とんでもない悲劇が起こってしまいました。
飛行機や 新幹線で、ほんの数時間あれば到着する町々で
信じられないくらいの沢山の人々が
信じられないような
想像を絶する環境で
不安な時間を ただただ 過ごしておられます。
テレビでは 不明者二万人とか
海岸に遺体が３００体とか
江戸時代の地震じゃないのに・・・ 今は２０１１年なのに・・・
目を 耳を 疑うようなニュースばかり。
子供を捜すお母さん。
家族全員がばらばらになって 避難所を訪ね歩くお父さん。
津波にさらわれて奥様だけが流されたと、あの手を離さなければ・・ご自分を責めるご主人
家も車も会社も思い出も 全部 跡形も無いけれど
家族がそろっているから 我々は幸福だ、と仰るご主人。
暖かい部屋で見る映像の中に 一体どのくらいの人のどんな想いが詰まっているのか。
わたしなんかには 思いを馳せる事すらできません・・・
他人事ではないのです、
住んでいた場所が違うだけなのですから。
なにができるかな
私に なにか 出来ることはあるかな・・・
いつも頭で考えつつも、焼きたてのパンを食べ、温かいコーヒーを飲み、
ぽかぽか天気に お布団を干し 靴を洗って 犬まで洗って
いつもの週末を過ごすわけです。
なんだか 申し訳ない
テレビにはうつらなくても、現地に乗り込んで 夜通しで救助活動に身を捧げておられる方々が
沢山 おられると思います。
そんな環境にもない 能力もない私に出来ることは・・・？
もう少し落ち着いたら、援助物資とか 寄付とか
きっと手段が出てくると思いますから
そのときに、身の丈だけですが、協力させていただこう・・・
自分に出来ることなんて、
なんて ちっぽけでくだらないのだろうと
情けなくなってしまいます
せめて
せめて
夜の寒さが ゆるやかでありますように・・・
