花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

インド映画は・・・

2013年11月28日 | きまま
我が家にインドより到着したCDやDVD

まもなく日本では、今年「ムトゥ 踊るマハラジャ」以来の大ヒットとなった『きっと、うまくいく』がDVD、Blu-ray発売されますが、
インド映画は、作品そのもののDVDやBlu-rayはもちろんでるようですが、公開前には,
YouTubeなどで、いろいろな場面を流し、見たくなるような要素を公開しています。

インターネットで、制作会社や音楽会社がんがん流す訳ですから、作品名や出演者で調べるとざっくざっく情報が出てきます。
すごいな・・って感心するんでするんですが、
ボリウッドあたりでは、映画公開前に音楽CDをだし、その後映画公開後2ヶ月ぐらいで映像DVD、Blu-rayがでるまでは日本も一緒。

それでそのあとなんですけど、インド映画といえばミュージカル場面?歌って踊るシーンがあったり、印象的な曲が流れて物語のいいとろ!ってところがかなりあって
これらをいろいろなパターンで寄せ集めて一つのDVDやBlu-rayにしてしまってるんです。

日本のインド料理店で踊っって歌うシーンの映像が流れてるのは、それらの一つってことなんですけど、
今回購入したのは、役者さんが出演した特定の映画会社に出演した名場面を集めたDVDが1つに
これから日本にくるかしらん?ってかんじの娯楽ヒーロー映画の音楽CD
それに踊りが良さそうっていうDVDを2本買いました。

4本購入して送料込みで、日本でDVD1本買うくらいの料金です(笑)
送料が、総額の半分ってかんじですから、あとはご想像に(笑)
さらに一番高いのが「krrish 3」の音楽CDです。まあ新作のCDってことだからでしょうか?
その次がシャー・ルク・カーン出演で寄せ集めの最新DVDです。(Blu-rayも発売されてますけどそれほど要しないわかで)
しかしシャー・ルク・カーンの「always king khan」は、ヤッシュ・ラージ・フィルムズに出演したものを
そのヤッシュ・ラージ・フィルムズが売ってるわけでそれでDVD1本できるんだからすごいもんです。

でも日本だっら歌舞伎でもできそう。名台詞集とか、役者の名場面

シャー・ルク・カーンについては、何度かかいていますが、
ボリウッド4の公式サイトからの引用での紹介。」
1965年11月2日ニューデリー生まれ。
“キング・カーン”または”キング・オブ・ボリウッド”と呼ばれるインド映画界最大のスター。
インド国営テレビの俳優としてデリーで活躍後ムンバイに移って映画界に。デビュー作は1992年の『Deewana(恋狂い)』。その後『ラジュー出世する』(92)で注目され、翌1993年『賭ける男』や『Darr(恐怖)』のアンチ・ヒーロー役で一挙にブレイク。人気スターの仲間入りを果たす。
1995年には『シャー・ルク・カーンのDDLJラブゲット大作戦』が大ヒット、トップ男優の地位を不動のものにする。この映画は今でもムンバイ市内の映画館での上映が続き、2013年1月11日で900週間連続上映を達成するという記録的ロングランとなっている。
(略)
日本での公開作・映画祭上映作が多数あることから日本にもファンが多いが、ここ数年ドイツでの人気が高く、ドイツにおけるボリウッド映画ブームの中心となっている。『闇の帝王DON ベルリン強奪作戦』で撮影許可取得が難しいベルリンでのロケが可能となったのも、シャー・ルク・カーン主演作だったからと言われている。

きっと、うまくいく [DVD]
アーミル・カーン,カリーナ・カプール,R・マーダヴァン,シャルマン・ジョーシー
Happinet(SB)(D)

恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム[DVD]
シャー・ルク・カーン,ディーピカー・パードゥコーン,アルジュン・ラームパール,シュレーヤス・タラプデー,キラン・ケール
マクザム

クリスマスツリー

2013年11月28日 | きまま
何十年ぶりでしょう?
我が家にクリスマスツリー。
昨年ホリデーシーズンまっただ中のニューヨークにいって
クリスマス飾り オーナメントが、街でいっぱい売られていたのに刺激され、
ミッキーやらチップとディールやらディズニーのオーナメントかちゃったけど飾るツリーがない!!

今年120センチサイズ買いました。
どのくらいが今の標準なんでしょうね。
レンタルするかたもいるようで、150~180ぐらいの大きなツリー飾るのでしょうか?
私の家にあったのは、70センチぐらいいえ50センチかな。TVの上に置くくらいのツリーが最大だったように思いますが。
(今ではTVの上に物など置けないでしょうけれど、当時はおけましたから)

最近は、世の中クリスマスのまえにカボチャのジャック・オ・ランタンかざってるのでしょいうか?
あれはどうもまじまない私ですが。

MYツリーディズニーのオーナメントしかまだありませんが徐々に飾ってみたいと思います(笑)

オペラ「フィデリオ」

2013年11月26日 | 芝居
日曜日24日
日生劇場にオペラ「フィデリオ」を見に息ました。
日生劇場開場50周年記念事業のメイン・イベントというオペラ「リア」と並んで講演された「フィデリオ」

日生劇場杮落しの際に、ベルリン・ドイツ・オペラ引っ越し公演によって上演されたのが、オペラ「フィデリオ」なんだそうです。
今回は
指揮 飯守 泰次郎
演出 三浦 安浩
でということでした。
「フィデリオ」は、ベートーヴェンが手掛けた唯一のオペラ作品ということを今回知りました。
そしてこの作品は、
日生のサイトに「音楽的にも素晴らしい作品ですが、娯楽的な意味合いが薄くなかなか人気上演演目というわけにはいかないようです。
しかし、「苦悩から勝利へ」というベートーヴェンが生涯追い求めたテーマが結実した傑作であり、だからこそ、日生劇場の杮落しにベルリン・ドイツ・オペラが選んだオペラとなったわけです。」っとあり、
見終わって、知ったのですが、1週間後の11月28日と30日に横浜音祭り2013クロージング企画として「フィデリオ」がコンサート形式て パーヴォ・ヤルヴィ指揮 ドイツ・ カンマーフィルハーモニー管弦楽団によって演奏されるとかって。
こけら落としやクロージング向きなのね。きっっとと思ったわけですが、
今回演奏は、よかったものの演出がいまいちのような。現代風にアレンジされていたものの、何かにおいて不必要だったのでは?っと思ってしまったのでした。

時は16世紀。舞台はスペインというのが、ベートーベンが選んだ舞台だったようですが、今回の舞台は21世紀ってところだったのでしょうか?
女性が男装して夫を閉じ込められた牢屋?から救い出す。という話ですが(これは短すぎな解説でしょうけれど)
男装した女性が再び女性にもどるのに、なんで服脱ぐの?ってどうせなら話の前後はあわないかもですが、1度舞台からはけたときにドレスやワンピースになればいいじゃない?
ってくらいに、なんでそうするかなあ?って思ったり、
救われた男性が、胸当てをあてるけどこれは騎士の防具である 胸当てなのかもですが、20世紀それはないよ。最初三角巾??って
ほかにもせっかくの作品なにか演出がうまく出演者とあっていないような、演奏者ともかな・・・っと

思っていたらオペラでブーイング??
奇妙な声が最後にあがっていました。

この日皇太子が見に来てましたけどねえ。

帰りに日生のこけら落とし公演時の「フィデリオ」の写真が掲載されていたパンフが展示されていましたが、このままでもよかったんじゃない?って思わず。

古典を新しいイメージで作り上げるという熱意はわかりますが、それがいい方ではなく、あえてしなくてよかったんじゃないの?リメイクの失敗じゃないの?
ってビギナーながら首を傾げてしまいました。

歌舞伎座 吉例顔見世大歌舞伎

2013年11月25日 | 歌舞伎
本日千穐楽。
夜の部に行ってきました。3階席。
今月は、なんともリラックス。歌舞伎見てるなって自分に満足してしまってるのだけれど、
今日は3階や1階席で外国からのお客さんでしょういか?
それとも日本にいる外国の方でしょうか?
日本人じゃないってお客さんを多く見かけました。
以前だと観光客のl団体で途中でかえってしまうという方が多かったですが、今日は最後までいたような。

「忠臣蔵」って日本なんでしょうか?
バレエでもフランス人の故モーリス・ベジャール氏が「仮名手本忠臣蔵」を基に創作したバレエ「ザ・カブキ」がありますよね。
日本人ならではなんでしょうか?

大星由良之助が、主役?でも五段目や六段目は早野勘平が主役だよね。っと
吉右衛門も菊五郎もたっぷりな芝居。大きいなあと。
今月は、福助が途中で休演。今日、芝雀の遊女おかるをみました。
今月はじめにみたおかるとずいぶんと違う古風な印象。
嫌いじゃないし好きなおかるだったのですが、兄の平右衛門の梅玉コンビ。
なにかまったるく思えてしまったのは、福助のインパクトが強かったのか?
それともこのコンビだとまったりさが出過ぎるのかちょいっと重たくなっているようにかんじていました。

とかなんとかいっても見たかったのが斧定九郎の松緑だったりして。
また小林平八郎の錦之助もで、殺されるほうが見たいとは(笑)

ちなみに昼の部は、なんであの道行が切りにくるのかなあ?ってくらいに、
今月は吉右衛門の表門城明渡し大星由良之助のラストがじ~んと胸にきて仁左衛門で見てみたかった気もしましたが、
またの楽しみにのこして、
23日昼をみてこの表門城明渡しで歌舞伎座をでてしまった私です。

来月はどうなるのでしょう?
チケットの売れ方は、11月以上に売れてるようで、花形?いえいえ幸四郎や玉三郎人気?
さだかではありませんが、ちがった 仮名手本忠臣蔵になっているのかも

最後に千穐楽のハプニング。山崎街道はじまって、浅葱幕が落ちず。慌てただろうなあ。大道具さん??

やってきた!!こんな詐欺メール

2013年11月25日 | きまま
『三菱東京UFJ銀行』なんて書いて届いたメール
私この銀行使ってないのにあやしい!!って

『三菱東京UFJ銀行』のサイトに行くと注意書きがあった!!
「インターネットバンキングのパスワード等を騙し取る不審な電子メールにご注意ください。(平成25年11月18日更新)」

って!!

届いたアドレスやURLは、半角でなく全角にいくつか変更しましたが、
届いたメールはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


重要フラグ 三菱東京UFJ銀行ーー安全確認
送信者
【三菱東京UFJ銀行】 <f0925017159f@yahoo.com.tw>
宛先
harumi741@hotmail.co.jp 
日時
2013年11月23日 08:16:38 [ ヘッダー表示 ]

こんにちは!

これは三菱東京UFJ銀行によって行っているユーザ番号の調査です。
あなたのユーザ番号は使用停止になっているかどうかをチェックしています。
あなたのユーザ番号は合法的であることが保障できるために、下記のリンクをクリックしてください。
https://entry11.bk.mufg.jp/ibg/dfw/APLIN/loginib/login?_TRANID=AA000_001
あなたのユーザ番号の承認が完成された後、三菱東京UFJ銀行よりあなたのユーザ番号をチェックしていただきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

とんでもないですよね!!
よく見れば怪しさぷんぷん!!

送信アドレス@yahoo.com.tw なんて銀行があり得ないでしょ!
さらに
宛先 harumi741@hotmail.co.jp これ私じゃない!
BCCあたりにメールアドレス付けてるんでしょ

ってこれ疲れてたり、ボーとしてたりするとまちがっちゃいますよね。
まさに気をつけたいメールですよね!!

ただしこれスマホの受信だと怪しさがわからないらしいですよ

はやく取り締まってください!!って。
銀行が掲示してあるの11月18日で
ここですでに拡散してるでしょうに、23日に私宛に届いてるのですから!!

しかし、他の銀行名義でもこういうメール来る可能性ありだろうな。
気をつけなくっちゃ!!



さらば八月の大地

2013年11月23日 | 芝居
新橋演舞場 『さらば八月の大地』
そんなに期待していた舞台ではありませんでした。
演出:山田洋次 中村勘九郎が主演ってことでしたが、今ひとつチケットも売れていないし・・って
思いつつでもなんとなく気になって3階席を購入し行ってきました。

これが期待していなかったこともあるいのかもしれませんが、すごっくよかったんです。
最近になく激動でありながらも、その激動の大きな渦の中で生きていた人たちが、映画のように一人一人にスポットが当たったようであり、
主役は中村勘九郎演じた張凌風なのでしょうけれと、彼の周りの人たちすべてが印象にのこりました。

そしてこの舞台は、役者一人一人の個性も魅力を引き出すように当てられる照明があり、舞台となる満州映画協会(満映)撮影所にあてる細かな照明、さらにその撮影所や人を照らしているであろう太陽、昇る朝日だったり、沈む夕日だったり、日の落ちた夜であったり、町のなかの明かりが映画の一場面のようであり、山田洋次監督の映画作品が舞台に現れてきたかのよう。

芝居は、日本の敗戦により満州映画協会(満映)撮影所も、終わりをむかえそこで働いていた青年達も解散。別れを告げるものの張凌風は、また新たな明日にむかってカメラをとると、舞台結末がなにせいい
って、最初に結末をいうのもなんですが、中国に日本がつくった満州という国。そこにできた満州映画協会撮影所がこの舞台。
数多くの映画をつくっていたものの、時とともに、衰退してきていた終戦の前年。
そこに助監督として働く張凌風(勘九郎)。撮影現場にやってきた撮影助手の池田五郎(今井翼)の態度に、早々ぶつかる張凌風。
一方彼の彼女(?)陳美雨(檀れい)をヒロインにして映画をとる日本人監督もかなりの横暴ぶり。
満州人のための映画をつくるといって作っていた作品を監督の感覚でどんどん脚本を作り直してしまう。そのため脚本家である王国慶(田中壮太郎)とぶつかる。
日本人と中国人の感覚の違いからぶつかることもあるのだけれど、それ以上に日本人と中国人との差別は、大きかった。
だかそれでも映画を作りたい一心で働く張凌風は、ぶつかる日本人監督と中国人脚本家の間をとりもつ
最初は気の合わなかった張凌風と池田五郎も、映画を通していつしかそれぞれの気持ちがわかっていく。
一方、李香蘭のようなスターになりたい陳美雨の気持ちは、張凌風から離れていく。

映画作りの仕事が進む中、不吉な戦争の行方。
日本軍の敗戦。満州を捨てていく日本政府。
満映で働いていた者それぞれ不安を抱え、結婚し、そこに残る者もいるものの、日本に帰る者あれば、そこをはなれる中国人も。
撮影所にのこる張凌風と日本に帰る池田五郎。
さらば満州映画協会撮影所!
それを池田五郎、「さらば八月の大地」と。

涙を誘うドラマながら、最後、再び日の昇る大地にむけてガメラをまわす張凌風。

派手さはまったくありません。刺激もけっしてありません。
じわじわくる舞台です。

ジャニーズで踊りが上手という今井翼さんですが、俳優今井翼!!渋いいい役。
歌舞伎役者というより、小劇団でいい味だしているかのような勘九郎さん。
田中壮太郎さんも・・・。
さらに渋さでさすが大御所木場勝己さん・・・そのほか、みなさんとにかくいいです。

脚本もいいんだろうなあ・・と。

戦後の日本。悲しい世界があったものの今にないエネルギーが人間を輝かせていたような。
人と人とが、悲しんだり、ぶつかったり、喜びあったり、ドラマの魅力感じさせていただきました。

じわっとしながら、劇場をでて行きによったスタバでかえりにオカワリすると店員さんから、
「(演舞場)帰りですか?」って声をかけられ、思わず感想を述べていた私です。

ナボナ

2013年11月19日 | きまま
昨日ブログを書いて、今日仕事帰りに
亀屋万年堂 で、『ナボナ』を買ってきました。
クッションににてるでしょ(笑)

手前のクッキー『亀さんクッキー』亀がかわいいので買っちゃった
ホワイトチョコレートがサンドされてました。

でっかい ナボナ 

2013年11月18日 | きまま
お菓子のホームラン王!! ナボナ
関東それも城南地域の人には思いっきり知られているけれど、全国区ではないらしい。
って知ったのは最近のこと。
東京と神奈川にだけお店がある「亀屋万年堂」。自由が丘が、本店のお菓子屋さん。その万年堂が発売しているお菓子。「ナボナ」
埼玉や千葉などにはお店はないみたい。あるのかな?
「お菓子のホームラン王!! ナボナ」っていうのは当時CMに王貞治さんがでていってた
「亀屋万年堂のナボナはお菓子のホームラン王です」っていうのが有名になったんです。
今ではソフトバンクの王さんですが、当時は巨人軍の王さんです。
そのナボナは1963年に生まれで今年で50年。
その記念に作られたクッションが当たったんです。ナボナクッション!!

クッション。いわれなくちゃこれが「ナボナ」とわからないけれど、なかなか使い心地がいい。

今年はウルトラマンとのコラボ製品も。
高級感こそないものの、懐かしく親しみやすいお菓子なのです。

ピスタチオタルト

2013年11月17日 | きまま
新国利劇場にいった時に食べてお気に入りになったタルトです。
(お皿は、スワンってパン屋さんのもの)
ピスタチオが、ぎっしりはいってるんです。
東京オペラシティの1階にあるベーカリーレストラン「ル・パン・コティディアン」にあるタルトです。
「ル・パン・コティディアン」は、全世界16カ国174店舗を展開するベルギー発祥のベーカリーレストランだそうです。
東京プリンスホテルや表参道にも同じお店があるとか。


11月ですが、東京オペラシティには、すでにクリスマスツリーが点灯してました。

バレエ・リュス ストラヴィンスキー・イブニング

2013年11月16日 | バレエ/ダンス
バレエ・リュス ストラヴィンスキー・イブニング
火の鳥/アポロ/結婚

新国立劇場バレエ団だからこそできた舞台。って思ってしまった今回の舞台。
踊るダンサーにおいては、日本中いろいろ上手なダンサーさんがいるのでしょうけれれど、特別な公演でもないかぎり、
音楽をここまで生演奏でこだわっているのはこのバレエ団だけではないのでしょうか?って
思うのだけど、実際のところ思い込みだったら申し訳ないのですが、
今回のバレエ・リュス。
「バレエ・リュス」って、新国立劇場のHPなどの説明によると
「1909年突如ヨーロッパに出現した、天才プロデューサー・ディアギレフ率いるロシア・バレエ団。
ロシア・ダンサーの最高度のテクニック、ロシア的な原始性・民族性、エキゾチシズム、
エロティシズムで、20年に渡りヨーロッパを驚愕させ続けた。
参加した芸術家には台本を書いたコクトー、作曲家のストラヴィンスキー、プロコフィエフ、
画家ではピカソ、ローランサン、ルオー、マチスなど錚々たるメンバーがこのバレエ・リュスに携わった。
総合芸術バレエ・リュスの出現は、バレエ界を遥かに越える20世紀の歴史的大事件であったのだ。」
ってことで、バレエの歴史上欠かせないポイントのようですね。
ほかも見てみると
「歴代の振付師は、最初にM・フォーキン、次に12年からニジンスキー、14年からL・マシーン、21年からニジンスカ、24年から後に渡米するバランシンと変遷した。
作品の特徴としては、イサドラ・ダンカンの影響を強く受け、既存のバレエの枠を超えた表現性(特に脚において顕著)、また《牧神の午後》(1912)のクライマックスで自慰と思しきシーンを見せたニジンスキーに代表される男性性のエロティシズム、さらに《春の祭典》(1913)に代表されるエキゾチシズムが挙げられる。」って「artscape」ってWebマガジンにも書かれてました。
ニジンスキーやバランシン・・あっ!知ってる知ってる。聞いたことある。そんなかんじの私です。
説明が長くなってしまったけど、バレエは、白鳥の湖やくるみ割り人形だけじゃないって、
古典バレエにお客さんが、集まる日本のようだけれど、バレエの歴史上でこんな舞台もあるっていろいろ紹介してくれますねえ。
新国立劇場バレエ団、それも驚くのは、前回中劇場でも生でジャズ演奏のバレエってありましたが、
今回もオーケストラピットの中が作品ごと違うけれど、アポロ/結婚の25分間の休憩で、それまでオーケストラが一般的にはいっているところにピアノが4台。
それに半分が合唱団!!
これを今回4公演すべておこなってるわけで、オーケストラの演奏会ではよく見られる光景かもですが
メインがバレエの舞台ですが、音楽にもしっかりこだわる新国立劇場のバレエ団の今の方針にそれだけで感動してしまうんですね。

以前バレエ団のオープニングパティーで何気にお話しさせていただいた方が、踊りはもちろん、音楽や照明等にもこだわってるんです。っと
特にビントレーさんが。っておしゃってましたが、まさに!!と思わず。
でも金曜日でしたが、「火の鳥」「アポロ」をみて「結婚」のときには席にもどってこなかった方がおりました。
古典じゃないからなのかな?っと。

そうなんです。「アポロ」「結婚」は、バレエといってもきらびやかというものではありません。
「アポロ」を見たときに感じたのはもとほんとは、ギリデャ彫刻の筋肉が張ってるようなマッチョがおどってもいいんじゃないの?って思ってしまった私です。
これは最近みてるインド映画の影響が強すぎるのかもしれませんね(笑)
「アポロ」は生まれたばかりの神アポロが、自らの創造力に目覚め、詩の女神カリオペ、マイムの女神ポリヒムニア、舞踊の女神テレプシコールを率いてパルナッソス山に登っていくってことですから初々しい青年が踊っているってことになりそうですから。

一方「結婚」は、ロシアの伝統に則った農民の婚礼と祝宴が描かれているそうですが、
結婚といっても花嫁、花婿よりその友の群舞が見応えありなんですが、これがピアノ4階それに合唱を加えてすごすぎる迫力です。

今回3本さほど長さはないのですが、休憩が歌舞伎並(?)
35分に25分。
でも最初の35分では
「火の鳥」で踊っていた火の鳥とツァレヴナが「アポロ」でもテレプシコールやカリオペになって登場するのですから、休憩も程々に次の準備ってかんじでしょうか?
25分は、オケピの入れ替え。

金曜日は
『火の鳥』
火の鳥 : 米沢 唯
イワン王子 : 菅野英男
王女ツァレヴナ : 本島美和
魔王カスチェイ : 古川和則

『アポロ』
アポロ コナー・ウォルシュ
テレプシコール本島美和
カリオペ 米沢 唯
ポリヒムニア 奥田花純
レト 千歳美香子

土曜日は
『火の鳥』
火の鳥 : 小野絢子
イワン王子 : 山本隆之
王女ツァレヴナ : 寺田亜沙子
魔王カスチェイ : マイレン・トレウバエフ

『アポロ』
アポロ 福岡雄大  
テレプシコール小野絢子
カリオペ寺田亜沙子
ポリヒムニア長田佳世
レト湯川麻美子

で見ています。

ただし、金曜は正面から
土曜はバルコニーからと
見方が違っていました。

ですから、比較はできないのですが、
作品の衝撃としては昨日、個々のダンサーをみるのは、今日でした。
山本隆之さんは、今期から登録ダンサーに移行されるということで
常に新国立の舞台では見れなくなってしまうそうですが、たしか私、最初に覚えたバレエダンサーさんが山本隆之だったような。

ですから、私の中では大きな出会いで今回の火の鳥。、小野さんともすごくあっていて充実しておりました。
また最後の場面が、違うけれど「安野光雅」っぽくって好きですね。

バレエ・・まだまだ楽しめそうです。すごいです。
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≪火の鳥≫
【振付】ミハイル・フォーキン
【装置】ディック・バード
【衣裳】ナターリヤ・ゴンチャローワ
【照明】沢田祐二
【音楽】イーゴリ・ストラヴィンスキー
【指揮】クーン・カッセル
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

≪アポロ[新制作]≫
【振付】ジョージ・バランシン
【音楽】イーゴリ・ストラヴィンスキー
【指揮】クーン・カッセル
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

≪結婚[新制作]≫
【振付】ブロニスラヴァ・ニジンスカ
【装置・衣裳】ナターリヤ・ゴンチャローワ
【音楽】イーゴリ・ストラヴィンスキー
【指揮】クーン・カッセル
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団
【合唱】新国立劇場合唱団