せせらぎの散歩道

気ままにアート。時には旅行。
その時々、感じたことをしたためます。

ジョン・レノンの愛した軽井沢(小野家の別荘)

2017年08月23日 | 旅行

NHKの「ファミリーヒストリー」で、ヨーコの先祖や、
小野家のことが特集されてから、このブログにも、
アクセスがけっこうありました。

小野家は、もともとエリート中のエリートみたいな
立派な家柄だったのですね。
ヨーコが、母方の安田財閥の孫にあたり、それに反発して
家を飛び出たことは知っていましたが、父方の小野家も優秀。

そんなヨーコの両親が知り合ったのも軽井沢!
その、軽井沢の小野家の別荘にも行ってきました。
(現在は、だれも住んでいなくて、非公開ですが) 

万平ホテルの近くにある、小野家の別荘付近にて

ジョン一家が、お忍びで来日して、ひと夏を過ごした
小野家の別荘。(と思われる建物)
ジョンが亡くなる前の三年間、連続で来たそうです。

かなり広い敷地は、手入れが行き届いていましたが、
奥の方の別荘は古びていました。
ホテルの人も、地元の人も「建て替える」と言っていたので
いずれ、人手に渡るのか?

でも、ジョン&ヨーコ&ショーンの思い出のつまった別荘です。
ヨーコが手放すとは思えないのですが・・・。

表札もなく、詳細な場所は「個人情報のため」と教えてもらえませんが、
けっこう有名な場所なので、一目でわかりました。

ジョンが万平ホテルなどに行くときに登ったかもしれない
ホテル裏の近道。

 


ジョン・レノンの愛した軽井沢(万平ホテル)

2017年08月20日 | 旅行

軽井沢万平ホテルは、かつてジョン・レノンが泊まったことがあり、 
そこのティーラウンジで、よくお茶を飲んだり、ピアノを弾いたこともある、
ということは知っていましたが、私は一度も行ったことがありませんでした。
あるブログで、ジョン一家が泊まった部屋に泊まった体験記を読んだのを機に
長年の夢だった万平ホテル宿泊を実現することにしました。

行ってみると、万平ホテルだけではなく、ジョンが軽井沢をこよなく愛し、
たびたび訪ねていた足跡が、至る所にありました。
夏の軽井沢は、観光客で賑わっていますが、ジョン一家の好んだ地は、
どちらかといえば、人通りの少ない場所にありました。
リバプールによく似ているという軽井沢で、
ジョンは何を感じていたのでしょうか。
そんなことを考えながら、ジョンを巡る旅をしました。


 

万平ホテルのティーラウンジ 

 

 軽井沢の万平ホテルは、ジョン・レノンがヨーコ夫人と息子の
ショーン君と共に、
夏の間、長期滞在したことでも有名な、
老舗ホテルです。

40年も前のことなのに、いまだにファンが訪れて、
ジョンが座っていたという
この席で、ジョンが希望して
メニューに加えられたという「ロイヤルミルクティー」を

飲むのが習わしだそうです。

私も、ここに座って、飲みましたよ!
 ロイヤルミルクティーを  ^^) _旦~~

こっくりとした、いい味でした。

 

その、万平ホテルの資料室には、ジョンが弾いたという
ピアノが展示してありました。

ピアノの背後の壁には、ジョン一家の写真が飾られています。♫♪
歴史のある、古いホテルであることを実感しました。

     

 

上の写真が、ジョン一家が長期滞在したという128号室。
部屋の指定ができないので、指定しませんでしたが、
私たち夫婦の部屋は、128の隣りでしたので、びっくり。(*''▽'')
あとから、ちょっとだけ128を見せてもらいました。

せっかくなら、希望すればよかったかな?と、ちょっと後悔。

万平ホテルは広いので、本館、新館、別館などいろいろあります。
ジョンの泊まった、このフロアが「アルプス館」です。
アルプス館は、ホテルの正面玄関の上に位置していて、
ひとつのフロアのみ。
部屋数も多くなくて、かなり高いのに人気です。

ハイシーズンではなかったですが、朝食付きで、ひとり一泊25000円。
でも、さすがにステキでしたよ。いい思い出になりました。

    

部屋は、かなり広くて、大きなロッカー箪笥などがいくつもあり、
長期滞在してもいいようにできていました。

 

↑上の写真は、現在の218号室(他ブログより転載)

 

万平ホテルのジョン&ヨーコ
218号室の他の部屋にも滞在したそうなので
どの部屋かは不明です。
今の218号室より質素な感じですね。
現在の218号室は、ベッドやソファーなど、
218号室を訪ねるファン用に豪華にしているもよう。
でも、どうせ泊まるなら218号室が良いですね

 

万平ホテルのレストラン。
朝一番で入ったったので、お客さんはまだ少ない。
窓際の席をゲットしました。
朝食セットから、オムレツを頼みました。
大きい~(^^♪ 中は、ふわとろ で、美味しかったです。
夏休みに入っていたから、子ども連れ多し。
子どもの泣き声に、少し悩まされました。(◞‸◟)

 


ジョン・レノンの愛した軽井沢(喫茶「離山房」)

2017年07月24日 | 旅行

 

 ジョンが足しげく通った 喫茶店「離山房」

 

テラス席の写真右手に、ジョン一家の写真の飾られた喫茶室があります。
テラス席の写真左手の下側には、ジョンの好んだ東屋があります。
テラス席から東屋は見えにくいので、ジョン一家がくつろいでいても、
気にならなかったかもしれませんね。


    離山房特製のブルーベリージュース


離山房は、軽井沢駅から車で15分くらい行った場所にポツンとありました。
昔は、水上勉や円地文子などの作家たちのサロンだったそうです。 
開店と同時に店内に入ったせいで、まだお客さんはいませんでした。
たまたま座ったテラス席の奥が、ジョンの定位置だったとかで
ラッキー!(*^^)v


ジョンとヨーコは、息子のショーンを連れて、自転車や車でこの喫茶店に
やって
きて、敷地内にある東屋でのんびり過ごしていたそうです。
通ってきた数は、なんと30回以上だったとか。
初めは、テラス席に腰を降ろしていたけれど、
そのうち、お客さんの目の届きにくい東屋に移動し、
日中のかなりの時間を東屋で過ごしたそうです。

店のオーナーや近所の人とも親しくなり、
近くに別荘購入の話しも進んでいた

とか。離山房が、よほど気に入ったのですね!

 

離山房の店内には、ジョン一家の写真や、ジョンが飲んだ
コーヒーカップなどが
展示されています。
オーナーと一緒に撮った東屋での記念写真が、
日本におけるジョンの最後の写真になってしまったそうです。
公開しているのは店内のみ、とか。

(お店の方の許可を得て撮影しました)

ジョンの好んだ東屋。ジョンたちの記念写真の場所。椅子は、記念撮影用。
この東屋は、ジョンの幼少の頃に遊んだ、リバプールの孤児院
「ストロベリー・
フィールド」の庭にあった建物と似ていたらしく、
ここが日本での彼の隠れ家?に
なったようです。

 

 

柱の傷は・・・ではないですが、木に小さな釘を打ち付けて、
ショーンの背を記録した
そうで、その時の釘も木に残っています。
(木に付けられた、赤い矢印の先)

今では、木もショーンも背が伸びて、位置が高くなってしまいましたが )^o^(

 ↑ 離山房の場所(「地図」をクリックすると、goo地図が開きます)


飛騨古川(岐阜県)への旅

2016年12月16日 | 旅行

古川名所の古い町並み
白壁の土蔵と瀬戸川界隈(かいわい)
 

 


飛騨古川駅に降り立ちました。

ちょうど、アニメ映画「君の名は。」ヒット中でした。
聖地巡礼、と言って、アニメの登場シーンを巡る人が
大勢古川に押し寄せて、社会現象になっていました。
私も、古川駅の「聖地」をパチリ  ☆   ↓        

その後、駅から10分ほどのところにある、
古い町並みを歩きました。

夏は、鯉の放流がある場所。
観光ポスターにもなっている素敵な場所です。
学生時代に、ここでスケッチしました。

古川の山車祭りの展示がある「まつり会館」

会館内には、巨大な山車が展示してあります。

この日は、ユネスコ文化遺産に登録されたので
無料開放されました。ただ見できました(^^)/

   

町で食べた、飛騨牛すきやき丼。店にあった彫り物のネコ 
やはり、飛騨の匠の町だけあります。 

久しぶりの古川は、ゆったりした時間が流れていて
ほっとする町でした。
学生の時にスケッチしに来て、
ちょうど小雨が
降っていました。
不思議なことに、
かつてスケッチした場所に立った時、
それまで晴れていたのに、小雨が降り出しました。

やはり、飛騨には不思議な時間が流れる。
時間が元に戻ったような、不思議な瞬間でした。                              

 


安曇野・いわさきちひろ美術館

2016年09月25日 | 旅行

お盆休みを利用して、長野県・安曇野(松川村)にある
いわさき ちひろ絵本美術館を訪問しました。

夏休みのせいもあり、松本から遠い地域にもかかわらず、
かなりの人で賑わっていました。
館内では、特別展「窓ぎわのトットちゃん」原画展を開催。 
7月にオープンしたばかりの「トットちゃん広場」にある、
電車の教室も見てきました。
黒柳徹子さんの自伝小説「窓ぎわのトットちゃん」
の中に出てくる電車が、実物大で展示されていました。 


    安曇野いわさきちひろ美術館 
   館長は黒柳徹子さんです。

 

美術館は、松川村の村営公園内にあります。
いわさきちひろ のご両親が住んでいた
松川村に建てられた、広大な美術館です。


館内で開かれていた「窓ぎわのトットちゃん」原画展。
数十枚に及ぶ原画(複製含む)が、展示されていました。


ともえ学園の 電車の教室

 

「窓ぎわのトットちゃん」に出てくる、電車の教室。
電車の中が、教室と図書室でした。

電車の教室の中。各自が好きな教科を
学習できるという、夢のような教室です。


 

電車の教室のある「トットちゃん広場」
の方角から、美術館を見たところ。
ラベンダーの畑が広がっていました。

館内では、BIB国際絵本原画展も開催していました。
いわさきちひろの足跡を辿る展示室もあり、
画材などの遺品や、世界30か国語に翻訳された
「窓ぎわのトットちゃん」の本の展示も。

ちひろ一家の住んだ、黒姫の山荘の複製。

黒姫山荘の内部に展示してある
ちひろの肖像写真と画材。

ちひろが好んだというババロアも
館内で食べられます。
甘くて、とっても美味!

世界中の人に愛され続ける、いわさきちひろ。
彼女の偉大さを感じさせる旅でした。

また「窓ぎわのトットちゃん」読んでみようっと (^^♪