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探偵・桂木弥子のグルメファイル Vol.38

2005年12月06日 22時28分48秒 | 弥子ちゃんの大好物
今週の好物は「ジャンプラーメン」。


ジャンプラーメン。それは来るべき『ジャンプフェスタ2006』に向け、44号より地道にスタートした企画です。
会場を訪れた熱きジャンプ野郎どもの胃袋に、ジャンプオリジナルのラーメンをお見舞いしたろうという壮大なプロジェクトなのです。

その割に、企画ページは毎度巻末周辺であり、ものすごく地味ぃな感じに進行していた気もします。知らない読者も多いことかと。
物凄くどうでもいい事ですが、イメージキャラクターを務める「ラーメン番長」なる者の名が「井沢メンすけ」であることから、この企画にも井沢の野郎が一枚噛んでいると思われます。
あいつ、じゃんぷるが終わったあとも、ちゃっかりWJに居場所を確保してやがりましたよ。

そんなことは本当にどうでもいいので置いといて。
読者からのアイデア募集なども行い、さぞかし個性的なラーメンに仕上がる事かと思われたジャンプラーメン。
せめて、ジャンプのシンボルマーク模様のナルトくらいは入ってるよね!?と、ほのかに期待をしておりましたが…。
フタをあけてみれば、出来上がったのはとんこつ醤油ベースのごく普通のラーメン。
そこに、読者に人気の具材を載せるだけ!というジャンプオリジナルもクソもねぇラーメン。
強いて「ジャンプらしさ」を挙げるとすれば、アンケート重視というその姿勢のみ!?

そんな不安を抱えつつも、一つだけのこった希望の光、それが第9回に登場した謎の肉団子でございます。
そして第10回を迎えた今週、ついに謎のベールを脱いだ肉団子。
その正体は、なんと中にカレー粉が詰まった肉団子!!
このスペシャルアイテムにより、肉団子を箸で崩せば中からスパイスが溢れだし、瞬く間にスープにインディアの風を送り込むという奇跡のようなラーメンが完成致しました。

改めて言いたい。「ジャンプらしさ」ってなんなのさと。


まぁ、あれですな。
読者の好きなもの「ラーメン」と「カレー」の融合したスーパーメニュー。『融合』ってキーワードが遊戯王っぽいと言えない事も無い。


そんな疑問はさておき、カレー粉入り肉団子とは中々美味しそうではありませんか。
食べてみたいけど、ジャンプフェスタまでには、まだ2週間近くもあるのです。それならいっそ、どんなもんか作ってみるしかありませんな!

早速チャレンジしてみました!


*材料*


・とんこつ醤油ラーメン ・煮卵 ・チャーシュー(私の好みにより、角煮に変更) ・ほうれんそう
・のり ・にんにくチップ 
・挽き肉 ・カレー粉等のスパイス

個人的にラーメンにはナルトとメンマが欠かせないので、勝手に追加しました。

*肉団子を作る*


ナツメグと塩コショウを軽く振った挽き肉を練り、中にカレー粉をつめて丸めます。
カレー粉には、ガラムマサラと山椒を適当に加えてみました。どれもこれも100円以下で揃います。


少量のカレー粉を混ぜた片栗粉をまぶし、じっくりと揚げる。
結構でかいので、中までじっくりと火を通したい。


*盛り付け*
肉団子が揚がったら、いざ盛り付け。



まずは読者に人気の具材を揃え…。



肉団子を載せて完成です。
肉団子の存在感がマヌケでグッドです。


そして食す。
ラーメン部分は、ごく普通のとんこつ醤油ラーメンなので、これといった感想もなく。
具が豪華なのは非常に嬉しく。



そして、肉団子をお箸で割る。
中から溢れ出すスパイス…に期待をしましたが、意外にもしっかりと肉汁が染みていたカレー粉さんは、しっかりと凝縮されており中々溶け出してくれませんでした。

仕方がないので、箸でかき混ぜつつ食べる。

これが中々イケる!!
カレーとにんにくの香りが食欲をそそるのです。香りのわりに、カレー味は主張しすぎる事もなく。見事にとんこつとマッチしておりました。
ただ、肉団子はツナギを全く使用しなかった為か、硬い食感となってしまった事が残念無念また来週って感じです。
本物はもっとジューシィに、ほろほろと崩れるのでしょうか…?

でも、このどこに「ジャンプ」を感じればいいの!?
などと余計な事を考えていたら完食しておりました。

うん!これは美味でございます!伊達に10週もかけて宣伝してないね!
本物にも大いに期待が出来ますヨ!



見事完食。ごちそうさまでした。
コメント (8)
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