大きな変化の2020年でしたね。
皆さんにとっても、いろいろなことがあったのではないでしょうか。
やっと話せる段階にきて、次世代にも伝えたいなと思うことです。
コロナにより活動できなくなる少し前から、私は2020年のどこかで骨切術という手術をしなければと考えていました。東京2020オリパラ開閉会式セレモニーにメッセンジャーたちと応募していたため、身体が空くのは秋以降になるだろう。最低でも3ヶ月踊れないとしたら、その間に何をしようか。戯曲の振付や、諸々の勉強など、時間のかかることをできるかな。手術の後のリハビリにどれくらいみたら良いだろうか、その分の資金をためておく必要があるな。
そんな最中にコロナで活動できなくなりました。
(...では今のうちに手術しちゃおうか!)と考えて入院先ドクターの診察まで終えていたところ、「病床を空けておくため不要不急な手術は受け付けない」という状況になり、まあ仕方ないと、家でリハビリをしていました。リハビリというのはとても理に適った筋トレなんですね〜。日々のタップの稽古方法もリハビリと重なるように気をつけていたところ、なんと脚の状態は快復して、当面手術は不要になりました!!!
ドクターが言うことには、おそらく炎症は踊るのが原因ではなく、実はアスファルト上の移動で悪化させている。コロナで歩かなくなったことで回復している人がけっこういる、とのことでした。
私たち、いつもタップ板という重い荷物を持ひきずって移動しています。特に私は大道芸ほかアスファルト上でもかなり踊ってきました。こういう小さな負担が積み重なると、怪我につながってしまうんだなあ。。。
若い時から、身体に無理なことってしないほうがいいよ。と若い人にこそ伝えたい。一生踊るためにタクシーに乗りましょう♪
そんな私の左膝の半月板はもはや半分ほど、擦り切れてなくなっているのですが、重心の工夫と筋肉の使い方を変えることで十分コントロールが可能になりました。むしろ音色のコントロールがより細やかになり、本番にも特に支障はありません♪
タップができなくなっちゃったけれど踊りたいよ〜という方がもしいらしたら、なんらかの方法をお伝えできると思います。
私に習ったことのある方ならご承知ですが、私は怪我をしないような身体の使い方に小うるさいです。それは自分がこの脚の状態をコントロールしながら踊ってきたからでもあるし、やはり無理しないでできる方法が、然るべき理りとして、最大限の美しさを引き出します。そしてそれはたいていシンプルで、小さく小さく積み上げていけば、誰にでもトライできるような方法です。
幼少期に論理的ではないバレエのおけいこを重ねていたので、私は19才から全基礎をやり直し、その際にO脚をある程度補正する方法も教わり、筋肉のトレーニングで身体がコントロールできることを真に学ぶことができました。
それでも斜めになっている脛と大腿骨に挟まれた半月板には負荷がかかりやすく、バレエを離れてタップに活動の主軸を移して10年後には膝が深く曲げられなくなってしまいました。
やはり全身の筋肉をコントロールする必要があるなぁと、この時から週1〜2回のバレエトレーニングを再開し、タップだけなら不要かもしれない筋肉をも育てることにします。
バレエの基礎は歴史の中でどうすれば踊れるかの方法論が確立しています。また、そのとき偶然受けた故高木俊徳先生のオープンレッスンは、プロのバレリーナも身体調整目的の人も平等に受けられるようなクラスで、しかもピアノ生伴奏レッスンでした。それもピアニスト・作曲家としてご活躍の面々の演奏だったので、ピアノを聴きにいくのが半分(笑)!なぜなら15年ぶりのバレエのレッスンなんて、拷問でしかないのですよww。
と、まあ、話は割愛しますが、この稽古を高木先生が亡くなるまで自分に課していたおかげで、ハードな現場をこなすだけの身体の強靭さと、私なりのタップ表現、伝達方が育まれたと思うのです。2013~2017年ぐらいの間にこの表現方法で作った作品ではかなりいろいろチャレンジしてきました。
コロナのこの1年は、期せずして、これまでとはまた違う身体の運用を試みる良い機会となりました。狭い部屋の中、できるだけミニマムな動きで、細やかな表現をしたい。私にはちょうど良い環境設定となったともいえますが、こうして踊り続けてこられたことに感謝しています!!
ということで、2021年も踊ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!!!!!
幕開けはHello Chigasaki ASMRさんとのコラボレーション映像をお届けします!
2021年1月1日0時プレミア公開です♪
Tap dance ASMR ♪"Ninja-act3" Add Elements #3 ひとり合奏タップ!directed by Hello Chigasaki ASMR
年始にサイトのリニューアルを行なう予定のため、サイトやメールアドレスが一時的に使用できなくなる予定ですが、お急ぎのことはSNSなどでご連絡ください。
2021年も、素敵な毎日にしていきましょう♪
皆さんにとっても、いろいろなことがあったのではないでしょうか。
やっと話せる段階にきて、次世代にも伝えたいなと思うことです。
コロナにより活動できなくなる少し前から、私は2020年のどこかで骨切術という手術をしなければと考えていました。東京2020オリパラ開閉会式セレモニーにメッセンジャーたちと応募していたため、身体が空くのは秋以降になるだろう。最低でも3ヶ月踊れないとしたら、その間に何をしようか。戯曲の振付や、諸々の勉強など、時間のかかることをできるかな。手術の後のリハビリにどれくらいみたら良いだろうか、その分の資金をためておく必要があるな。
そんな最中にコロナで活動できなくなりました。
(...では今のうちに手術しちゃおうか!)と考えて入院先ドクターの診察まで終えていたところ、「病床を空けておくため不要不急な手術は受け付けない」という状況になり、まあ仕方ないと、家でリハビリをしていました。リハビリというのはとても理に適った筋トレなんですね〜。日々のタップの稽古方法もリハビリと重なるように気をつけていたところ、なんと脚の状態は快復して、当面手術は不要になりました!!!
ドクターが言うことには、おそらく炎症は踊るのが原因ではなく、実はアスファルト上の移動で悪化させている。コロナで歩かなくなったことで回復している人がけっこういる、とのことでした。
私たち、いつもタップ板という重い荷物を持ひきずって移動しています。特に私は大道芸ほかアスファルト上でもかなり踊ってきました。こういう小さな負担が積み重なると、怪我につながってしまうんだなあ。。。
若い時から、身体に無理なことってしないほうがいいよ。と若い人にこそ伝えたい。一生踊るためにタクシーに乗りましょう♪
そんな私の左膝の半月板はもはや半分ほど、擦り切れてなくなっているのですが、重心の工夫と筋肉の使い方を変えることで十分コントロールが可能になりました。むしろ音色のコントロールがより細やかになり、本番にも特に支障はありません♪
タップができなくなっちゃったけれど踊りたいよ〜という方がもしいらしたら、なんらかの方法をお伝えできると思います。
私に習ったことのある方ならご承知ですが、私は怪我をしないような身体の使い方に小うるさいです。それは自分がこの脚の状態をコントロールしながら踊ってきたからでもあるし、やはり無理しないでできる方法が、然るべき理りとして、最大限の美しさを引き出します。そしてそれはたいていシンプルで、小さく小さく積み上げていけば、誰にでもトライできるような方法です。
幼少期に論理的ではないバレエのおけいこを重ねていたので、私は19才から全基礎をやり直し、その際にO脚をある程度補正する方法も教わり、筋肉のトレーニングで身体がコントロールできることを真に学ぶことができました。
それでも斜めになっている脛と大腿骨に挟まれた半月板には負荷がかかりやすく、バレエを離れてタップに活動の主軸を移して10年後には膝が深く曲げられなくなってしまいました。
やはり全身の筋肉をコントロールする必要があるなぁと、この時から週1〜2回のバレエトレーニングを再開し、タップだけなら不要かもしれない筋肉をも育てることにします。
バレエの基礎は歴史の中でどうすれば踊れるかの方法論が確立しています。また、そのとき偶然受けた故高木俊徳先生のオープンレッスンは、プロのバレリーナも身体調整目的の人も平等に受けられるようなクラスで、しかもピアノ生伴奏レッスンでした。それもピアニスト・作曲家としてご活躍の面々の演奏だったので、ピアノを聴きにいくのが半分(笑)!なぜなら15年ぶりのバレエのレッスンなんて、拷問でしかないのですよww。
と、まあ、話は割愛しますが、この稽古を高木先生が亡くなるまで自分に課していたおかげで、ハードな現場をこなすだけの身体の強靭さと、私なりのタップ表現、伝達方が育まれたと思うのです。2013~2017年ぐらいの間にこの表現方法で作った作品ではかなりいろいろチャレンジしてきました。
コロナのこの1年は、期せずして、これまでとはまた違う身体の運用を試みる良い機会となりました。狭い部屋の中、できるだけミニマムな動きで、細やかな表現をしたい。私にはちょうど良い環境設定となったともいえますが、こうして踊り続けてこられたことに感謝しています!!
ということで、2021年も踊ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!!!!!
幕開けはHello Chigasaki ASMRさんとのコラボレーション映像をお届けします!
2021年1月1日0時プレミア公開です♪
Tap dance ASMR ♪"Ninja-act3" Add Elements #3 ひとり合奏タップ!directed by Hello Chigasaki ASMR
年始にサイトのリニューアルを行なう予定のため、サイトやメールアドレスが一時的に使用できなくなる予定ですが、お急ぎのことはSNSなどでご連絡ください。
2021年も、素敵な毎日にしていきましょう♪