Ciel Bleu 「青空」

「日々是好日」

10/7新潟県立植物園シンポジウムが開催された。

2018-10-10 13:29:05 | 新潟県立植物園
趣味園HPの最新トピック&ニュースや植物園からパンフも送られてきていた。
バイトがあるので参加できないな~と諦めていたが急遽バイトが無くなり参加できた。

      第15回植物園シンポジウム…ふるさとの植物を守ろう
     「ナショナルコレクション…貴重な植物を世に伝える」

主催は日本植物園協会(全国にある118の植物園の集まり)
 
第一部 ナショナルコレクションはなぜ必要か?
①植物園でランを知る・守る・伝える「国立科学博物館筑波実験植物園 遊川知久さん」
②イギリスにおける植物保全・ナショナルプラントコレクション「安城産業文化公園デンパーク 長澤亜紀子さん」

第二部 全国の植物園のすばらしいコレクション
①ナショナルコレクション認定第1号「北里大学薬学部附属薬用植物園 古平栄一さん」
  「武田薬品京都薬用植物園命名ツバキ品種群」
②広島市植物公園の変わり葉ゼラニウムコレクション「広島市植物公園 島田有紀子さん」
③日本を代表する花木産地 新潟の園芸植物「新潟県立植物園 倉重祐二さん」

興味を引かれた話

広島市植物公園の島田有紀子さんが(趣味園TVお馴染み)
ご来県~「変わり葉ゼラニウムコレクション」の話!

変化朝顔同様にゼラニウムも「葉芸」する…公園では約560種類ものゼラニウムの仲間を保有し、
毎年3月~4月に「ゼラニウム展」を開催している。

変わり葉ゼラニウムはオランダから明治後半に輸入された。
日本人の価値観と美意識でもって独特のアレンジが加えられ、オリジナル化していった「伝統園芸植物」だという。


四季により移り変わる葉色を愛でるのは日本人の感性だというが、戦後は衰退して消失の危機に瀕している。

五色葉・二色葉・銀杏葉・石化・夏葉から冬葉に色が変わるものなど、
スライドで紹介された斑入りゼラニウムの多さに驚いた。
日本における変わり葉ゼラニウムの栽培史を調べ、品種と共に、
それにまつわる文化や歴史も構成に伝える活動をしている。

大正初期から3回の大ブームがあり、投機の対象になったほどだという。
いつも時代もブームは色んな意味で怖い…

新潟の園芸の話は倉重園長さん。
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