小雪が舞う中・・・スキップして出かけました
今日は 佐伯チズさんの講演を聞きに 大阪のリッツカールトンホテルへ・・・
リッツでお昼食を頂いた後、
チズさんのお話を聞けるなんて・・・
幸せすぎて、 あやうく死んでしまうところでした
誘ってくれた従姉に 心から感謝です
以前に
現状の「エステ」がうさんくさい業界になっていることを指摘しておられ、
本来「エステ」とは 究極の「癒し」であり、これからの高齢化社会にも活用されるべき技術であり、
ボランティアにも通じるこの技術者は「尊敬されるべき」存在である、というお話をなさっていて・・・
感動した覚えがあります
どんなにレベルの高い施術ができても
高額なコースを強引に勧誘したり、高価な化粧品を強要したりでは
絶対に世の中には受け入れられません。
「目の前のお客様が、何をご希望か。美しくなっていただくために自分は、何をして差し上げられるか」
そこのところに誠実でなければ、「うさんくさいエステティシャン」となってしまいます。
チズさんは こんなに有名ですけれど、お化粧品を販売していません。
現役の技術者ですから、エステはなさいます。
「二時間仕事するより 美容液一本売ったほうが楽よ、そしたら 販売ばっかりしちゃうから化粧品は作らない」
とのこと。
素敵
「純粋な気持ちで人をきれいにする」ここがこだわり。
どんな高価なお化粧品を使うか、ではなく
どうやって 手持ちの化粧品を活かすか・・・これを小さい身体で必死に提唱なさいます。
手のひらで温めたクリームを 大野君にハグされる妄想しながらゆっくり浸透させると良いらしいのです。
ビョンさまだったり 向井理だったり 福山雅治だったりするみたいですけど
こちらは 冗談でしょうが、
ただ「顔につけている」いろいろなものから「自分の手」という最高の道具を利用して
最高のパフォーマンスをひきださないと損とお伝えになりたかったのでしょう
私がぼんやりと頭の中に描いていたことを
こんなに自信をもって 大きな声で 力強くお話くださることに
とにかく感激いたしました
そういう私も 以前はメーカーでお仕事をしていて・・・
そのときは 自社製品が最高だと信じて疑いませんでした。
お客様をきれいにして差し上げたくて 色々とお勧めをして、売り上げも上がっていました。
研修の際に 成績優秀者として壇上に上がることもありました。
でも、私は 全然 誇らしくなかったのです。反対に 惨めな気持ちさえ感じました
「こんなこと したいわけじゃなかったのに・・・」
人は「売りたくってたまらない人」からは不思議とモノは買いません。
だから、この業界には珍しい「これを使えばきれいになります」という姿勢の人には「それ頂戴」と言ってしまうのです。
結局 自分の思いとは反比例して 売り上げばかりが伸びてしまい
上司に変な期待をされたり、
肝心の 「お客様に誠実に施術する」時間がなくなってしまうのです。
自宅で細々エステをはじめたのは このためです。
自分の納得のいく活動が自由にしたかったから・・・。
でも、「こんなにのんびりしていて良いのか」と不安になることもあります。
だから・・・
こんなに有名な人に「あなたは間違っていない」と応援されちゃった気分に(勝手に)なって
私はとっても嬉しかったのです
・・・なんだか 興奮して取り留めなく書いてしまいました。
明日からは いくつかの具体的な「佐伯式お金のかからない美肌活動」についてのお話を
ご紹介していこうと思います
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