4月18日(晴れ)早春スノーシュー「ヒミツの巨木と沼めぐり」の下見に行ってきました。
ビジターセンターから泥火山を抜けて行きます。
雪面にいきなり開けた空間。
水面に空が映って、石に着いたコケがきれい。数カ所から水の湧いているように見えます。
赤川のヒューム管橋は随分下です。ハシゴがなければちょっと厳しい高さです。
おっ!チョロチョロ動くヤツが・・・
ヒメネズミが木に登っていました。私たちの存在に気がついているのでしょうが、逃げもせず、写真を撮らせてくれました。
春のような日差しの中、赤川の水の音も春を感じさせてくれます。
何を見ても楽しい!
いつか見つけた「キタゴヨウ」の巨木。幹のような太い枝が一杯伸びていて、とっても個性的な姿の木です。
そして・・・
この木は株立の「ミズナラ」、幹回りは10mを越しそうなヤツ。
雪が溶けたら、一株から6本の幹が立ち上がってる株立と確認できました。
春の日差しの中を今度は「シナノキ」の巨木を目指しています。
どの巨木も登山道から外れているため、雪の時期限定なのですが、
この木が、環境省の巨木のデータベースに登録している、幹回り10mオーバーの「シナノキ」の巨木です。
データ上は二番目に太い巨木のようです。
「菰ノ森」西側にある「ツボ沼」到着です。
周りからの雪融け水が沼の縁取りをしてくれています。
何気なく見上げた木ですが、歩いているように感じました。ただし、満身創痍という状態のよう・・・
長沼で昼食をとり、午後の部の歩き出しは長沼の横断からはじまります。
長沼の沼尻から「菰ノ森」北側の「名無しの沼」から「よんご沼」を目指します。
「よんご五尺」に到着。「よんご(四合)沼」よりも少し上にあるので、私たちがそう呼んでいます。
変わった形、シブイ水の青。水の下に氷が見えています。
この形は何と例えましょう?
こちらは「よんご(四合)沼」。雪面はまだしっかりしていて、水面がぽっかり口を開けたところを見ると、雪と氷の層はかなり厚そうです。
吹雪だったら辛いけど、春の日差しの中でどこでも歩けるこの季節は楽しいです。
春の息吹と、この森の生き物たちの命を感じながら、歩く楽しみは今だけのもの、
スノーシューを履いて、出かけてみませんか。
あべ
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