はんたろうのがらくた工房

えーと、えーと…。

北海道! その2

2018-06-29 23:56:34 | 旅のこと
早朝、宿の近くを散歩していたら、カササギがいた。
かつて九州でよく見た鳥だからちょっと意外だったが、要するに、どちらも大陸までの距離が本州よりも近いということなのだろう。

ここから、さらに海岸線に沿って走り、自分的に未踏の地、襟裳岬を目指す。



天候は、はっきり言って、悪い。



が、途中でいろいろな花に出会うと、テンションが上がる。
こちらはハマナス。



襟裳岬が近づくと、晴れこそしなかったが、急に雨が止み、視界がよくなった。



どーん。ついに襟裳岬に立ったぞ。



灯台の先にさらに伸びる岬は、斜面にニッコウキスゲ…いや、エゾカンゾウである、えへん。…が咲き乱れていた。


本州では高山植物で知られているから、海をバックに咲くさまは新鮮だ。



タカネミミナグサと推定。



こちらはタテヤマウツボグサ。



襟裳岬を後にすると、また俄かに天気が悪くなってきた。

北海道をドライブするなら、シカとの衝突に気をつけろと言われる。
エゾシカはホンシュウジカよりもずっと大きく体重もあるので、うっかり衝突すればクルマの損傷も洒落にならないのだ。
しかも、ホンシュウジカが人との遭遇を避けるため次第に夜行性になっているのに対し、エゾシカは昼間でも堂々と道路に出てくる。
とくに視界の悪い雨や霧の日は…



あ、ホントに出た。

こちらも初めての道をのんびり走っていたので、いたって平和的な遭遇となったが、なるほど、これじゃ住んでいる人は気をつけにゃならんわけだ。





道端に、大きくて特徴的な花の群生が目に付くようになった。



これはエゾなんとかか、キタなんとかか、はたまたリシリなんとかか!と写真をばしゃばしゃ撮りまくったのだが、あとで調べてみると、ルピナスとかいう栽培種が野良化したものと判明。
しかもそのルピナス、べつに北欧のような寒冷地原産ということもなく、温暖な地中海原産とわかって、二重にがっかりである。

まあいいや。



今日は期待してなかったタンチョウまで見ることができたから。

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