<原子力発電情報4>
◎原発無しで電力供給の心配がないこと、原発が高コストであること等基本情報についてはまずこちらをご覧ください↓
http://blog.goo.ne.jp/hangenpatshu/c/2c2831eb20cbc1b391ee3534002fe530
○ 反原発・脱原発運動情報についてはこちらをご確認ください
→ http://datugeninfo.web.fc2.com/
ブログ:http://blog.goo.ne.jp/hangenpatshu
mixi:http://mixi.jp/show_profile.pl?id=38895035&from=navi
twitter:http://twitter.com/genpatusine#
Facebook:http://m.facebook.com/profile.php?id=100002210722790&refid=0&guid=ON
(目次)
① 原発基本情報補足
(1)「浜岡原発止めても電気足りる」チラシ
(2)資源の少ない日本では原発の電力供給は安定している?:世界のウラン供給
.ウランの埋蔵量は化石燃料の5分の1
.実は獲得競争のあるウラン
.原子力燃料関連事業の高い海外依存度
.ウラン価格高騰
(3)過去の原発停止で停電は起きたか?
(4)「原発をぜんぶ止めたら?」名大・高野教授
(5)田中優氏による代替発電論:本気で取り組めば自然エネルギーに転換可能
②原発報道と情報統制
(1)電力会社によるマスコミ支配~年間2000億円の広告費用~
(2)政府による情報統制への動き
.東日本大震災に係るインターネット上の流言飛語への適切な対応に関する要請(総務省)
.コンピュータ監視法案を、震災のドサクサの中で閣議決定
(3)良心的メディア等の報道
.電力会社からの圧力に屈しなかった朝日ニュースター
.精力的に原発報道を行うビデオニュース・ドットコム
.TBSラジオ「キラ☆キラ」パーソナリティ・小島慶子、原発問題について発言
(4)メディア改善のために何ができるか
.癒着メディア不買
.良心的メディアの購入
.応援メールなど
****************************************
①原発基本情報補足
(1)「浜岡原発止めても電気足りる」チラシ
→ http://nukewaste.net/hamaokaflyer0412.pdf
http://nukewaste.net/denryoku.html
(要旨)・中部電力自身のデータでも真夏のピーク時も原発なしで電力供給は充足
・全国の原発がなくても90年代バブルの頃と同等の電力が賄える
(2)資源の少ない日本では原発の電力供給は安定している?:世界のウラン供給
.ウランの埋蔵量は化石燃料の5分の1
2002年のOECD/NEA、IAEAなどの統計資料によれば、化石燃料の埋蔵量は合計で
318年分であるのに対し、原発の燃料であるウランの埋蔵量は61年分に過ぎない。
.実は獲得競争のあるウラン
加えて、ウランは量的に少ないだけでなく核兵器や軍艦などの動力として軍事利用したい国などからも需要が見込まれる。したがって、原子力依存は燃料資源の足りない日本の電力供給をかえって不安定化させる要因になりかねない
.原子力燃料関連事業の高い海外依存度
燃料に関する限りウラン採掘から製錬工場・転換工場という最初
の3段階は全て海外で行われている。
次の濃縮過程も日本では原発3基分しか行われらずほぼ海外依存。その次の段階である再転換も日本では三菱原子燃料のみしか行っていない。(2007.9.1『週刊ダイヤモンド』参照)
.ウラン価格高騰
中国・インド・アメリカ・イギリスなどでの原子力推進政策を背景にウラン価格は
2007年6月には2000年の19にも跳ね上がった。今回の福島事故を受けても
中国・ロシアなどは原発推進政策を転換させていない
(3) 過去の原発停止で停電は起きたか?
・2003年4月 福島第一原発他での不祥事発覚により東京電力の原子力発電所全17基停止
・2007年7月 新潟県中越沖地震により変圧器火災発生。柏崎刈羽発電所全面停止
↑
これらはすべて東京電力管内の原発停止であるが、停電は起きたか。しかも、200
3年は全基停止、2007年は真夏の電力消費ピーク時である。
(4)「原発をぜんぶ止めたら?」名大・高野教授
名古屋大学の高野雅夫准教授によるブログです↓
http://blog.goo.ne.jp/daizusensei/e/4fdfb6bead84198c5ecbd05030cc142d
(要旨)・原発なしでもバブル経済をやっていた1980年代後半と同等の電力
・ピーク電力で約2割の節電によって、原子力発電所を止めても大丈夫
・80年代以降、人口の伸びは止まり、産業部門の電力消費はあまり増えてない
・伸びたのは家庭とオフィスなどの民生部門の電力消費
(5)田中優氏による代替発電論:本気で取り組めば自然エネルギーに転換可能
↓以下の動画参照
http://www.ustream.tv/recorded/13373990
* 『原発に頼らない社会へ』という書籍も刊行。坂本龍一さんも帯で推薦
②原発報道と情報統制
(1)電力会社によるマスコミ支配~年間2000億円の広告費用~
『別冊宝島 1752』の 川端幹人さんの記事「金と権力で隠される東電の闇」を参照
↓(下記サイトで立ち読みできます)
http://tkj.jp/book?cd=20175201
(要点)
●テレビなどのメディアはほとんど東電責任を追及していない
●これまでもテレビメディアで電力会社批判はタブー*2002年東電の原発トラブ
ル隠し、07年中越沖地震での柏崎原発付近活断層隠蔽、10年の福島原発トラブルなど民放では1分も報道せず
●電力業界・原子力業界は年間2000億円の広告費用をマスメディアに流して
いる
●70年代に自民党・通産省・科学技術省・電力会社の連携で原発TVCM等開始
●電力業界も広告費で原発批判を押さえ込もうとし、メディアもそのエサに飛び
つき原発安全広告を掲載してきた
●AC役員には電力会社トップがずらり・・・理事には西澤俊夫(東電常務)、原
田正人(中電常務)、向井利明(関西電力副社長)、山下隆(中国電力社長)、千
葉昭(四国電力社長)など
(2)政府による情報統制への動き
.東日本大震災に係るインターネット上の流言飛語への適切な対応に関する要請(総務省)↓
http://www.soumu.go.jp/main_content/000110048.pdf
.コンピュータ監視法案を、震災のドサクサの中で閣議決定
↓下記記事参照
http://www.news-postseven.com/archives/20110411_17219.html
(3)良心的メディア等の報道
.電力会社からの圧力に屈しなかった朝日ニュースター
この間、原発批判報道番組などを精力的に放送しています。そのためか、スポンサ
ーだった連記事業連合会から圧力をかけられましたが、屈せずにスポンサーなしで番
組放送も行いました。
↓
http://asahi-newstar.com/web/
.精力的に原発報道を行うビデオニュース・ドットコム
インターネットですがこちらも原発問題について精力的に報道しています。
↓
http://www.videonews.com/
.TBSラジオ「キラ☆キラ」パーソナリティ・小島慶子、原発問題について発言
4/12放送で原発問題について発言しています
↓以下サイトで聴取できます
http://www.tbsradio.jp/kirakira/opening/
(発言要点)
・「東海地震震源地になるであろう所で動いている浜岡原発は大丈夫か」
・「電力会社よりも第三者が安全点検したほうがいいのではないか」
・「いろんな思いを抱えながら一晩中高円寺の反原発デモの映像を見ていた」
・「デモをする人の気持ちが分かった」
*4/13にも原発問題に言及
(4)メディア改善のために何ができるか
.癒着メディア不買
大手テレビ局や新聞社は原発無しで電力供給の心配がないこと、原発が高コストであること等基本情報について全く伝えていません。
●電力会社と癒着する新聞社や雑誌は買い控える
●地上デジタル化を機会に、テレビを買い換えず大手テレビ局はもう見ない
などの方法で腐敗したメディアを淘汰していくことができるでしょう。
.良心的メディアの購入
○上記(3)で紹介した「朝日ニュースターへ」はケーブルテレビ・スカイパーフェクTVなどの多重放送で購入契約できます。
○同じくビデオニュース・ドットコムもネット上での購入視聴です。
↑
余裕のある方は個々人で契約。
あるいは団体や何人かで契約、などしてこれら良心的メディアを支えてはいかがでしょうか?
.応援メールなど
上記(3)で紹介した良心的メディアに応援メッセージを送りましょう!
◎「朝日ニュースターへ」の意見・感想↓
http://asahi-newstar.com/web/wp-content/themes/asashi/impressions/index.html
◎ビデオニュース・ドットコムへの意見・問い合わせ
→ http://www.videonews.com/inquiry.php
◎TBSラジオ「キラ☆キラ」 MAIL:kirakira@tbs.co.jp FAX:03-5562-0954(24H)
電話:03-3587-0212
◎原発無しで電力供給の心配がないこと、原発が高コストであること等基本情報についてはまずこちらをご覧ください↓
http://blog.goo.ne.jp/hangenpatshu/c/2c2831eb20cbc1b391ee3534002fe530
○ 反原発・脱原発運動情報についてはこちらをご確認ください
→ http://datugeninfo.web.fc2.com/
ブログ:http://blog.goo.ne.jp/hangenpatshu
mixi:http://mixi.jp/show_profile.pl?id=38895035&from=navi
twitter:http://twitter.com/genpatusine#
Facebook:http://m.facebook.com/profile.php?id=100002210722790&refid=0&guid=ON
(目次)
① 原発基本情報補足
(1)「浜岡原発止めても電気足りる」チラシ
(2)資源の少ない日本では原発の電力供給は安定している?:世界のウラン供給
.ウランの埋蔵量は化石燃料の5分の1
.実は獲得競争のあるウラン
.原子力燃料関連事業の高い海外依存度
.ウラン価格高騰
(3)過去の原発停止で停電は起きたか?
(4)「原発をぜんぶ止めたら?」名大・高野教授
(5)田中優氏による代替発電論:本気で取り組めば自然エネルギーに転換可能
②原発報道と情報統制
(1)電力会社によるマスコミ支配~年間2000億円の広告費用~
(2)政府による情報統制への動き
.東日本大震災に係るインターネット上の流言飛語への適切な対応に関する要請(総務省)
.コンピュータ監視法案を、震災のドサクサの中で閣議決定
(3)良心的メディア等の報道
.電力会社からの圧力に屈しなかった朝日ニュースター
.精力的に原発報道を行うビデオニュース・ドットコム
.TBSラジオ「キラ☆キラ」パーソナリティ・小島慶子、原発問題について発言
(4)メディア改善のために何ができるか
.癒着メディア不買
.良心的メディアの購入
.応援メールなど
****************************************
①原発基本情報補足
(1)「浜岡原発止めても電気足りる」チラシ
→ http://nukewaste.net/hamaokaflyer0412.pdf
http://nukewaste.net/denryoku.html
(要旨)・中部電力自身のデータでも真夏のピーク時も原発なしで電力供給は充足
・全国の原発がなくても90年代バブルの頃と同等の電力が賄える
(2)資源の少ない日本では原発の電力供給は安定している?:世界のウラン供給
.ウランの埋蔵量は化石燃料の5分の1
2002年のOECD/NEA、IAEAなどの統計資料によれば、化石燃料の埋蔵量は合計で
318年分であるのに対し、原発の燃料であるウランの埋蔵量は61年分に過ぎない。
.実は獲得競争のあるウラン
加えて、ウランは量的に少ないだけでなく核兵器や軍艦などの動力として軍事利用したい国などからも需要が見込まれる。したがって、原子力依存は燃料資源の足りない日本の電力供給をかえって不安定化させる要因になりかねない
.原子力燃料関連事業の高い海外依存度
燃料に関する限りウラン採掘から製錬工場・転換工場という最初
の3段階は全て海外で行われている。
次の濃縮過程も日本では原発3基分しか行われらずほぼ海外依存。その次の段階である再転換も日本では三菱原子燃料のみしか行っていない。(2007.9.1『週刊ダイヤモンド』参照)
.ウラン価格高騰
中国・インド・アメリカ・イギリスなどでの原子力推進政策を背景にウラン価格は
2007年6月には2000年の19にも跳ね上がった。今回の福島事故を受けても
中国・ロシアなどは原発推進政策を転換させていない
(3) 過去の原発停止で停電は起きたか?
・2003年4月 福島第一原発他での不祥事発覚により東京電力の原子力発電所全17基停止
・2007年7月 新潟県中越沖地震により変圧器火災発生。柏崎刈羽発電所全面停止
↑
これらはすべて東京電力管内の原発停止であるが、停電は起きたか。しかも、200
3年は全基停止、2007年は真夏の電力消費ピーク時である。
(4)「原発をぜんぶ止めたら?」名大・高野教授
名古屋大学の高野雅夫准教授によるブログです↓
http://blog.goo.ne.jp/daizusensei/e/4fdfb6bead84198c5ecbd05030cc142d
(要旨)・原発なしでもバブル経済をやっていた1980年代後半と同等の電力
・ピーク電力で約2割の節電によって、原子力発電所を止めても大丈夫
・80年代以降、人口の伸びは止まり、産業部門の電力消費はあまり増えてない
・伸びたのは家庭とオフィスなどの民生部門の電力消費
(5)田中優氏による代替発電論:本気で取り組めば自然エネルギーに転換可能
↓以下の動画参照
http://www.ustream.tv/recorded/13373990
* 『原発に頼らない社会へ』という書籍も刊行。坂本龍一さんも帯で推薦
②原発報道と情報統制
(1)電力会社によるマスコミ支配~年間2000億円の広告費用~
『別冊宝島 1752』の 川端幹人さんの記事「金と権力で隠される東電の闇」を参照
↓(下記サイトで立ち読みできます)
http://tkj.jp/book?cd=20175201
(要点)
●テレビなどのメディアはほとんど東電責任を追及していない
●これまでもテレビメディアで電力会社批判はタブー*2002年東電の原発トラブ
ル隠し、07年中越沖地震での柏崎原発付近活断層隠蔽、10年の福島原発トラブルなど民放では1分も報道せず
●電力業界・原子力業界は年間2000億円の広告費用をマスメディアに流して
いる
●70年代に自民党・通産省・科学技術省・電力会社の連携で原発TVCM等開始
●電力業界も広告費で原発批判を押さえ込もうとし、メディアもそのエサに飛び
つき原発安全広告を掲載してきた
●AC役員には電力会社トップがずらり・・・理事には西澤俊夫(東電常務)、原
田正人(中電常務)、向井利明(関西電力副社長)、山下隆(中国電力社長)、千
葉昭(四国電力社長)など
(2)政府による情報統制への動き
.東日本大震災に係るインターネット上の流言飛語への適切な対応に関する要請(総務省)↓
http://www.soumu.go.jp/main_content/000110048.pdf
.コンピュータ監視法案を、震災のドサクサの中で閣議決定
↓下記記事参照
http://www.news-postseven.com/archives/20110411_17219.html
(3)良心的メディア等の報道
.電力会社からの圧力に屈しなかった朝日ニュースター
この間、原発批判報道番組などを精力的に放送しています。そのためか、スポンサ
ーだった連記事業連合会から圧力をかけられましたが、屈せずにスポンサーなしで番
組放送も行いました。
↓
http://asahi-newstar.com/web/
.精力的に原発報道を行うビデオニュース・ドットコム
インターネットですがこちらも原発問題について精力的に報道しています。
↓
http://www.videonews.com/
.TBSラジオ「キラ☆キラ」パーソナリティ・小島慶子、原発問題について発言
4/12放送で原発問題について発言しています
↓以下サイトで聴取できます
http://www.tbsradio.jp/kirakira/opening/
(発言要点)
・「東海地震震源地になるであろう所で動いている浜岡原発は大丈夫か」
・「電力会社よりも第三者が安全点検したほうがいいのではないか」
・「いろんな思いを抱えながら一晩中高円寺の反原発デモの映像を見ていた」
・「デモをする人の気持ちが分かった」
*4/13にも原発問題に言及
(4)メディア改善のために何ができるか
.癒着メディア不買
大手テレビ局や新聞社は原発無しで電力供給の心配がないこと、原発が高コストであること等基本情報について全く伝えていません。
●電力会社と癒着する新聞社や雑誌は買い控える
●地上デジタル化を機会に、テレビを買い換えず大手テレビ局はもう見ない
などの方法で腐敗したメディアを淘汰していくことができるでしょう。
.良心的メディアの購入
○上記(3)で紹介した「朝日ニュースターへ」はケーブルテレビ・スカイパーフェクTVなどの多重放送で購入契約できます。
○同じくビデオニュース・ドットコムもネット上での購入視聴です。
↑
余裕のある方は個々人で契約。
あるいは団体や何人かで契約、などしてこれら良心的メディアを支えてはいかがでしょうか?
.応援メールなど
上記(3)で紹介した良心的メディアに応援メッセージを送りましょう!
◎「朝日ニュースターへ」の意見・感想↓
http://asahi-newstar.com/web/wp-content/themes/asashi/impressions/index.html
◎ビデオニュース・ドットコムへの意見・問い合わせ
→ http://www.videonews.com/inquiry.php
◎TBSラジオ「キラ☆キラ」 MAIL:kirakira@tbs.co.jp FAX:03-5562-0954(24H)
電話:03-3587-0212