~晴寿々月~

日本舞踊、着物、歌舞伎、気になることを徒然に…
奈良の芸妓さんに地唄舞を習ってます♪

南座で玉三郎の地唄三題(2014/06/19)

2014年07月22日 18時51分56秒 | 日舞関連(お稽古以外)
少し前の話になりますが、6月19日の木曜日に南座に行ってきました。

坂東玉三郎特別舞踊公演
地唄三題


鉤簾の戸

黒髪

鐘ヶ岬



地唄三題のうち、鉤簾の戸と、黒髪は舞ったことがあるので、どんな違いがあるかな?ってわくわくしますね。

体調と相談だったので、ギリギリまで行けるかどうかが不明で直前になってからのチケット取り。
普段なら花道になっている所の席でした。
ちょっと役者さんの目線を疑似体験できたかも(というには、位置が下過ぎますけど(笑))

両隣も一人で来られているお客様だったので、幕間でおしゃべりできました。
こういうのも嬉しいですよねー。


それでは感想を…。
全体を観て思ったこと。「地唄ではあるけど、地唄舞ではないんだな」ってことですね。
良くも悪くも”玉三郎の世界”でした。
”地唄舞”を期待して行った私には、肩透かしされた気分に…(苦笑)


鉤簾の戸
夏の曲ですね。
基本的には、ポーズとポーズの間に動きがある。という構成でした。
立て兵庫に返し襟。団扇を使って、色っぽい動き、ポーズでした。
お衣裳も割と軽めですし、動きやすいですものね。


黒髪
私的には冬の曲。
豪華な花魁姿で登場されました。
この曲は有名なので、どう解釈されるのかなー?って思ってたのですが
ポーズ・ポーズ・ポーズ という感じ。
ちょっと残念でした。
衣装がフル仕様で動きにくいのも分かりますし、3曲も演じるとなると大変だと思いますけど
”舞”部分がなかった(ように見えた)ので、がっかりしました


鐘ヶ岬
所謂、道成寺物ですね。
清姫なので、歌舞伎でもよく踊ってらっしゃいますし、一番”舞踊”という感じでした。
私的には地唄舞ではないけど、楽しんで観れました



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