イスラエルという国が、よくわからない。
ナチスからの被害を受けたのはわかるけど、
今行こなっている行動が正しいとは、判断できない。
ロシアがオリンピック参加できなくて、イスラエルが参加できるのは何故でしょうか?
<コラム 筆洗>英作家サキの短編にトバモリーという言葉をしゃべるネコの話が…
英作家サキの短編にトバモリーという言葉をしゃべるネコの話がある。あるパーティーでのこと。トバモリーが一人の女性にこう暴露する
▼ここのご主人はあんたを招待したくなかった。でもあんた以外にこの家のおんぼろ自動車を引き取る愚か者はいないから招待したんだよ。なんてこというんだ、トバモリー
▼こちらの「招待」をめぐる本当のところを事情通のあのネコに尋ねたくなる。長崎の原爆平和祈念式典にイスラエルを招待しなかった一件である
▼長崎市はイスラエルに反発する勢力による不測の事態を考えての判断というが、招待しないことでパレスチナ自治区ガザに対するイスラエルの過剰な攻撃をやめさせたいという本音もあったか
▼原爆で大勢の命を失った長崎はガザの苦しみが痛いほど分かるのだろうと想像する。残念ながら結果は穏やかではない。イスラエルの攻撃を支持する米国、英国、ドイツなどがそれならばわれわれもと大使出席を見送った
▼難しい問題である。長崎の思いは思いとして式典の目的が核兵器の廃絶と世界平和にあるのなら、ガザの現状に泣きながらでもイスラエルに招待状を送る選択もあったかもしれぬ。核廃絶という長く険しい道のり。肝心なのは長崎と原爆被害から国際社会の目をそらさせないことだろう。不幸な出席見送りを招いた長崎市の判断は責められないが、心配も残る。
でした。
西 逈さんのコメントです。
《平和の式典 (西 逈)
よくはわからないが、ユダヤ教にはユダヤ民族の他は人間じゃないという選民思想があるのではないか? だからパレスチナ人の子供たちが幾ら死のうとお構いなし。私が長崎市長でも、イスラエルを招待しません。それでも、アメリカの駐日大使は「これで許してね」と、増上寺での慰霊法要に参列しています。広島は首相の意向によるものか、イスラエルを招きました。そんな中途半端なことをするより、ロシアや北朝鮮も招かんかい。》