
八幡平アスピーテラインの開通を翌日に控え、一足先に雪の回廊を満喫してきました。
気温4℃、無風、曇り空の下、まずは開会式を終え、バスに乗り込みウォーキングのスタート地点、田代沼を目指します。
特別に蒸ノ湯ゲートを開けてもらい、田代沼に到着。
出発に備えて準備運動です。
いよいよスタート。
左右にそびえ立つ、真っ白な雪の壁の間を進みます。
良いよね~。
貸し切りだし、車も来ないし、静かだし。
良いよね~。
高い所では6m程ある雪の回廊、綺麗な雪の壁の前で、おねいさん方お二人が記念撮影。
う~ん、いいねぇ~。いいよぉ~。
穏やかなお天気と綺麗な雪の回廊にテンションも上がり、皆さんの足取りも軽やかです。
途中、振り返ると、回廊の向こうに森吉山の姿がくっきりと見えていました。
大深沢展望台付近からは美しく裾野を広げる鳥海山の姿が。
更には、遠く月山の姿を確認することができました。
こちらは、畚岳と岩手山。
くっきりとした、白と黒のコントラストを見せてくれてました。
もうすぐパークサービスセンターです。
大きくそびえる岩手山をバックに記念撮影。
皆さん、良い笑顔です。
記念撮影を終えパークサービスセンターに向け歩き始めると、皆さん、私にカメラを向けているではないですか!
いや、なして?やめれ、恥ずかしい・・・
って、私の後ろに見える岩手山を撮っていたのねー!
そりゃ、そうだ・・・
パークサービスセンターまで、あと、ちょっと。
到着。
景色を楽しみながら、しばし休憩です。
休憩後、パークサービスセンターからはスノーシューを装着して、八幡沼にある陵雲荘を目指します。
数日前に出来た樹氷が、前日の風でパラパラと落ちた様子がわかります。
おおっ!
うちの所長が、なんか解説してる。ストックでなんか指してる。
何?何?
「岩手山の左側に早池峰山が見え始めた。」と言ってたようです。
陵雲荘が見えました。
雲の間際に見えるのは八甲田連峰。
秋田、岩手、山形、青森の東北4県の有名どころを見る事が出来ましたよ。
八幡沼を横断して陵雲荘に向かいます。
ここは本当に沼の上?雪しかないから判んないよー。
ってことでGPSさん登場!「ここにいるよ」と優しく答えてくれました。
沼の上にいました。
陵雲荘到着。お昼ご飯にしましょう。
まず、鐘鳴らしてっと。
お昼ご飯を食べたら、再びスノーシューを装着し、八幡平山頂を経由してパークサービスセンターに戻ります。
八幡沼を振り返ると、オオシラビソが縁取るようにして沼の位置を教えてくれます。
こちらはガマ沼。雪解けが進んでいる様子がわかります。
あれさ落ちれば、しゃっこいべなあ・・・
八幡平山頂の標識が見えてきました。
もうちょっと、がんばれ、俺ー。
山頂到着ー!
高さ3m程ある山頂の標柱が、頭をちょこっとだけ覗かせていました。
なんぼ、雪あるのやー!
いや、だから3mだって・・・
周囲のオオシラビソの花芽はまだまだ硬い様子。
ぎゅっって、力を入れて身体をすぼめているみたい。
厳しい冬を乗り越えてきたオオシラビソたちも春を待ちわびているようですね。
八幡平の春は、まだ遠いのかな・・・
メガネ沼。
中央のオオシラビソを挟んで、あっち側とこっち側に沼があります。
雪で見えないけどねー。
鏡沼に下りてみました。
皆で輪になって、ドラゴンアイになってみよう。
本物のドラゴンアイが見られるようになるのが、今から楽しみですね。
オオシラビソの間を抜けてアスピーテラインに戻る皆さん・・・
邪魔すんなあーーーーーーーーーーっ!!
なして、わざと、そういうことするかなあ(笑)
今度こそ、オオシラビソの間を抜けてアスピーテラインに戻る皆さん。
アスピーテラインに出ました。
う~、たかいよ~、こわいよ~、落ちるなよ~
ここからは、道路に沿って雪の壁の上をパークサービスセンターに向けて歩きます。
ゴールまで、あと少し。
お疲れ様でした。
このあとは、後生掛温泉さんの、あったか~いお風呂がまっていますよー。
当日は、お天気が心配でしたが春の嵐の前の静けさで、比較的暖かく風もなくて、参加者の皆さんも快適に歩けたのではないでしょうか。
青空が見れなかったのが、ちょっと残念だったんですけどね。
おかげで、遠くの山並みまで見られたりと、白と黒の、この時期ならではの景色も堪能できました。
アスピーテラインは4月15日に開通しましたが、天候により通行止めになる場合もあります。
道路情報をご確認の上、雪の回廊をご覧にいらして下さい。
くどう
動画も是非ご覧ください。
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