子どもの頃は、小学校区に3軒の映画館がありました。
劇場の表を飾る大きな看板に、心ときめかせたものでした。
今は、歌舞伎を上演する大きな劇場に、その看板が残っていますね。
でした。
映画の俳句はたくさんありましたが、映画看板は二つだけでした。
《映画看板》の俳句
・名画座の看板古き朧月 市ヶ谷祥子
・乳房と拳銃ばかりの看板東京涸れ 楠本憲吉
間違っていたら、ごめんなさい。
「俳句季語一覧ナビ」から引用しました。
西 逈さんのコメントです。
《心ときめき! (西 逈)
私が勤めていたのは仏教の月刊誌でしたが、親会社が「映画情報」という雑誌を出していたので、時々、その資料室に遊びに行ってました。ダンボール箱に無造作に山盛りになっていた洋画のスターたちの写真を見て、心ときめかせたものです! 三蔵法師の役だった夏目雅子さんにインタビューした時も、心ときめきました。デビューしたてで、まだ「鬼龍院花子の生涯」のような凄味はなかったですが、そりゃもう、桃のように美しかったものです。あんな美しい女優さんに話を聞けて、本当に「生きていて、よかった」と思いました。ただ、マネージャーみたいな監視役が横に座っていたのが、目障りでしたが。》