花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

GQ Gentleman Quality

2011年02月13日 | 舞台いろいろ
『 GQ Gentleman Quality -紳士の品格- 』
chocolat ショコラ ヘンゼルとグレーテルより
  世界で戦ってきた男たちの饗宴

音楽監督:増田俊郎
演出・振付:新上裕也
振付:増田哲治(TETSUHARU)
出演:
佐々木大,法村圭緒,中島周,吉本真悟,横関雄一郎,
福原大介, 風間無限,長澤風海
蔡暁強(CAI XIAOQIANG),JOEY BENI,青木尚哉,鈴木陽平,
背戸田勝敏,永野亮比己廻修平,大野幸人,宮垣祐也,加賀谷一肇,大貫勇輔
SHINICHI(OOBA)[BUTTER],TETSUHARU,新上裕也
会場:サンシャイン劇場

一昨日のぬいぐるみ「モカ」忘れ物ドジ失態もこのGQを見に行っての出来事。
そのモカ購入日夜から体調不良で、土曜日は朝、目が醒めたとたん頭痛と嘔吐。これは今日は無理かも・・と思いつつもけっして安くないチケット。無駄にしたくないしなあ・・。
布団に戻っても、すぐにトイレにもどって・・。
トイレから離れられず・・・身体も冷えちゃって・・お風呂で身体をあたためたりして・・
午後2時ぐらいでしょうか。ようやく治まったのは・・でもその後しばし安静。
そんな状態で土曜日再びでかけちゃったりしたGQ。
我ながら・・呆れつつ本日、日曜日まで4回見てしまいました。

初日は・・人だけ集めてなんだかなあ、まとまりないし、構成もイマイチ!!
今回の新上さんの演出期待はずれ!!
前回のGQのほうがよかったなあ・・とチケットSS席をかなりの割引価格で購入したにも関わらず不満の残ったステージでした。
2日目・・1部と2部に別れているステージ。1部は、出演者それぞれを紹介するようなパフォーマンス。バレエ出身者が多いのか、同じような動きがやたら多くて、色香があるとか、王子様要素たっぷりとか、ジャンプがすご~~~いとかってダンサーが、いなくて、かなり似かよったバレエ要素のシーンには、飽きてしまった私。
思わずビントレーのペンギンカフェやに出てきたダンサー達の動きが、懐かしくなってきた。テキサスカンガルーネズミやケープヤマシマウマのコミカルだったり、セクシーだったり・・もっとそれぞれ違った動きがあっていいんじゃないのかな?って。
ちなみにモミの歩行にペンギンの歩行がちょっぴりかさなった。
でも・・ソロは、たぶんダンサーそれぞれの出身元の舞台でみれるのだから、ここではあえて、出身違いの2,3人の絡みでもっとコンパクトに見たいな・・・なんて素人のくせして勝手に思う。
結局4日間1幕は、徐々になじんだものの・・もうすこしまとめても的な気持ちの残る中、
2部に関しては・・これが見たかったです!!これこれ!!でした。

「ヘンゼルとグレーテル」これはグリムの童話。子供の童話として聴かせるのは・・
貧しい親子。その子供が邪魔になった継母は、ヘンデルとグレーテルを森にすててくる。
森で迷子になった二人、魔女の棲む家お菓子の家を見つけて入っていく。
そして魔女にだまされた子供達。
その魔女にヘンデルは、ごちそうとして太らせてから食べようとされるところ、
かまどの火の調節をたのまれたグレーテルが、魔女をかまどに尽き落とし・・
ヘンデルを助けて、家に帰ると言うのが大すじだったと思うけど・・

今回は?その魔女を操る妖精のような不思議な生物「モミ」が出てくるんです。
このモミを演じているのがシャオチャン(蔡 暁強)
劇団四季のCATミストフェリーズ役以来の存在感だったのでは?って勝手に思う。
スタートレックのミスタースポックみたいなというはどうかとおもうけど不思議な存在。
ミスタースポックの耳&賢さ冷静さが似てるって。

そんなモミが描いたヘンゼルとグレーテル?
1部は、お菓子の家目指す?ヘンゼルとグレーテルとそのほかいろいろと仮装しているキャラ紹介。
2部は、そのお菓子の家でやがて起きる男達の争奪・・闘いそして・・。

この2部は前回のGQを彷彿させる男達の技の見せどころ。
このダンスのバトルたるものがすごい。
迫力があります。
改めてダンスなんですかねえ・・って思うほど。
2部のプログラムを見ると・・
・Welcome
・仮装パーティー
・晩餐会
・闘いとリセット

・ひとり森の中

となり・・ようこそと招き入れるのがモミことシャオチャン
そして1部で登場して来たキャラたち。
だけれど・・やがてそのキャラの男達はGentleman姿になり、最初に登場してくる新上さん。ここで短いソロ。ここがお気に入りでした。その後も・・ついついみていたのは、新上裕也さん、鈴木陽平さん、背戸田勝敏さんだったりするわけで・・。

新上さん・・毎回何気の立ち位置ならぬ座り位置、時間がちがったりもして・・舞台を見ていることがあった前3日に比べて最終日は1度も無しだったりして・・まあ、何をみていたのでしょうねえ。

おかげさまで、不調2日でただ今は・・ドン頭痛程度。
やはりパフォーマンス元気の素ですねえ。

ただ今回このチケット代等ダンスステージからすると高いんじゃない?って
SS席 9500円 / S席 8000円 / A席 6500円 (税込)

一方これでこんなに取るの?ってミュージカルあたりに比べれば妥当かもとも思いつつ・・
今までみているダンスステージに比べたらやっぱり高いよなあ。

だんだん高くなるのかなあ??
財布に厳しいよ~。給料目減りなんだから(苦笑)

2007年、新国立 中劇場だったけど「如風~inside of wind~」
チケット代5,250円、3,150円、1,500円
武元賀寿子 内田香 明尾真弓 加賀谷 香
新上裕也 辻本知彦 中川 賢
そのほか蒼々たるダンサーさんがでてて・・ここまで抑えてとは言わないけどね。
もうちょっと抑えてくれないかな・・って思う私なのでした。

Gentleman Quality