花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2013 2

2013年05月07日 | きまま
GWも終わって今日から通常生活・・・なあんていうほどのことでもありませんが、
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2013 の続きを書いておきます。

2日目行ったのは、宮田大さんのチェロを聴きたいってことから
イプ・ウィンシーさんの指揮で香港シンフォニエッタの演奏という
東京国際フォーラム Hall Cでの公演。

香港シンフォニエッタの演奏はけっこういろいろとあって、この時と翌日朗読の回も香港シンフォニエッタでイプ・ウィンシーさんの指揮でした。
演奏は
ラヴェル:クープランの墓
フォーレ:エレジー op.24(チェロとオーケストラのための)
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番 イ短調 op.33
ということでした。

宮田大さんは以前にサントリーホールで読売交響楽団との演奏会で聴いていますが、その後に宮田さんは小澤征爾さんがとてもほめていらしたチェリストって・・改めて聞いておきたい・・ってまさにミーハーですが・・。
やはり素敵な演奏で、お客さんの拍手の多さにアンコールではサンサーンスの白鳥を聞かせていただきました。

その後、初台に移動し、再びこの日聞いたのは、このラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2013の名物コンサートって聴いた、
渋さ知らズオーケストラの演奏。
たぶんサイケな?かなり変わった演奏なんだろう・・って思っていたわけですが・・。
予想を越える奇抜なオーケストラ演奏でした。芸術性高いってことになるんだろなあ・・。
舞台デザインも現代アート風、
大道芸のようであり、日本よりもヨーロッパとくにフランスあたりで受けそう・・って思ったら案の上、解説読むと
「その音楽はジャズ、ロック、歌謡曲、フォークなどが混在し、既存のジャンル分けに収まらないという特異性を持つ。さらに舞踏、ダンス、美術など音楽以外の表現要素が加わり、渾然一体となる演劇的祝祭感のある空間を創出していく。日本以外でもヨーロッパ各国で高い評価を受け続ける。」
って・・」ふふ~~~ん。そうっか。
って。
でも実は私こういうの苦手。
今回1度味わったんでもういいや・・ってかんじです。

同じようにこのラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2013 では、ちょっと枠外になりそうな初日ので小曽根真さんと塩谷哲さんによる演奏のタイプのほうが好みだな・・・って。

3日目は、ホールG407でピアノ演奏。
なんとなく名前から気になって購入してしまった福間洸太朗さんというピアニストさんの演奏。
ドビュッシー:アラベスク第1番
ドビュッシー:版画
ラヴェル:道化師の朝の歌
アルベニス:ナバーラ
アルベニス:エル・ポロ(組曲「イベリア」より)
アルベニス:ラバピエス(組曲「イベリア」より)
ってことでしたが・・
福間洸太朗さん・・出てきて・・やっぱりお若い!!
「欧州でも広く活躍する日本の若手大注目株
 若きヴィルトゥオーゾが得意の曲目を披露」ってヴィルトゥオーゾって?
芸術的に優れた徳の高い人を言う言葉。 転じて優れた芸術の技術を持つ人、いわゆる名手。って。
そうっかあ・・たしかに・・なんだろう。クラシックなんだけれどポップスのようなキラキラ感のある魅力的な演奏に感じました。
そして行儀のいい・・というのがあてはまるかどうかわかりませんが、昨日の宮田さんもですが、好青年そのもの。ってかんじで。
こりゃファンも多そう。って思わず。

その後今度は、再びイプ・ウィンシーさんの指揮で香港シンフォニエッタの演奏。そしてチケットを購入した目的は、
石丸幹二さんの朗読がある「森で生まれた子象ババールの大冒険絵本でも有名な物語を語りとオーケストラで」という公演。
フラットな客席であるB7ながら、前方センターだったため、指揮者の演奏されてるイプ・ウィンシーさんやオーストラのみなさんもよく見え。指揮者のイプ・ウィンシーさんと石丸さんの演奏と朗読のやり取りも見れてなにかとってもうれしくもあり・・
この話にこういう音楽なんだ・・って。
なにか私がイメージしていた子象ババールの音楽というのが、違っていて、子どもの絵本でこう言う音楽なんだ・・・・ってけっこう昨年のピーターと狼同様大人の音楽のようで・・・・日本がついつい子ども用に可愛くしてしまうようなとところがヨーロッパなのかな。
なんて思いながらも、石丸幹二さんの聴き易いテノールのひびく声での朗読に魅了されました。
やはり朗読は、落語じゃありませんが、聞いていてイメージが膨らませられるのがいいですね。

そしてこの日私が最後に聞いたのは、清水和音さんのピアノ演奏。
ドビュッシー:「映像」第1集
ラヴェル:夜のガスパール

広上淳一さんの指揮での演奏会だった時に清水和音さんのピアノ演奏を聞いて、
また機会があればこの人をまた聞いてみたいと思った方でした。
やっはり好きかも・・っと。
アンコールでは、亡き王女のためのパヴァーヌを聞かせてくれて・・改めて・・堪能!!ってかんじでした。

1日3箇所ですが・・このラストday 3箇所で思いきり疲れていた私ですが・・ここちよい満足度。

ボランティアだとけっこうこういう時間のとり方はできなかったかも・・って思いながら、
3日間クラシックビギナー。楽しませていただきました。

でもそう言えば・・っと昨年ボランテイアの時は、G409とG407だったか・・Gは演奏会場が2つあったけど
今年は1つになっちゃったなあ。ボランテイアの方々sどうだったんだろ?とも。

来年は・・やっぱりボランテイアじゃなくてお客オンリーで聴こうかな?って
来年のテーマは「アメリカの音楽」ってプレス発表があったそう。
でも日本では10周年を迎えるということで、ナントとは異なるスペシャルバージョンでもあるそうな。
モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス、ショパン、シューベルト、グリーグ、ドヴォルザーク、チャイコフスキー、ラヴェル、ガーシュウィンってことで最後のガーシュウィンはナントのテーマだそうな。

これぞ私向きなんじゃない?って今から期待しちゃったりして(笑)


展示されていた初日に聞いたギター演奏のみなさんの写真


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いいなあ~ (Marje)
2013-05-08 13:09:00
宮田大さんいいですよね。
演奏ももちろんですが...爽やかで見て聞いて癒される。
余分なおしゃべりもないし(爆)

来年はアメリカなんですね。...
来年こそは聞きにいけたらいいなあ~~~
返信する
ぜひぜひ来年 (harumichin)
2013-05-08 16:22:19
宮田さんと同じように福間洸太朗さんもおすすめ~かも(笑)

おしゃべりがなくてもキラキラ度のある演奏で、いやされるかんじでした~~(笑)

来年のガーシュウィン登場。すっごい楽しみです。バーンスタインもきっとあるんじゃないか?って思ちゃっています。
お時間つくってぜひ1日1時間でもいってみてください。
返信する

コメントを投稿