわかります。

山頂付近にはルートを示す竹竿が2列並んでいました。

右側の傾いたものは秋田側の山岳会の皆さんが、1月に取り付けた樹氷シーズン用のもの。左側のものは今日、岩手側の公園管理員の皆さんが取り付けた、夏道を示すものです。

役目を終えようとしている竹竿と、これから、雪融けまで活躍する竹竿です。

いつまでも景色を眺めていたいほど。

桜の便りが聞かれる時期、「八幡平」の春景色の一枚です。

当日の晴天を願うばかりです。

   あべ

動画もご覧ください。

 


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