そういえば、『白杖事件』があった

『白杖事件』・・・皆様は覚えていらっしゃいますか？

全盲の少女(女子高生)が通学練習をしていたときに
杖に引っかかって、転んだ方に蹴られた、あの事件！！
加害者が『知的障害者』と分かると、
とたんに世から引っ込んだ事件です。
多分、マスコミが黙ったのでしょうけど。

コレが、再び、起きた！！

ウチのメアリーが電車の乗り換えのホームで
白杖に引っかかった。
転びはしなかったし、当然、ウチのメアリーが相手を蹴飛ばすことはない。

当人の手元から白杖が落ちた。

すぐに気がついた私が拾い、当人に軽く触れて合図を送り、再び、持っていただいた。

白杖に足を取られ、引っかかったのは、知的障害の女子高生。
それを分からない全盲の成人男性。

ちょうど男女が入れ替わった形である。

向こうにしてみると、体の一部とも言える杖であり、
左右に動かして障害物を確認する、周囲に理解して欲しい杖。

こちらにすると、
よけることの難しい予測不能な動きをする障害物、である。

まして、混雑した駅のホームだと、まず、よけるのは難しい。

こりゃあ、難しいゾ！！
健常者なら意味も分かるし、よけることも出来る。
それが分からない知的障害者だと足を取られやすい。

ただ、どちらも周囲の暖かい配慮を必要としています。

皆様のご支援をよろしくお願いいたします。