人生山あり谷あり２

そんな焼き鳥屋の臭いに悩まされてどん底のスタートをきったANGELIQUE

ただお客さまはいっぱいです。少しずつ上向きだった業績のに加え

立地がよいので一切広告してないのに新規のお客様が多すぎてお断りする

ほどお客様がいらっしゃいました。

常連のお客様の励ましもありがたかったです。



ただ臭いは相変わらずです。

原因は古い日本家屋なので隙間だらけ、小さい穴も無数に開いています。

早速、内装屋さんに直してくれるようにお願いすると

「こういう細かい作業はできない」とのこと、応急処置だけしてかえってしまいました。当然変わりはありません。またどん底です。

2週間ほどして高校生のころから10年以上おつきあいのお客様の大工をしている　菅生君が来ました。

事情を話すと「自分がやりますよと」力強いお言葉。まさに渡しに船

救われました。時間がかかる作業をいろんな方法で穴埋めしてくれました

3ヶ月ほど少しずつ完璧に作業してくれました。


夏に差し掛かる頃にはにおいも軽減されました。


ただドアを開けたときどうしてもおいしい臭いが入ってきます。

よくなったとはいえ少しでも臭うと気になるものです。


もうひとつしか手はありません。


「とりまさ」さんに排気を少なくするようにお願いするしかありません。


「とりまさ」の大将は根本さんと言います。

今は次男の息子さんが代替わりで経営してるみたいです。


何の因果か根本さんの長男と３男が昔からのお客さまなのです。


３男が来店したとき「今臭いで困っている、でもお隣さんだしもめたくないから
自分たちでできることは今すべてやっている。」と伝えました。

根本さんたちは長男も交えて家族会議を開いてくれて前向きに動いてくれることになりました。

夏までにまずANGELIQUEのほうに向いていたダクトの向きを変えてくれました。

さらに臭いは軽減されました。

そして明日かなりの経費をかけて換気扇脱臭機を導入してくれるとのこと。

牛角でも使っている高性能機（ん百万）とのこと　95パーセント煙を取るとの事

1年間悩み続けたことがやっと解消されます。

もともとＯ型で細かいことを気にしない性格ですがこれにはやられました。

病気になりそうでした。

でもやっぱりいい方向に向かいました。

穴を埋めてくれた菅生君、いろいろ助言してくれた高英住宅の蜂谷さん

くさい臭いも「おなかすくね」とたいしたことないよと励ましてくれた
お客様

そして私たちの苦情を文句も言わずに聞いてくれた「とりまさ」さん

問題が起こらなければ今皆さんにこんな感謝の気持ちを持たなかったでしょう

やっぱり悪いときがあるから良くなったときいろんな事に感謝できるのでしょうね。

そんな出来事、皆様に『ハッピーサンクス』