半次郎の“だんごんがん”

要するに、居酒屋での会話ですね。
ただし、半次郎風のフレーバーがかかっています。
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業績を数字だけで判断するの愚!

2010年04月27日 12時10分31秒 | ビジネスの参考に・・・なるかな?
こんにちは、半次郎です。

一時、業績の“可視化”が流行しました。
会社の業績というより、社員の労働が結果として会社にどのように貢献したのかを見えるようにするというものです。

分かり易く言えば、『良いのか悪いのか判断出来ないから、お前らの上司であるこの俺が判断出来るようにしてくれろ』という、あまり賢くない上司の言葉に従ったものだと認識しています。

結果として、比較出来ずに不満を溜めるだけとなった企業も多いようです。
ある会社では、本業のセクションよりも人事や総務、経理といった裏方のセクションの方が高評価されているといった、おかしな結果になったりしているところもあるようです。

これなど、見えなくてよい細かな部分が見え過ぎたせいで起きた不均衡だと思うのです。

大体、能力に見合った評価とか、貢献度に応じた評価をしなければならないと思うのが間違いの元。
誰もが分かるオール5の社員やオール1の社員だけ差をつければ良いのです。
その他は、一律、年功序列で良いのです。
それを無理に評価しようとするから、物事がおかしくなるのです。

第一、見えないところを見るのが、上司たるものだと思うのです。
その見えないものの中に、一番大切なものが隠れているのだと思います。

丁度、寄せ鍋のダシのように、どの食材から出たのかは解らなくても良いのです。
そこに入れられた全ての食材が合わさって、絶妙な味が生み出されるのですから…。

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