11月23日、朝。
最後の朝食である。

お昼は茶館で食べ放題なので、朝に食べ過ぎないように、と言われていたが、
ついついいつも通り食べてしまう。
この日はゆっくりめの出発なので、朝の内に西湖を見に行く人たちもいたりで
わたしと◎藤さん、yosomiさん、ぽんちゃん、迷子さん、ふたばさんは
ホテルの近くを散策することに。
小さなコンビニ風のお店で、胡歌さんのヨーグルトをゲット。
皆それぞれ買って帰り、ホテルに戻って全部寄せ集めて撮影会w

そして、チェックアウト。
ホテルから出るその時、最後の最後にやらかした。
スーツケースがあまりに重くて持ち上げるのが億劫だったので、
ホテル前の階段の、急なスロープ部分にスーツケースを置いて、
雨で濡れているから用心して自分自身は階段を下りるつもりでいたのに、
スーツケースに引きずられる形で自分もスロープを降りる羽目になり、
足を滑らせて仰向けにドッスーン!(;''∀'')
あまりにも派手なひっくり返りように、
わたし本人よりも、そばにいたガイドの陳さんがオロオロ。
ごめんね、陳さん。すごくびっくりさせちゃったね。
「大丈夫? 頭打ってない? ホテルに注意します」とすごく心配してくれた。
「大丈夫大丈夫、どこも痛くないから。私がスロープなんて通ったのが悪いんだから」
と慌てて答えたけど、まだ心配顔で、申し訳なかった。
添乗員さんもびっくりしたはず。
最後の最後に怪我人出したら後味悪いもんね(>_<)。
ホントに不注意で申し訳なかった。
ホテルの人たちも慌てて階段やスロープの掃除してたし、
わたしの失敗のせいで、みんなに余計な気苦労かけちゃったな。
でも、あれだけ派手にスッ転んで、本当にどこも怪我せずすんだのは、
雁蕩山で修行して軽功が身につき始めていたのかもしれないぞ!?
お尻はちょっと濡れちゃったけどね。
道に迷って少し帰りが遅れていた西湖散策組も、無事に戻って来た。
みんな揃ってホテルをあとにし、お茶をいただきに出発!
中国茶にはとんと不案内だが、葛さんの詳しく丁寧な説明で
みんなそれぞれお茶を注文し、お料理をバイキングでいただいた。



美味しいお茶と料理でお腹いっぱい♡
わたしが飲んだのは、ウーロン茶の一種で武夷水仙というやつである。
さて、これにて琅琊榜ツアー全ての行程が終了してしまった。
とうとう、終わってしまったのだ。
なんとなく心を隙間風が抜けるような‥‥‥。
バスに乗り込み、空港へ向かう。
空港で下りれば、もう二度とこのバスに乗ることもない。
7日間、みんななんとなく決まったポジションをとっていた。
それぞれ、「自分の部屋」のようにして二席を使っていたので
このバスが「家」のようになっていた。
でも、お別れである。
寂しくなって、鼻から目へ、ツンと来る。
ついに空港に着いてしまった。
運転手さんとお別れし、空港に入る。
添乗員の土◎さん、ガイドの陳さんにも入ってもらって、みんなで記念写真を撮った。
土◎さんには本当にお世話になった。
彼女がいなければこのツアーは実現しなかったし、
細やかな配慮には頭が下がった。
陳さんはとても可愛らしく気のいい女性だった。
別れ際にも、朝わたしが転んだことを心配してくれた。
添乗員の手◎さんに写真に入ってもらえなかったのが心残りだが。

陳さんと別れ、中国を出国する。
◎藤さん、soramiさんとお茶をしながら、搭乗時刻を待った。
飛行機に乗り込み、思った。
行きの飛行機では、前に座っていた迷子さんたちとも
まだ面識さえなかったのだ。
旅は道連れというが、たった7日前にはツイッターで話したことはあっても
全くの見ず知らずで、道ですれ違ってもわかるはずのなかった人たちである。
それが一週間、家族のようにひとつ屋根の下に眠り、
同じ釜の飯を食い、苦楽を共にした。
大袈裟でもなんでもなく、そうなのだ。
なんとも不思議で、感慨深かった。

飛行機が成田に着いても、まだわたしはボンヤリしていたが、
道中、天然キャラ炸裂だった◎藤さんが、
テキパキとお仕事のお電話をされているのを見るに及んで、
ああ、日常に帰って来たんだ、と我に返った。
本当に夢のような一週間だったなあ。
スーツケースを受け取り、あとは流れ解散ということに。
西方面へ帰るのは私を含めて四人。
とはいえ、飛行機を乗り継ぐsoramiさん、東京で一泊の迷子さん、
東京までバスのふたばさん、そして成田エクスプレスの私、と
みんなバラバラだなと少し寂しく思っていたら、
ふたばさんが私に合わせてくださってなんだか心強くなった。
ホームで添乗員の土◎さんをお見かけしたが、
そのあとトイレに行って戻り、そのまま列車に乗ってしまったために
再会することはできなかった。
もっとちゃんとお礼が言いたかったけれど。
名古屋までふたばさんとお喋りしながら帰ることが出来たおかげで、
急にひとりぼっちにならずにすんで助かったw
昔から、この『祭りの後』的な感じが苦手なのだ。
それでも、一週間、本当に楽しい思い出を作れたと感謝している。
日中平和観光さん、ツアーの仲間たち、現地の皆さん、家族や同僚にも。
一週間前には顔の見えなかった相手と、
今はツイッターをしていても顔が浮かぶ。
不思議な感覚だが、なんだかほっこりする。
いつかまた、みんなで愉しい旅が出来たらいいと思う。
本当にいい旅行でした。
みなさん、ありがとう!!
謝謝。
再見!!
(琅琊榜ツアー 完)
最後の朝食である。

お昼は茶館で食べ放題なので、朝に食べ過ぎないように、と言われていたが、
ついついいつも通り食べてしまう。
この日はゆっくりめの出発なので、朝の内に西湖を見に行く人たちもいたりで
わたしと◎藤さん、yosomiさん、ぽんちゃん、迷子さん、ふたばさんは
ホテルの近くを散策することに。
小さなコンビニ風のお店で、胡歌さんのヨーグルトをゲット。
皆それぞれ買って帰り、ホテルに戻って全部寄せ集めて撮影会w

そして、チェックアウト。
ホテルから出るその時、最後の最後にやらかした。
スーツケースがあまりに重くて持ち上げるのが億劫だったので、
ホテル前の階段の、急なスロープ部分にスーツケースを置いて、
雨で濡れているから用心して自分自身は階段を下りるつもりでいたのに、
スーツケースに引きずられる形で自分もスロープを降りる羽目になり、
足を滑らせて仰向けにドッスーン!(;''∀'')
あまりにも派手なひっくり返りように、
わたし本人よりも、そばにいたガイドの陳さんがオロオロ。
ごめんね、陳さん。すごくびっくりさせちゃったね。
「大丈夫? 頭打ってない? ホテルに注意します」とすごく心配してくれた。
「大丈夫大丈夫、どこも痛くないから。私がスロープなんて通ったのが悪いんだから」
と慌てて答えたけど、まだ心配顔で、申し訳なかった。
添乗員さんもびっくりしたはず。
最後の最後に怪我人出したら後味悪いもんね(>_<)。
ホントに不注意で申し訳なかった。
ホテルの人たちも慌てて階段やスロープの掃除してたし、
わたしの失敗のせいで、みんなに余計な気苦労かけちゃったな。
でも、あれだけ派手にスッ転んで、本当にどこも怪我せずすんだのは、
雁蕩山で修行して軽功が身につき始めていたのかもしれないぞ!?
お尻はちょっと濡れちゃったけどね。
道に迷って少し帰りが遅れていた西湖散策組も、無事に戻って来た。
みんな揃ってホテルをあとにし、お茶をいただきに出発!
中国茶にはとんと不案内だが、葛さんの詳しく丁寧な説明で
みんなそれぞれお茶を注文し、お料理をバイキングでいただいた。



美味しいお茶と料理でお腹いっぱい♡
わたしが飲んだのは、ウーロン茶の一種で武夷水仙というやつである。
さて、これにて琅琊榜ツアー全ての行程が終了してしまった。
とうとう、終わってしまったのだ。
なんとなく心を隙間風が抜けるような‥‥‥。
バスに乗り込み、空港へ向かう。
空港で下りれば、もう二度とこのバスに乗ることもない。
7日間、みんななんとなく決まったポジションをとっていた。
それぞれ、「自分の部屋」のようにして二席を使っていたので
このバスが「家」のようになっていた。
でも、お別れである。
寂しくなって、鼻から目へ、ツンと来る。
ついに空港に着いてしまった。
運転手さんとお別れし、空港に入る。
添乗員の土◎さん、ガイドの陳さんにも入ってもらって、みんなで記念写真を撮った。
土◎さんには本当にお世話になった。
彼女がいなければこのツアーは実現しなかったし、
細やかな配慮には頭が下がった。
陳さんはとても可愛らしく気のいい女性だった。
別れ際にも、朝わたしが転んだことを心配してくれた。
添乗員の手◎さんに写真に入ってもらえなかったのが心残りだが。

陳さんと別れ、中国を出国する。
◎藤さん、soramiさんとお茶をしながら、搭乗時刻を待った。
飛行機に乗り込み、思った。
行きの飛行機では、前に座っていた迷子さんたちとも
まだ面識さえなかったのだ。
旅は道連れというが、たった7日前にはツイッターで話したことはあっても
全くの見ず知らずで、道ですれ違ってもわかるはずのなかった人たちである。
それが一週間、家族のようにひとつ屋根の下に眠り、
同じ釜の飯を食い、苦楽を共にした。
大袈裟でもなんでもなく、そうなのだ。
なんとも不思議で、感慨深かった。

飛行機が成田に着いても、まだわたしはボンヤリしていたが、
道中、天然キャラ炸裂だった◎藤さんが、
テキパキとお仕事のお電話をされているのを見るに及んで、
ああ、日常に帰って来たんだ、と我に返った。
本当に夢のような一週間だったなあ。
スーツケースを受け取り、あとは流れ解散ということに。
西方面へ帰るのは私を含めて四人。
とはいえ、飛行機を乗り継ぐsoramiさん、東京で一泊の迷子さん、
東京までバスのふたばさん、そして成田エクスプレスの私、と
みんなバラバラだなと少し寂しく思っていたら、
ふたばさんが私に合わせてくださってなんだか心強くなった。
ホームで添乗員の土◎さんをお見かけしたが、
そのあとトイレに行って戻り、そのまま列車に乗ってしまったために
再会することはできなかった。
もっとちゃんとお礼が言いたかったけれど。
名古屋までふたばさんとお喋りしながら帰ることが出来たおかげで、
急にひとりぼっちにならずにすんで助かったw
昔から、この『祭りの後』的な感じが苦手なのだ。
それでも、一週間、本当に楽しい思い出を作れたと感謝している。
日中平和観光さん、ツアーの仲間たち、現地の皆さん、家族や同僚にも。
一週間前には顔の見えなかった相手と、
今はツイッターをしていても顔が浮かぶ。
不思議な感覚だが、なんだかほっこりする。
いつかまた、みんなで愉しい旅が出来たらいいと思う。
本当にいい旅行でした。
みなさん、ありがとう!!
謝謝。
再見!!
(琅琊榜ツアー 完)