朝は6時頃に起きて朝温泉に入り7時30分より朝食を摂る。昨夜と同じく会席風な朝食で満足する。
大正ロマンを漂わせる建物や景観にも満足し8時半前に精算を済ませロビーでコーヒーを頂き9時前に旅館の車で駐車場へ送って貰う。
朝で路面凍結が見られるのでノンビリ走り13号線を戻り国道47号線で最上温泉郷や赤倉温泉と鳴子温泉などを経由休憩しながら山道なども走り古川経由で石巻漁港方面へ向う。
石巻の中心地の駅近くは津波の影響が無かった様だが海岸に近づくに連れて津波被害を受けた住宅や工場・倉庫群が沢山ある、海岸近くには漁船が津波で防波堤に打ち上げられていたりと震災から10ヶ月以上も経過し片付けられた瓦礫も多くあると想定されるも被害の大きさに唖然とする場面が多く見られる。
テレビなどでも報じられた缶詰屋(鯨大和煮)の大きいタンクが路上に横たわっている場面や瓦礫が山積みされ重機が忙しく動いたりダンプカーが数多く走り回っている。
漁業関係の荷捌き場や倉庫や加工建屋は全滅状態で一部に仮の建屋も一部出来ているが稼動には到って無く営業店舗は一軒も無く昼食も食べられないので松島・塩釜方面に向う。
途中にも海岸寄りは津波の爪跡が多く見られる、松島付近は被害が少なかったとの報道通り以前と変わらない様子です。
塩釜の魚介類の卸売市場へ行くも15時過ぎとなっているので既に営業を終っていて周りの食堂なども総て閉店し静まり返っている。
市場も津波で浸水したが復旧して営業しているが完全復旧では無い様子です。
仕方なく街中の以前に行った事のある「すし哲」へ行って見るも冬休みで休業中、近辺の寿司屋を何店か見るもランチが終り夕方までの休業中で昼食が食べられなく一軒の寿司屋でで聞いて遊覧船の発着場のマリンゲート建物を教えて頂き行く。
そのマリンゲート敷地内に被災店舗の仮の市場があったので魚介類などのお土産を皆で買う、マリンゲート建物内の営業中の食堂があったので皆さんはくじらやイカ刺で熱燗を少し飲み大変遅い昼食の海鮮丼を食べる。
マリンゲートでも津波で浸水したが一部復旧との事で爪跡が多くある。
既に17時近くになってしまったので一路帰路に付く。
利府塩釜ICから仙台北部道路に乗り仙台若林JCT経由で仙台南JCTから東北道へ入る。
有料道路や高速道路は現在白河ICまで無料なので車の量が多い。
安達太良SAまで一気に走りトイレタイムと休憩を取る、その後も佐野SAまで走り最後の給油をし21時10分頃に羽生ICを出る。
関根宅前で今回の旅の精算をし青木宅から入江宅経由で22時頃に自宅へ到着する。
2日間で総走行距離が約1,030kmと大分走る、帰り後半の都賀当たりで疲れを感じて来るも無事故で何とか全走破出来る。
出発前の予想より道路の除雪状態が良かったので危険を感じた箇所も少なくほぼ予定行程通りの旅となる。
出掛けている間にボーズの修理が終り現物が代引きで配送される(修理代金15,750円)
(銀山温泉と石巻港付近の震災風景)