おどるなつこ 「あしおとがきこえる?」

タップダンサー・振付家おどるなつこの日常から浮かびあがることばを束縛せず書きとめています。2005年開設。

おどるなつこ散文誌

こちらはブログです。スケジュール等は公式サイトご覧下さい→おどるなつこwebsite

あしもとから始まる♪ 6/16あしおとの輪

2019-06-15 | あしもとからの思索
今日の雨、重たい雨音に誘われるように身体の緊張が解けて、ひと休み。

昨日は施設タップセッション2件はしご。
初めて参加される方もいらしたのだが、あまりそこに緊張感は生まれない。きっと20余名の“今日はこれをやりたい!”がうずうずと満ちているからだろう!
あまりカリキュラムも決めていない。私は皆の顔を見ながら進めていく。新しい参加者も、我が意を得たり!とあしおとの輪を理解してくれる。これはどういうことなんだろう。前置き的説明は、まるでいらない。

とても盛り上がり終了。おどるなつこサイトを整理しながら移動。2019上半期まとめました!

次のセッションでは、ふとしたあそびが基礎につながった。そう、基礎って、どのジャンルでも、とてもシンプルなことなんだ。やってみるとパッとわかることで、説明はいらない。新しいことを始める時、知的障害があるといわれる人たちは理解力が鋭いと感じる。
セッションの後、参加者インタビューなどの取材があり、しりとりをしながら待つ。しりとり、普段お話しない人からも意外な言葉が出ておもしろい。
旅公演に参加してくれるメッセンジャーも決まってきた。少しづつ、みんなとの「あしおとの輪」が巷に広がっていく。

明日はこちら。本郷台付近のみなさま、あそびにきてくださいね!

「あしおとの輪」タップのリズムでインクルージョンなあそび場!
6/16(日)10:15〜11:45 あーすぷらざ 創作ルーム
子供無料 大人500円 おとたびレンタル付き 申し込み不要
福祉施設のタップメンバーがあしおとのあそび方をご案内!


枇杷症候群

2019-06-13 | あしもとからの思索
あたりの枇杷がたわわに実っている。
けれど路上にボトボトおちている。
私は野生の枇杷を見つけたらかならず収穫する。だってこんなにバランスの良い果物は他にない!スーパーの枇杷はシュパッとしたところが消えてしまっているのだ。タネも葉っぱもよく頂いているが、この季節は、枇杷を見かけるたびに木に上りたくなってしまう!どうどうっ!

ひとつの現場が終わると内省に入る。出会った人々の表情、感じあった小さなポイント。つうじあえなかった感じのざらざら。枇杷を食べながら、目の前の人の言動はいつでも鏡なんだな、と理解する。



「なつこさんの周りにはすごい人が揃っているね」と言ってくれた方がいて、「たぶん誰の周りにもすごい人が揃っているんだよ」と私は応えた。目の前の人を、信じることからそれははじまる。
心閃いたいくつもの出会いに、知古の進化。特に若い世代の道が拓けた報告はうれしい!自らの感覚にすなおに歩む人の道はひらかれるね!

まだまだ若輩者ながら、いつ命が終わってもよいとも思う。
しかし実際のところ、12月まではちゃんと生きておどっていく約束を頂いている。ありがとうございます!

まちがっても、枇杷の木から落ちたり、うっかり豆腐の角にアタマをぶっつけたりは、しません!

念願のシャベル

2019-06-11 | あしもとからの思索
念願のシャベルを買った。
入所施設タップセッションの帰り道、鎌倉養護学校のある街道沿いに、掘建小屋のような建築道具店がある。掘建小屋の後ろ側には中身の見えるコンテナが積まれている。
いぶかしく近づくと「一般の方もご利用できます」と書いてある。
私はこの半年、目の端に入れていたのだが、近寄ったのは初めてだ。入り口には竹箒が見えてハードル低いようだが、アプローチの砂利斜面や並ぶ足場がプロ仕様なんだ。

この1年半、度重なる引越しでシャベルや枝切り鋏を失った。意外なことに、暮らしの相棒とはこういうものだったりするのだ。なくなって初めてわかる。
量販店にはチャチなシャベルしか置いてない..硬い土でぐにゃっとなっちゃう軟弱もの。私の憧れの、軸と持ち手が木でシャキッと土を切るシャベルが、ここにはあるかもしれない!

店に入ると一列はコテ、一列は鋸の替刃、一列はかけや。各品目、品揃えがめっちゃ豊富である!私はワクワクと列を回って入り口に戻り、シャベルはありませんか、と訊いた。シャベルは足場を伝って行った先の別棟にあり、やはり一列二段構えでシャベルがぶら下がっていた。

というわけで念願のシャベルを買いました。



これは「タップで文学Ⅱ あいこうる〜嵐が丘〜」のあるシーン。
この一瞬前に、鉄のシャベルの音が響き渡る。森で撮影する時に、もちろん愛用のシャベルを抱えて山を上ったのだ。

お時間のある時に、シャベルの音、聴いてみてください!8分ぐらいのところ。
枯葉の下、思いの外木々の根が張っていて、深く掘れてはいないシャベルの音です。


「タップで文学Ⅱ あいこうる〜嵐が丘〜」
「タップで文学Ⅱ 嵐が丘 / E・ブロンテ」”Withering Heights/E・Bronte”
映像監督出演編集:おどるなつこ Performed & Directed by Odoru Natsuko Ito
ピアノ:イーガル Piano : Ygal
撮影:稲垣晴夏 Camera : Haruka Inagaki

BankART AIR 2019感謝!

2019-06-10 | あしもとからの思索
本日BankART Stationバラしを終えました。
荷物引取りなど撤収にはあと数手配ありますが、場は解体。
4/1より開発真っ盛りの新高島駅、新たなアートスペースの幕開けに関わらせていただいた日々が終わります。



おどるSANPOさんの即興にまぜていただいたり。



布仕事について語りあい、大らかに四つ足タップを踊ったり。
身体の美しさについてじっくりあじわったり、大人こそ自分の糞を攪拌しよう!と気炎をあげたり。



たくさん話をして、いろいろな価値観の提案をみて、さまざまな気づきがありました。味わい尽くそう!

この身体で生きているこの二ヶ月をご一緒したみなさま。
ほんとうにありがとうございました!
また、お会いしましょう!




気づく

2019-06-07 | あしもとからの思索
だれもが傷をもっている。
傷を修復しようとしてやってきた細胞が変異してしまったものががんであると、BankART入居アーティストが話していた。悪いものと疎んでいたことを申し訳なく思うと。

なんだかお腹が痛いとき、そこに手を当てて深呼吸しているうちに痛みは消える。何らかの傷に気づくこと。
癒えるのに何年もかかる傷もあり、何年も溜めてきた小さなものが深い傷になることもある。

まっすぐに自分を感じることは難しい。
客体という考え方では身体を自身ではなくお客様として感じてみる。小さなことをないがしろにせず、気づくこと。それができてやっと他者に出会えるのだろう。それまでは自分の妄想の中の相手としか、出会えていないのかもしれない。

“私”と出会う方法のひとつにアートがある。
内在している、まだ表にあらわれていないことがカタチになる。自ら方法を編み出す人もいるし、誰かのみつけた方法で歩みを深めてもいい。理解できていなかった小さななにかに気づき、気づくと次の段階にいける。

私にとっては、稽古は上手くなるためのものではなく、そんな自らを感じるための習慣。そこに、さまざまなヒントがある。




おどるなつこ Tap Class

身体を整え心地よい音を出す基礎を身につけます。 あしおとを聞きあい各々の表現へとつなげましょう!
◎町田class
 開催日:第2.4土曜日/14:05~15:25
 スタジオ: la caseta/小田急町田北口徒歩7分
◎大船class
 開催日:変則日程 日祝/18:30~20:00 火/19:40~21:10] 
 会場:NPOセンター大船B1/JR大船駅徒歩4分
【受講料】
 ● ビジター:3,500円/1回
 ● メンバー:2,700円/1回 
       5,000円/土曜2月謝 10,000円/大船4月謝
【メンバー登録料】5,400円/永久有効
*振付・個人レッスン・滞在型WS承ります。お気軽にお問合せください。見学は設けていないので、ご連絡の上ビジターとしてご参加下さい。 http://odorunatsuko.net/mailform.html
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福祉施設のタップセッションがオープンクラスになりました。障害の有無にかかわらずご参加いただけます!
◎あしおとでつながろう!プロジェクト  エヌ・クラップタップサークル
 開催日:第2.4金曜日16:15〜17:00開催
 参加費:1.000円/月
 初期費用:90センチ四方のコンパネ購入代金710円が必要
 会場:生活創造空間にし5階ホール/相鉄線西横浜ホームの真向かい
 参加連絡先:おどるなつこ 
 (各自の保険で網羅していただくことを承認の上ご参加ください)