おどるなつこ 「あしおとがきこえる?」

タップダンサー・振付家おどるなつこの日常から浮かびあがることばを束縛せず書きとめています。2005年開設。

6月の厄落とし

2020-06-17 | あしもとからの思索
私は7月生まれであるが、6月という月は、大きなチャンスをもらうとともに、相反するようになかなかの叱咤激励をくらう月である。

2017年の6月には、初めて助成金に採択されて、うわーっと武者震いしていたところ、隣の家の基礎工事で地盤が緩み借家に水が出て、その間の雨の夜、脇道から鼻を覗かせたタクシーに跳ねられ、ボンネットに乗り上げ道に落ちた、、、無意識の受け身で九死に一生を得た。これらが7日以内に起きた。左臀部打撲のみで済んだが秋まで筋肉に違和感が残り、誠意ない人の親切そうな態度との交渉は心疲れる経験だった。でも、今の社会っておおむねこんな仕組みなんだなと覚悟できた。

2018年2019年は家族を含めた体調的な問題がおきたが、ナチュラルケアで乗り切っていた。
今年はまた、なんとなく大きく変化しそうな年なので心持ち用心。予め痛みを引き受けるつもりでいればいいのだ、きっと。そんなことを思っていた矢先。

昨日は細かな用事を済ませるため、珍しく外出したのだが、出がけにアイロンをしまうときに右手首に火傷をした。ユキノシタの葉っぱで応急処置をして出かけたが、道中川沿いの道で乗っていた自転車の前輪がいきなりバースト、転びはしなかったが、ハンドルが制御できなくて左手の中指をフェンスに強打した。骨折には至っていないことを確認し、すぐに圧迫して内出血を止血したのでそんなに腫れなかったが、まるで喧嘩した人の手みたいに紫色に。

その状態で用事を済ませ、自転車屋を3軒まわってやっと修理も完了した。夏日のなかテクテク自転車を押して歩いているうちに小さなお知らせと理解した。
(かみさまー、はい、気をつけてちゃんとやりますー!)
もうひとつ、身体に念押ししておいた。
6月の厄落とし、今年はこれで終えられるだろう。

つつがなく新たな一年を迎えます!




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