せせらぎの散歩道

気ままにアート。時には旅行。
その時々、感じたことをしたためます。

あいちトリエンナーレ(豊田会場)

2019年09月27日 | イベント

 9月26日に文化庁があいちトリエンナーレへの
助成金の全額不交付を決定しました。
「脅迫などへの対策準備の報告が、事前になかった」
などの理由とのことですが、約束していた全額を
打ち切るというのは、無茶な話し。

トリエンナーレは範囲が広くて、会期も長いです。

一部の出品作の騒動、それも、中止になったものに対して
全部を否定するのって、「それは無いよね」と思います。

それで、今回は、この、ひろ~いトリエンナーレのうちの
豊田会場を紹介することにしました。
「少女像」だけがトリエンナーレじゃないのです。


豊田市は、名古屋駅からは電車で1時間ほどの場所。
ちょうど、ラグビー・ワールドカップを開催中で
駅前は外国人サポーターで賑わっています。
(上の写真は、美術館から見える「豊田スタジアム」)

トリエンナーレも、豊田駅前から始まります。
メイン会場は豊田市美術館で「クリムト展」を開催中です。

 

駅前商店街の中にあるトリエンナーレ展示物。
長崎の原爆を形どったモニュメント。
爆心地付近に、アメリカ軍が建てていたものを
モニュメント化させたもの。(小田原のどか作)

豊田市美術館。かなり広大な敷地の中にあります。
土日は豊田市駅からシャトルバスが出ていて、10分ほどで着。

 豊田市美術館では、クリムト展と
トリエンナーレが同時開催。

花びらの形をした布が、天井から順番に降りてくる作品。
寝転んで見上げると、花びらのようできれいでした。

美術館の展示物。
写真右側の黒い彫刻は、
表現の不自由展の中止に
抗議して、
作家が黒く覆った作品。
(レニエール・レイバ・ノボ作)

今回は、検閲への抗議として
出品作家が自ら展示を
中止する事態に・・・
不自由展が再開されたら、
覆いは取られるようですが。

不思議な造形の作品。
これぞ現代アート、という感じ。

駅前のインフォメーションセンター。
車の町だけあって、一人乗りの宣伝車が。


まだまだ続く、あいトレ
次は円頓寺商店街会場を紹介予定です。

 

    


名古屋城で、お花見

2019年04月09日 | イベント

NANA NAGOYA は 城で持つ ♪

と歌われた 名古屋城。

徳川家康らが建てた名古屋城は、国宝第一号の名城でしたが
太平洋戦争時に、天守閣と本丸御殿を空襲で焼失したため、
天守閣は、戦後に建てられたコンクリート造りです。

それが、来年度には木造に建て替えられます。
(本丸御殿は、木造で再建されました)

長く親しんだ天守閣と桜を同時に見られるのも
今年で最後・・・( ;∀;)

木造に生まれ変わるまでの間、
しばしのお別れになりますので、
満開の桜と「名古屋城春祭り」 を楽しんできました。

(写真の左側の木造建築は、最近完成した「本丸御殿」です)

名古屋城は、なんと言っても「金の鯱鉾(しゃちほこ)」ですね!

 

有名になってしまった「名古屋おもてなし武将隊」が城におります。
信長、家康、秀吉の他、最近では忍者部隊が人気。

 



政治の場でもあった本丸御殿は、
十年もの年月を掛けて完成しました。
内部が公開されていますが、
絢爛豪華で、素晴らしいです。




この日は、人形作家の 童夢由里子 さんの、からくり人形の展示会がありました。
右の人形が手車を回すと、箱の中から別の人形が出てきて笛を吹きました。




子どもたちによる、お琴の演奏や、演武も披露されました。

重要文化財の西北隅櫓(せいほくすみやぐら)も特別公開。
五百年前の実物です。焼失を免れた貴重な櫓。
中からは、眼下にお堀が見えました。

ライトアップされた天守閣。現在は、中には入れません。
次に中を見られるのは、五年後くらいでしょうか。
木造になった天守閣にも、登ってみたいです。


中馬のおひなさん(豊田市足助町)

2018年03月02日 | イベント

中馬(ちゅうま)というのは、中馬街道のことを指します。
場所は愛知県の豊田市足助(あすけ)町。
ここには、秋の紅葉で有名な「香嵐渓」があります。
足助は、かつて、馬を使って塩や野菜などを運んだ馬商人(中馬)
たちが通っていた宿場町でした。
豊田市の中心部からは車で30分ほどなので、都会のオアシス的場所です。

「中馬のおひなさん」は、20年ほど前に、町起こしとして
始められたのが、すっかり定着して、毎年開かれています。
中馬街道沿いに軒を連ねる民家や商店の軒先や店内に
その家に代々伝わるひな人形を飾って、道行く人を楽しませてくれます。

足助で最も美しいと言われる「マンリン小路」
左にあるのは、「マンリン書店」で、画廊があります。

店の中庭に飾られた、雛段。

「交流センター」玄関の雛段。徳島からの寄贈品もあります。

三河地方に伝わる土びな (写真下↓)
足助では、ひな祭りは、女の子に限らず、男の子のお祝いでもあったそうです。
その時、土びなをかざったとか。
ひな祭りの人形は、元来は土俗的な信仰でもあったので、
華美な段飾りは江戸時代に入ってからといわれています。

 

 


ゆるキャラ・グランプリ 2014

2014年11月05日 | イベント

ゆるキャラグランプリ 2014 

    in 愛知(中部国際空港) 


 11月1~3日のあいだ、 中部国際空港(セントレア空港)で
行われた
「ゆるキャラ グランプリ 2014」に行ってきました。

会場は、空港近くの空き地。当初降っていた雨も次第に止み、
グランプリ発表の3日は、祝日ということもあり、超人気の
イベントとなりました。下↓は、グランプリとなった「ぐんまちゃん」
 


   

セントレアとはcentralairportの造語とか。
中部の空港という意味です。

ちょうど、デッキの上ではクリスマスイルミネーションの
飾りつけの最中でした。

 

空港近くの広大な空地が、ゆるキャラグランプリの会場です。

空港は、名古屋駅から特急で40分くらいですが、
常滑(とこなめ)の海に面しています。

入り口では、ゆるキャラたちが、お出迎え。 
2位になった「ふっかちゃん」もいますよ (^_^)/~

陸前高田の「ゆめちゃん」参戦。
手に持つステッキには、名古屋城の金のシャチホコが ♪

陸前高田と名古屋は、友好都市協定を結んだ仲良しなのです。
津波のあと、名古屋市の職員が陸前高田に応援に行ったのが縁で
交流が続いています。ゆめちゃん、かわいいね (^o^)/

 

 二ヶ所あるステージでは、ゆるキャラたちが自己紹介。
ひとり2分という持ち時間で、PRを繰り広げていました。

広い会場では、すごい数のキャラたちが、お客さんをおもてなし。

「自分に票を入れて~」と必死のお願い合戦でした。

これが、その投票券です。入場券を買うと、一枚ずつもらえます。

キャラのいる各ブースに置かれた箱に入れるだけです。

あらかじめネット投票されている数と合わせて、順位が決まります。

ご当地グルメのコーナーもありました。
ラーメンや、肉まんなどのB級グルメがズラリ。

私は青森の「せんべい汁」などを食べました。
味噌汁に浮かんだ せんべい を崩し入れて食べる郷土食です。
ちょっと、からかったですが・・・(^_^;)

三日目に行われた、決定戦でグランプリが決まりました。

下の写真、左からバーバーくん(企業・1位)、みきゃん(3位 愛媛)、

ぐんまくん(1位 群馬)、ふっかちゃん(2位 深谷市)

ゆるキャラたちに、心が癒される一日でした。(^^♪ 

この下のコーナーに、会場風景の「フォトチャンネル」があります。
もっとたくさんのキャラが登場します。見てね(^o^)/(広告の下)