最近、私はナショナル・ジオグラフィックチャンネルで放送されている「メーデー~航空機事故の真実と真相~」にハマっております。もともと飛行機が好きでして、小さい頃は本気でパイロットになりたいと思っていた時期もある私。ボーイング機、エアバス機、ダグラス機、ボンバルディア機、ATR機などだったら外観からどの機種かだいたいわかるという特技を持っております(笑)やっぱりB747シリーズが一番素敵ですな。まもなく日本の空から消えてしまうであろうことが残念でならない…。
「メーデー」を見ていると、ほんとに毎回びっくりします。飛行機って、よっぽどのことがないと落ちないのですね。
上空1万フィートでB767型機のエンジンが2基とも停止(飛行機って、エンジンが全て停止してもかなり長い距離を飛べる。それもびっくり。あんなに重いのに)。パイロットは緊急着陸を決意するも、高度が高すぎ、速度も速い。しかし、エンジンが停止しているので機体を制御できない。そこでパイロットはどうしたか。なんと、バカでかいB767型機をグライダーの要領で横滑りさせるように滑空させ、速度を落として着陸に成功(それも空港ではなくサーキットに)。すんごい機転の利かせ方です。
パイロットもさることながら、管制官、事故調査官もすごい。空港上空をうじゃうじゃ飛んでいる飛行機を立体的に把握して手際よく交通整理する管制官、機体の残骸のネジ1つから事故原因を突き止める事故調査官。
出てくる人、出てくる人、「プロフェッショナルだなぁ」と感心します。
タイトルと全く関係ない話ではないか、と思うかもしれませんが、そうではない。推薦・AO入試を受ける方は、まさに「メーデー」の登場人物のようにならなくてはいけない。推薦・AO入試で大学が求める人材は、そういう人物。そこがはっきりしないなら、「一般入試でいらっしゃい」ということになる。
高校を卒業すると多くの人は大学に行く。大学を卒業すると多くの人が就職する。そして、そこでは「プロ」であることが求められる。高校から大学、ほど甘くはないのですね。4年後(あるいは6年後)、受験生の皆さんは「プロ」になっていることを求められる。多くの企業が高卒を一般職で、大卒を総合職で採用するのはそこに理由がある。何のプロのなるのかを大学入学後に考えてよいのは一般入試合格者、入学の段階で求められるのが推薦・AO入試。そういう確固たるビジョンを持っている人を特別に獲るのが推薦・AO入試なのです。
「将来は英語を使って仕事がしたい」
「将来は看護師になりたい」
こうした漠然とした志望理由が毎年、大量に出てきます。
ダメ!受かりません!
まず、「英語を使って…」と述べても、「じゃあ、英語を使って何をするのだ」ということです。英語はできて当たり前の時代。アナウンサーだってほとんどの人が英語でインタビューできる時代。客室乗務員だって、英語ができて当たり前。ある英語の先生もおっしゃっていましたが、「英語はツールにすぎないんだから、その上で何ができるか」ということが重要。「英語ができるようになりたい」から英文学科を志望して、面接で「英語が勉強したいなら語学専門学校にいけばよいのでは?」と聞かれた場合、あなたは何と答えるか?それに答えられないなら、推薦・AO入試で欲しい人材ではないのです。
「将来は看護師になりたい…」と思って看護学科を志望する。そりゃ当然です。みんなそうです。小論文の講義で使っている表現をすると、「当然イエスの大前提」です。どんな看護師になりたいのか、何ができる看護師になりたいのか、という点こそが大事。看護専門学校ではなく、大学の看護学科を志望するのはなぜなのか、こういった点に答えられなくては合格しない。「なるほど、こういう人に是非看護師になってもらいたい」と思わせることができなくてはいけない。
推薦・AO入試を志望する皆さん、自分の「プロフェッショナルとしてのビジョン」を作っておいてください。
なお、推薦・AO対策講座は
7月18日(日)、19日(日)の2日間。いずれも13:00~15:50までです。別内容(初日が考え方編・基礎編、2日目が表現編・応用編)ですので、両日ともご参加ください。
両日とも藤沢校でLIVE開講し、その他校舎に同時中継します。
今や主要な入試となった推薦・AO入試で、一歩と言わず、二歩も三歩もリードさせます。神奈川県の皆さんは個別指導も併せてどうぞ。
「メーデー」を見ていると、ほんとに毎回びっくりします。飛行機って、よっぽどのことがないと落ちないのですね。
上空1万フィートでB767型機のエンジンが2基とも停止(飛行機って、エンジンが全て停止してもかなり長い距離を飛べる。それもびっくり。あんなに重いのに)。パイロットは緊急着陸を決意するも、高度が高すぎ、速度も速い。しかし、エンジンが停止しているので機体を制御できない。そこでパイロットはどうしたか。なんと、バカでかいB767型機をグライダーの要領で横滑りさせるように滑空させ、速度を落として着陸に成功(それも空港ではなくサーキットに)。すんごい機転の利かせ方です。
パイロットもさることながら、管制官、事故調査官もすごい。空港上空をうじゃうじゃ飛んでいる飛行機を立体的に把握して手際よく交通整理する管制官、機体の残骸のネジ1つから事故原因を突き止める事故調査官。
出てくる人、出てくる人、「プロフェッショナルだなぁ」と感心します。
タイトルと全く関係ない話ではないか、と思うかもしれませんが、そうではない。推薦・AO入試を受ける方は、まさに「メーデー」の登場人物のようにならなくてはいけない。推薦・AO入試で大学が求める人材は、そういう人物。そこがはっきりしないなら、「一般入試でいらっしゃい」ということになる。
高校を卒業すると多くの人は大学に行く。大学を卒業すると多くの人が就職する。そして、そこでは「プロ」であることが求められる。高校から大学、ほど甘くはないのですね。4年後(あるいは6年後)、受験生の皆さんは「プロ」になっていることを求められる。多くの企業が高卒を一般職で、大卒を総合職で採用するのはそこに理由がある。何のプロのなるのかを大学入学後に考えてよいのは一般入試合格者、入学の段階で求められるのが推薦・AO入試。そういう確固たるビジョンを持っている人を特別に獲るのが推薦・AO入試なのです。
「将来は英語を使って仕事がしたい」
「将来は看護師になりたい」
こうした漠然とした志望理由が毎年、大量に出てきます。
ダメ!受かりません!
まず、「英語を使って…」と述べても、「じゃあ、英語を使って何をするのだ」ということです。英語はできて当たり前の時代。アナウンサーだってほとんどの人が英語でインタビューできる時代。客室乗務員だって、英語ができて当たり前。ある英語の先生もおっしゃっていましたが、「英語はツールにすぎないんだから、その上で何ができるか」ということが重要。「英語ができるようになりたい」から英文学科を志望して、面接で「英語が勉強したいなら語学専門学校にいけばよいのでは?」と聞かれた場合、あなたは何と答えるか?それに答えられないなら、推薦・AO入試で欲しい人材ではないのです。
「将来は看護師になりたい…」と思って看護学科を志望する。そりゃ当然です。みんなそうです。小論文の講義で使っている表現をすると、「当然イエスの大前提」です。どんな看護師になりたいのか、何ができる看護師になりたいのか、という点こそが大事。看護専門学校ではなく、大学の看護学科を志望するのはなぜなのか、こういった点に答えられなくては合格しない。「なるほど、こういう人に是非看護師になってもらいたい」と思わせることができなくてはいけない。
推薦・AO入試を志望する皆さん、自分の「プロフェッショナルとしてのビジョン」を作っておいてください。
なお、推薦・AO対策講座は
7月18日(日)、19日(日)の2日間。いずれも13:00~15:50までです。別内容(初日が考え方編・基礎編、2日目が表現編・応用編)ですので、両日ともご参加ください。
両日とも藤沢校でLIVE開講し、その他校舎に同時中継します。
今や主要な入試となった推薦・AO入試で、一歩と言わず、二歩も三歩もリードさせます。神奈川県の皆さんは個別指導も併せてどうぞ。
しかし、推薦で受けられる人はそれまでに他の人以上の努力をしてきたわけです。内申なんて、それが分かりやすい形で現れてるし。
さらに、受験には一般だけでなく推薦も枠としてある以上、推薦も立派な受験方法であり、選択肢だと思います。
推薦であれ、一般であれ、大学側が学生を求めてるということに変わりはない。
だから、一番最初に述べたような考え方の人は、その時点で貴重な選択肢を勝手に捨ててるって訳ですね。
これ以上書くと自分が過激になる恐れがあるので自重します(^^;
どこかの某県立大学には公募推薦があるから、興味ある人はぜひ調べて、そして挑戦してみてください!!
みんなやりたいビジョンが明確で、一緒にいて刺激になります。
『こいつやべーな』って思う子はほとんどAOなんですよねー。AOの子はモチベーションが違う。授業への姿勢が素晴らしいです。
まぁ一概には言えませんけど。
逆に言えば、これから社会に出るための技術備えている人しか受かりません。AOって
・プレゼン能力
・ビジョンの明確性
・自己理解と自己肯定
・コミュニケーション能力
これらがないと社会で通用しません。
AOバカにしてる人は
まだまだ自分に甘いと思います。。
あ、でも
一般で入りましたから私
一般には一般の強みがあります(^^)/
私なりに頑張ってまーす♪
自分の中にブレない軸を持つことは大切ですよね。
ただ漠然と目の前にあるものだけを眺めているだけじゃ、いざというとき挫けます。
もちろんそれは口で言えるほど簡単なことではないし、
精神論だけで受験を捉えたくはないんだけど…
大学に来てから、志のしっかりしている子って、まっすぐ自分の考えを相手に伝えられるんだなって感じました。
私はまだまだその点ではダメ…自分の看護師の理想像とか、よくわかりません。
でもそこで一番問題なのは、漠然とした気持ちを抱えるだけで、自分と向き合うことから逃げてしまうことなんじゃないかな。
自分のやりたいことや好きなことは、
他人と比べるものじゃない。
あくまで自分のものさしで決めること。
だから、正しいとかすごいとか偉いとか、そんな評価は存在しない。
ありのままに
自分の心に素直に考えれば
自ずとわかってくるんですよね
まだ18歳
もう18歳
高校3年生で将来にブレない軸を立てるのは
なかなか難しいですが。。。
僕も大学に入学するまではそれを信じていたので,「いやぁ~もし何か言われたら何て返そう?論文でも見せようかなぁ~?」っと,あれこれ考えたのですが,まぁ無駄なことでしたね(笑)
確かに「前期?後期?それとも推薦かAO?」いたいな感じで,どこで入学したかは聞く人は多いですけど,そこで
「AOだよ」
って言っても
「はぁ~?AOかよ」
なんて返されることはなく,普通に
「おお,AOか~」
とか
「AO?珍しいね~。」
といわれるだけで終わりです(笑)
大学の友人曰く「大学に入ったらみんな同じでしょ。別にAOだからとか推薦だからっていう理由でバカにする人はいないよ」。全く以って同感です。
同じ理由でたとえば「○○学部にいるから,周りから何か言われる」っていうのもないと思います。どこの学部にいても,どんな入試で入ってきても大学に入ったらみんな仲良くなりますよ。
ま、そうなんですよね。欧米の大学入試って、AO入試に近いものですから。日本以上に優秀な人材はたくさん出ています。慶應(SFC)は、近い将来、AO入試に一本化することも検討しているとか。
まぁ、大学受験予備校は「入学以後」のことはあんまり考えない、要は「どうやってお客様である受講生の方を、希望の大学に入れるか」が至上命題で、私の仕事もそれだと思っていますので、そのためにベストな方法を選択すればいいんじゃないかと思います。
現状からいって、(東大など一部の例外を除けば)推薦・AO入試を利用しないのは賢くないと思います。大学側が、これだけ推薦・AOにシフトしているわけですから。うまく使うのが賢い。「受験は団体戦。みんなで国公立だー!」なんて言わないで、スマートな選択をすべきです。