自然学校発 黒松内だより

9月13日 染物


 コンロを野外にセッティングして、染物
を学んでいます。今回使ったのは、紅紫蘇
を初めとした自然染料と、インディゴを
使った化学染料で、おのおの好きなものを
染めました。

 夕方からは織物にも挑戦です。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 今回使用したのは
○オニグルミとタマネギ(皮)を混ぜたもの

 渋い色です!

○セイタカアワダチソウ

 鮮やかな黄色が出ました。

○インディゴ(藍の化学染料)

 表面がテカテカ。紫~藍~緑と、色の様々な
 変化が見られました。

○クワの葉
 ニシンを煮ていた大きな鉄鍋で煮汁をとりました。
 褐色の良い色に染まりました。

○赤紫蘇
 紅紫の葉から褐色の液がとれたのですが、
色が上手く定着しませんでした。
なかなか奥が深いです。

今回野外で行ったのですが、
講師の桐山先生がお持ちいただいた寸胴を
使いました。
その風景は、結構圧巻です。

ラーメン屋?


染めたTシャツやらタオル、シーツを干します。
これがなんともいえず、きれいな光景です。

「藍は青より出でて、青より蒼し」
うなずけます。

夕方には、今回のもう一つのテーマ、
「織物」を行いました。
“カード織り”と呼ばれる手法で
何本もの毛糸を織っていきます。

8枚のカードをくるくる回転させながら、
32本の縦糸に横糸を編んでいきます。

この方法では、ベルトのような細長い
織物を作ることが出来ました。

織ること自体も楽しいのですが、
その場の空気が、なによりも楽しく
いられるものとなりました。
なにかに没頭できる時間はステキです。
                 (おーさか)
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