予定のわらび狩りは村山市の「山の内わらび園」で宿泊先の山形駅近くのホテルサンルート山形からは約40km超あるので5時に起きて身支度し6時にホテルを出発する、途中のコンビにで各々サンドウイッチやオニギリの朝食を買い込み車中で食べながらの走行で7時少し過ぎに山の内わらび園組合長宅へ到着する。
既に何台かの車でのお客様があり7時40分になると現地の案内の方の誘導で皆さんが車を連ねてわらび採り現場の駐車場へ案内される、夫々で身支度をし案内の方の説明を少し聞きわらび採り開始となる。
左手の急な斜面の方が多く取れるとの話もあったので当グループ4名は勇んで急な登り斜面方向へ向かう、実際のわらび狩りは全員初めてなので同参加者の方々から採り方などをの情報を聞いた様に各々取り始めるも結構沢山生えていて簡単に採ることが出来る。
しかし、登り斜面が結構厳しく両足・両腰で踏ん張りながらの屈み採りなので結構疲れるが最初は一生懸命採るもある程度採れると余裕も出来てきて休み休みの採取となる。しかし、下り斜面になるとわらびが草むらで探し難いのか採取ペースが落ちる。
10時までの制限時間だが関根さんと9半頃には集合入り口へ戻り振舞ってくれたわらびのお浸しやわらびの味噌汁を頂く。
間もなく青木さんも帰って来て入江さんは制限時間まで目一杯頑張り我々の2倍くらい採取して帰ってくる。
一休みしながら採取したわらびを纏めたり後片付けをし車で下山する。
思っていたより沢山採取出来て帰ってからの後処理と保存に苦慮しそうな思いとなる。
その後に大石田町の立寄り湯「あったまりランド深堀」で立ち寄り湯と1時間くらいの休憩を取り次は昼食として大石田そば街道の「次年子そば」屋に入りもり蕎麦を食べる。もり蕎麦の外にわらびやその他の山菜のお浸しが多く出される、蕎麦は田舎風の太目でコシが強く食べ応えのある蕎麦で結構美味しく食べられる。
その後にはここまで来たので少し足を伸ばし東日本大震災の現状をマスコミ目でなく実際の目で感じて見ようとの事で仙台市へ向かうも市内中心部は古い家屋での建物のひび割れや屋根のグシの破壊が見られるが大きなビル群は車窓で見た目には大きな被害は無い様で平常の大都市風景が見られたが名取市に入ると道路両側での津波の影響で流されてきたガレキや流された大量の車両などと倒壊家屋が多く見られるようになり被害の大きさに何ともいえない光景が見られる。
途中に仙台空港へも立ち寄るも駐車場や空港関係建物が破損倒壊が見られ一部営業開始している発着ロビーなども見るも細々と営業している様子で至る所に様々な所から送られた「ガンバレ東北」や「ガンバレ仙台」など寄せ書きの貼り紙とポスターがある。
一通り見た跡に被害が多く伝えられている亘理町の沿岸方面に向かって見ると津波と地震被害のガレキの山や倒壊家屋・倒壊墓石が数多くあり被害の甚大さを目の当たりにする。
亘理町内でガソリン給油し給油してくれた方に聞くもこのガソリンスタントも2mを超す津波が来て近くの高い道路へ逃げて助かったり自宅が流されたり家族が亡くなってしまったとの生々しい話も聞ける。
もっと見たい気持ちもあるが時間が予定より遅くなってしまったので急いで帰路に付く。
国道4号線を登り白石ICから東北自動車道へ乗り一路帰路に付く、途中の国見SAで青木さんから運転を変わり夕暮れの高速道路を走り21時半頃に佐野SAで給油し羽生SAで夕食の腹ごしらえを少しし今回行程での清算を済ませて青木さんに運転も変わり羽生ICで高速を降りて関根宅経由で青木さん宅22時頃に到着し青木さん駐車場から車を出して荷物の積み降ろしもし入江さん宅へ22時15分頃に到着する、入江さんにわらびのあく抜き用の灰を貰い23時少し過ぎに自宅へ到着する。
到着後は直ぐに荷物を降ろし採って来たわらびの下処理としての開く抜きを行う。大きな鍋二つとプラスすチックの容器にわらびを並べ上から灰を振りまき沸かした熱湯を施す。大量なので何度もお湯を沸かしてわらびに掛けて終る。
チヨット夕食を食べて24時少し過ぎて寝に入る。そんなに運転もしないがわらひ採りの足腰の負担で疲れる。グッスリ・・・
(山の内わらび園でのわらび狩り及び仙台空港やわ亘理町の被害の風景)