スポーツの世界に政治を持ち込んでは、絶対にだめと思うのですが、持ち込む国があるのですね。(朝日新聞デジタル)からです。
対戦予定が一転…韓国と北朝鮮、統一チームに 世界卓球
卓球台の前で記念撮影をする「コリア」の選手たち
スウェーデンのハルムスタードで開かれている卓球の世界団体選手権で、3日の女子準々決勝での対戦が決まっていた韓国と北朝鮮が試合を行わず、南北合同チーム「コリア」を結成して共に準決勝に進むことになった。国際卓球連盟(ITTF)が3日発表した。4日の準決勝で、日本と対戦する。
ITTFによると、「コリア」の結成は、両チームとITTFの3者で2日夜に協議した結果だという。両チームの選手たちは試合が予定されていたコートに入場後、握手を交わした。4月の南北首脳会談で署名された「板門店宣言」では、国際競技に韓国と北朝鮮が共同で参加することが盛り込まれていた。
3日の記者会見では「突然のルール変更は試合の公平性を損ねる」という指摘が出たが、ITTFのバイカート会長は「ルールを超えた出来事だ。平和へのサインだ」と述べた。
卓球では過去、1991年に千葉市で開かれた世界選手権で分断後初めて合同チーム「コリア」が結成され、女子団体で優勝している。
石川佳純、マッチポイントからの逆転劇 世界卓球準決勝2018年5月4日20時54分
会場が、どよめいた。2番手の最終第5ゲーム、10―10。石川佳純が放った強打を、コリアのカット主戦型キム・ソンイが食らいついて返球した浮き球が、台の角(エッジ)に当たった。10―11。マッチポイントを握られた。
「やばいなと思った」と石川。すぐに気持ちを切り替え、13―12とマッチポイントを握り返した。しかし、ここでもエッジボールで13―13。さらに失点し、13―14と絶体絶命のピンチに。それでも「絶対に負けられない」。球を冷静につないで3連続得点。勝利を決めると、跳びはねて喜ぶ。涙がこみ上げた。
「心は何度も折れそうになった」。だが最後まで自らを奮い立たせ、日本女子の主将の重責を全うした。踏みとどまれた理由は、2年前のリオデジャネイロ五輪にある。
初のメダルをかけて臨んだシングルス初戦の相手が、キム・ソンイだった。立ち上がりから飛ばし、2ゲームを連取したが、右ふくらはぎがけいれんし、敗退。悔しさを胸に、カット主戦型対策を磨いた。「精神面でも落ち着けるようになった」
迎えた世界選手権。前日に急きょ編成された合同チーム「コリア」との対戦に「動揺はあった。でもリオの時と同じじゃだめだと思って、自分を信じた」。チームを決勝に導いた。
(palam)
お互いに、メダルを持って帰るために、合同チームになったように思えてなりません。
残念ながら、決勝は中国に負けてしまいました。
卓球日本女子、47年ぶりV逃す
【ハルムスタード(スウェーデン)共同】卓球の世界選手権団体戦第7日は5日、スウェーデンのハルムスタードで行われ、47年ぶり9度目の優勝を目指した女子の日本は決勝で中国に1―3で敗れ、3大会連続の銀メダルだった。中国は4大会連続21度目の優勝。
準決勝まで出場した全員が無敗で勝ち上がった日本は、第1試合で伊藤美誠(スターツ)が劉詩ブンに3―2で競り勝った。第2試合は平野美宇(日本生命)が昨年の世界女王、丁寧に0―3で敗れ、第3試合で石川佳純(全農)が朱雨玲にストレート負け。第4試合は再び出場した平野が劉詩ブンに0―3で屈した。
(palam)
伊藤美誠が、逆転勝ちしたときは、日本やるのではと思いましたが、
平野美宇が、“赤子の手をひねる”ように敗れたので、つらくなって後は見ることができませんでした。
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