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ハノハノ*ニジイロビヨリ

旧ハノハノ*アラチビヨリ
和やかにふんわりと、時々欲張りな日々。

8月6日によせて

2011-08-07 00:06:10 | なんてことない日々

あ。日付が変わっちゃった(汗)

8月6日は、広島は祈りに包まれます。
66回目の今年は、特に大きな祈りをもってこの日を
迎えました。

物心ついたら平和のありがたさ、命の尊さを広島県民は学びます。
確か幼稚園の遠足も平和公園だったし。
小学校、中学校、高校とどこかの学年で課外授業(社会見学)で
平和学習が行われています。
広島っ子なら誰もが知ってる8月6日朝8時15分。
でも、実際全国の小学生の認知度はたかだか30%ほどなんだそう。
そういうもんなんだ。って驚いた。
数式よりもそういうことを、授業や塾で教えて欲しいよ。

そして、今年。
未曾有の大災害によって日本の原発の安全神話の脆さを垣間見て。

物心ついて、8月6日を毎年迎え、まさか今まさに
放射能汚染が身近にあろうとは。
去年の私は思ってなかった。
そういうことを考えながら祈りの日を迎えようとは・・・。


でも。

66年前のヒロシマからは想像もつかないような街並みの広島市内を
見ていると。
人間力の素晴らしさ、たくましさを感じずにはおれません。
街は復興し、活気に溢れています。
大切な人や物を失った喪失感だけはきっとそのままだと思うけど
それでも健気に人々は復興に向き合い、歩みを止めず進んでいます。

いつもならヒロシマから世界へ向けての平和の大切さ戦争のおろかさを
訴える日。
だけど、今年はそれに加えて、人が町をよみがえさせることが
必ずできるんだと。
被災地に向け、大きな声で叫びたい。




コメント (2)
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