生のユーザー声を届けるハーモニーblog

Webアクセシビリティに関連するユーザーの声を届ける

生のユーザーとのシンポジウムうち合せ(その2)

2005年11月06日 | Weblog
ハーモニーの馬塲です。

11月25日の第2弾ウェブアクセシビリティのユーザーのパネルディスカッションのうち合せで、新ためて感じたことがあります。障害者の方が出かける時は、ネット使用可能な方、また当事者が使えないとしてもその介助者や家族が、かなり事前にネットを利用し情報を調べているということを、更に今回強く感じました。

例えば、車椅子の方であれば、各駅のエレベーターの有無と、その状況。状況というのは、たまに故障していたりして運転されていないことがあるので、事前にきちんと、そういったことまで調べておきたのだそうです。また、駅や会場には車椅子で利用できるトイレがあるのか?どこにあるのか?など、本当にちょっとのお出かけでも、事前に調べることが多いようです。

視覚障害者であれば、何両目の何番目のドア付近に乗車し降りれば、どこどこ出口に近い階段があるのか?など、とにかく、予想以上にネットでの情報収集は、多いようです。出かけた先でも、確認のために再度携帯からネットで情報へアクセス。いった先で飲食店も、見えないだけに事前に美味しい評判の店など調査。

こんなに、生活の中で生きたネット利用をせざるおえない需要が障害者にはあるのだな~と、日ごろ接していながら、また改めて感じました。

さて、こんな人々が日ごろ、どんなサイトを便利と思ってるのか?また困ってるのか?リアルな意見が当日は聞けるかと思います。