3日の箱根駅伝が終わるととたんに寂しくなってしまう…
元旦の実業団駅伝、トヨタ自動車九州の今井君が見事な走りっぷりでしたし、富士通1年目の柏原君は期待が大きかっただけに少し苦い実業団駅伝デビュー。
この2人が、箱根駅伝の放送の合間のサッポロビールのCMで共演してて!一緒に話しながら走ってる!
何!この箱根駅伝フリークが萌えるCM!
山の神と神童が共演ですって!
今年の箱根も様々なドラマがありましたし。
解説の瀬古さんの日体大がゴール間際におっしゃった言葉に泣きそうになりました。
日体大が昨年、たすきを繋ぎきれず繰り上げスタートになり、しかも19位という結果をうけ、新チームは当時2年だった子をキャプテンに据えて。
当時の3年は、当然自分達がひっぱっていくものだと思っていたから反発もあり、監督に訴え出た選手もいたみたいで。だけど監督は2年という期間で強い日体大を作り上げるためにキャプテンは2年で!と譲らなかったのだそう。
そういういきさつがあった中で、最終ランナーが4年生の選手で…それだけで監督の計らいなのかなと思ったのですが、ゴール手前で瀬古さんが言うのですよ、「私はこの4年生達が立派だったと思います。褒めてあげたい」と。
腐ったり、いろんな思いが駆け巡る中で、それでもひとつの目標のために現状を受け止め、黙々と監督に従ってきた4年生達が立派だったと…。
格好いいよって思いました。
そして、誰かに認められる為にしたことではないと思うけれど、ちゃんと理解してくれてる人達がいるんだよ、報われたねと思うと胸が熱くなります。
駅伝というスポーツは、勝負が決まるまでの時間が長いし、関わる人が多いからそれぞれのコンディション、天候…いろんな要素が勝負を左右するし、どうなるか分からない手に汗握る展開が見る人に感動だったり落胆だったりいろんな感情をもたらしてくれます。
なので長い時間見てても飽きが来ないんですよね。
私が駅伝を見始めて、面白いと思ったのはたしか高校生の時。
当時強かったのが大東文化大学で。
いまだに黄緑とオレンジのユニフォームを見たら応援してしまいます。
来年は90回なんですと!
熱いレースを今から期待せずにはいられません。