小さな庭の花日記

つるバラを中心に宿根草や山野草を植えてナチュラルな庭作りをしながら、DIYでパーゴラやサンルームを設けて楽しんでいます。

ハイジが教えてくれたこと。

2015-10-24 | オカメインコ

みなさま、ご無沙汰しております。
だんなブログとしては、相当久しぶりの記事となってしまいますね。。。

だんなブログが発動する時は、たいていブログ主がアップできない事情がある時のピンチヒッター的な場合が
ほとんどですが、今回もそのような事情からなんですね。


しばらく前にブログ主からもお話があったとおり、我が家のオカメインコのハイジがいつになく元気がない
様子で餌も食べずにいることに気づいたのが半月ほど前になります。
家族として長年一緒に暮らしてきたなかで今までにないハイジの様子に、ふたりで覚悟もしたほどです。

そのとき、私は正直あることに気づいてがく然としてしまいました。

それは、今まであたりまえに思っていたハイジが一緒にいてくれる生活がどれだけ大切で幸せでありがたいことだったのか、そして同時に刹那的でもあったということ。

朝になって奥さんがハイジを起こし、大好きな奥さんにハイジがお喋りしながらあいさつをして、水を飲んで餌を食べて、でも旦那の私には少しつれないけれど、それでもやっぱりハイジはみんな一緒にいることが楽しいみたいで。

そんな毎日が明日にはなくなってしまうかもしれないと想像したとき、からだがグラっとするほどのショックを受けたのです。
それは、一日一日の大切さを日々の忙しさにかまけて見逃していた自分の迂闊さにでした。

ふたりで覚悟を決めた日のハイジが寝た後に、奥さんも同じ気持ちを感じたと話をしてくれました。
そして、夜遅くまでハイジとの出逢いから今日までをあらためて振り返ったのですが、あまりにもたくさんの想い出があって泣き笑いの時間を過ごすことになりました。


その日の翌朝、そんな私達の様子を見てハイジはきっとこう思ってくれたのでしょうか『ふたりのためにも頑張ってみるね!』
鳴き声にも力がもどり、少しつづですが餌も食べてくれるようになり、奥さんの肩で毛づくろいが出来るくらいに踏ん張りがきくようになったハイジをみて、ふたりで感じたことはハイジに感謝、それだけでした。

それから半月が経とうとしていますが、あれだけ大変だったわけですから手放しで良くなったバンザイと喜んでばかりいられません。

朝から寝るまでの間、ハイジの様子をしっかりと見てあげて、保温・給水・餌やり・体調の変化などを細かく見ています。

なにより、さみしくないようにハイジが起きている間は出来るだけ長く一緒にいてコミニュケーションが大事と心得て過ごしています。

そんな毎日を送っている奥さんは、最近はハイジのデッサンを描きはじめたようです。
自分の奥さんのことで恐縮ですが、実は奥さんは昔から絵が上手なのです。( 隠れた才能ですかね )

えっ、わたし?わたしはそうですね~妻は画伯と言ってくれます。
どのくらい画伯かと言いますと、わたしが描いた絵を見た奥さんは大爆笑・・・いや大絶賛してくれた後、何か辛い事があったときに見れば笑える・・・いや幸せな気持ちになれるから、としばらくその絵を財布に入れていたくらいの画伯ぶりです。


ハイジが教えてくれたこと、それは何気ない毎日の一瞬一瞬がどれだけ大切でありがたいことか、それは夫婦や動物を含めた家族との間、さらに範囲をひろげてみれば友人、ご近所、職場、袖触れ合うもなどなど他生の縁ということでしょうか。。。

今日も、ハイジにあらためて気づかせてもらった気持ちで家にいて、奥さんは感謝を込めて精一杯ハイジと向き合っています。


そんなわけで、ブログの更新やコメントはしばらく滞ってしまうかと思いますが、みなさんからのお心遣い本当にありがとうございます。

とのブログ主からの伝言でした。