原発無くても電力足りる

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総選挙後の予想~福島への「徴兵」

2012-12-12 18:56:44 | 原発反対派と推進派
<暴力と恐怖しか手段の残されていない日本国家>

選挙でアジェンデ社会主義政権が成立したチリでは、ピノチェトは軍事クーデターのもと、暴力と恐怖で人々を押さえるしかなかった。多数の民衆が力と希望を持った時、権力者という少数者が巻き返しを図る方法は暴力と恐怖しか残っていない。

日本の状況はそれと似てきている。反原発運動で人々が社会を自身の力で変えられる実感を得たし、東京では脱原発を標榜する独自候補が擁立されている。

今、出来レース世論調査の人権侵害・軍事化推進自民党優勢報道は人々に恐怖を与え、抵抗する者への逮捕が乱発されている。大阪の放射性瓦礫焼却反対運動では普通ではありえないような、何の罪にもなりえないような罪状で続々逮捕が相次いでいるし、脱原発を掲げる都知事選挙候補者のビラを配布しただけで支援者が逮捕された。

*大阪の件に関してはこちらを参照のこと↓
 http://rescuekandenmae.blog.fc2.com/
*都知事選候補者ビラ配布では、逮捕されたのは70歳の人で、住民が「取り押さえた」とのこと。もみ合いということが書かれているが、そもそも一般人が一般人を取り押さえようとした時点で、住民側からの暴行意思が認められるのではないか?にも関わらず配布した支援者を逮捕するというのは異常であると言うほかない。↓
 http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG11044_R11C12A2CC1000/

<総選挙後にリアリティを持つであろう、福島への「徴兵」>

既に日本はゆるやかなクーデター下にあると見るべきではないのか。歯止めをかけるには、世論調査結果というマスコミが最初から最後まで仕掛けるプロパガンダを見破り、勇気を持って抵抗することだ。

そして、ピノチェト政権と比較しつつ、今クーデター下にあると過程するなら、次の政権後の世界はどうなるか。ピノチェト政権が「軍事独裁」+「新自由主義」だったことから考えて、自民党の基本的人権破棄、原発推進、徴兵制、TPP推進はどんな意味を持つか。

一つ思いつくのは、徴兵された人々が原発労働、特に福島第一収束作業に動員されること。被曝は年寄り影響少ないという嘘臭い仮説がかなり信じられてるから、その徴兵制に年齢制限はあまりないだろう
実際、都知事選候補の猪瀬直樹はそれを示唆するようなツイートを行っている
https://twitter.com/inosenaoki/status/170867646856826880

 「自分には関係ない」とタカをくくっているお年寄りこそ「先に行け」と言われるかもしれない。実際、ポピュリスト政治家達は年金制度を解体すべく「世代間格差」を吹聴し、若年層の不満を煽りつけこんだきた。
 
 福島原発は今も収束しておらず、使用済み燃料プールが地震などによって1度でも倒壊すれば付近の者は「ただちに」影響の出る「急性障害」に至る致死量放射線を浴びるだろう。そこに代謝の高低、年齢はほぼ関係ない。一度に大量の放射線を浴びれば、細胞内のDNAが破壊され、代謝が不能になり、若かろうが年老いていようが、生きたまま全身が腐っていくような生き地獄の果てに命を落とす。

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