八幡平の自然 ~アスピーテ日誌~

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【ロング】早春スノーシュー「ヒミツの巨木と沼めぐり」下見に行ってきました。

2018-04-20 08:56:49 | 大谷地・長沼

4月18日(晴れ)早春スノーシュー「ヒミツの巨木と沼めぐり」の下見に行ってきました。

ビジターセンターから泥火山を抜けて行きます。

雪面にいきなり開けた空間。

水面に空が映って、石に着いたコケがきれい。数カ所から水の湧いているように見えます。

赤川のヒューム管橋は随分下です。ハシゴがなければちょっと厳しい高さです。

おっ!チョロチョロ動くヤツが・・・

ヒメネズミが木に登っていました。私たちの存在に気がついているのでしょうが、逃げもせず、写真を撮らせてくれました。

春のような日差しの中、赤川の水の音も春を感じさせてくれます。

何を見ても楽しい!

  

いつか見つけた「キタゴヨウ」の巨木。幹のような太い枝が一杯伸びていて、とっても個性的な姿の木です。

そして・・・

この木は株立の「ミズナラ」、幹回りは10mを越しそうなヤツ。

雪が溶けたら、一株から6本の幹が立ち上がってる株立と確認できました。

春の日差しの中を今度は「シナノキ」の巨木を目指しています。

どの巨木も登山道から外れているため、雪の時期限定なのですが、

この木が、環境省の巨木のデータベースに登録している、幹回り10mオーバーの「シナノキ」の巨木です。

データ上は二番目に太い巨木のようです。

「菰ノ森」西側にある「ツボ沼」到着です。

周りからの雪融け水が沼の縁取りをしてくれています。

何気なく見上げた木ですが、歩いているように感じました。ただし、満身創痍という状態のよう・・・

長沼で昼食をとり、午後の部の歩き出しは長沼の横断からはじまります。

長沼の沼尻から「菰ノ森」北側の「名無しの沼」から「よんご沼」を目指します。

「よんご五尺」に到着。「よんご(四合)沼」よりも少し上にあるので、私たちがそう呼んでいます。

変わった形、シブイ水の青。水の下に氷が見えています。

この形は何と例えましょう?

こちらは「よんご(四合)沼」。雪面はまだしっかりしていて、水面がぽっかり口を開けたところを見ると、雪と氷の層はかなり厚そうです。

吹雪だったら辛いけど、春の日差しの中でどこでも歩けるこの季節は楽しいです。

春の息吹と、この森の生き物たちの命を感じながら、歩く楽しみは今だけのもの、

スノーシューを履いて、出かけてみませんか。

   あべ

 


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