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アマチュア無線の開局手続きについて(その1)

数年前に長きに渡る会社生活にピリオドを打ちましたが、再度自己を磨き直すなど時間的余裕が持てるようになりましたので、閉局していた無線局を再開することにしました。

元々は1973年6月2日に念願の従免(現4アマ無線従事者免許証)を取得して開局。その後、2アマ従免を取得したこともあり、一時期設備増強に力を入れていました。しかしながら度重なる転居などにより、ここ20年数年以上アマチュア無線業務から遠ざかっていました。

局免(無線局免許のこと)の有効期限はとっくに切れており、新たな局免取得を迫られた次第です。

先月、総務省に開局手続きをしようとしたところ、閉局していた20年超の間に手続き方法などが様変わりしていましたので少々うろたえました。

そのため以前との差異を明確にすべく、法令などを含め諸々勉強し直しを実施。勉強の結果、ある程度全体が見えてきたところでいよいよ総務省へ手続きアタック!

総務省への手続きは大きく「全て郵送(書面)で行う方法」と「オンラインで行う方法」があります。私は迷わず「オンライン手続き」を選択しました♪ オンライン手続きの場合、手数料が大幅に安くなるメリットも有ります。

なお、オンラインシステムを使うためには、総務省が発行する「ユーザID」と「初期パスワード」の入手が必要でしたので、それの対応が一番最初の作業でした。手続き後、一週間ほどで「ユーザID」と「初期パスワード」が記載された「親展」の通知書が郵送されて来ましたので内容を確認!

 参考として、総務省から郵送されて来た実際の通知書を以下に示します。


さて、実際に当該システムを利用してみると意外と簡単。誰でも使い易いと思いました。極めてよく出来ているようです。なぜならばこのシステムを利用するためのマニュアルを熟読せずともいきなり操作手続きし、サクサクっと申請できたからです。これには我ながら賞賛です(笑)

参考でアップしますが今般、「総務省 電波利用 電子申請・届出システム Lite」にinputした申請情報は以下の通りになります(要所だけ掻い摘んで列記)。

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・基本的な個人情報
 氏名、住所、電話番号等を記載

・従免に記載の免許証番号を記載
 AA******** (2アマ)

・移動範囲の条件
 今回は「移動」としました。

以前は自宅での固定運用でしたが、今回「移動」にすることで車載等による移動運用も可能とするものです。

・電波の周波数・型式・空中線電力を記載
 欲張って免許上限の200WとせずQRPな出力50W運用です(笑)
(想定外の出費ですが新たなオールモード機を調達)

 1.9MHz  3MA 50W
 3.5MHz  3HA 50W
 3.8MHz  3HD 50W
 7MHz    3HA 50W  
 10MHz   2HC 50W
 14MHz   2HA 50W
 18MHz   3HA 50W
 21MHz   3HA 50W
 24MHz   3HA 50W
 28MHz   3VA 50W
 50MHz   3VA 50W
 4630KHz A1A 50W

・無線設備の番号(いわゆる技適情報)の記載
  XX2-XXXXXX

・手数料納付条件を選択
 電子納付

など、主な項目が有ります。

 

余談ですが、以前所有していた昭和時代の以下無線機は新スプリアス規定に準拠しない、長期に渡り電源投入していない、発信・同調回路のfズレ、電解コンデンサの容量抜け、他発火危険性があるとみなし全部スクラップ処分済。

・FT-101ZS
・FTV-901
・IC-900(144、430、1.2Gを実装済)
・TR-9000
・TR-2200G2
・東京ハイパワー社の外付けリニアアンプ
・他 いろいろ所有。

余談:子供の頃、新品で購入してもらった「TR-1200」は記念として手元に残すことにしました。

 

内容不備等に伴う申請書の「戻し修正」、却下などが無ければ申請からおよそ4カ月4週間ちょっとで識別信号(いわゆるコールサイン)が付与された新しい局免が郵送されて来るものと考えています。

最後に・・、
総務省のHPに定期的に掲載される識別信号付与情報を見ると8月4日時点で「JK1ORT」、8月10日時点で「JK1OVY」が発給されていました。

それら情報を元に私に付与されるであろうざっくり推測した識別信号(コールサイン)は、プリフィックスがJK1で確定されており、サフィックス部分がPで始まる「JK1P**」辺りではないかと考えています。その結果は後日アップいたします。


2022.08.26追記
8月26日、15時過ぎに総務省のHPで公開されました関東管内識別信号は以下の通りJK1PCCでした。このことから私の場合、当初推測通りJK1P**の範囲で発給される見込みが濃厚となりました。正式発給まで静観します。

 

 

2022.09.22追記
現在、8月25日過ぎに発給が確定した個人の識別信号(コールサイン)も情報入手済みで、郵送による無線局免許状の配達待ちとなっています。

サフィックス部分はフォネチックコードに置き換えてみても大変わかり易く、愛着の沸く組み合わせのコールサインなのでラッキーです。「JK1P**」 → *で示すちょめちょめ部分は本日アップされた総務省のHPにある某所でフィルタリングを掛けることで推測できます。

なお、CW(モールス信号による送受信)だと、ちょっと詰まる感じかなぁ(笑)

 

2022.10.07追記
以下、過去~現在迄の識別信号(コールサイン)取得歴です。
・JH6I**  :子供の頃、九州エリアで初取得。「JA6」の次が「JH6」でした。
・JL1G**  :関東エリアで免状取得。再指定のコールサインではありません。
・JK1P**  :関東エリアで免状取得。再指定のコールサインです。

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