hanacafe -こだわり野菜派-

農薬や化成肥料に頼らず!!こだわりの花・野菜やハーブ作り。
★産直情報や土のコンシェルジュとして指導の日々。

カルシウムに注目

2006-05-11 06:05:15 | 種・ガ-デニング関連用品/雑貨/レシピ

            注目されているのがカルシウムです。

hanacafeは仕事柄、お客様や生産者様から肥料の相談を受けます。肥料はひとつ間違えれば、肥料枯れを起こしたり、虫を寄せ付けたり色々です。
hanacafeがこの仕事につけたのも、小さい頃から、畑の世話をしてきたからだと…あとは花が好きだから、枯らさないように色々なことを試してきました。結論から言えば昔ながらの農業が一番、人間にもカルシウムが必要なように、植物にも必要です。

植物にはカルシウムを多く吸収するものと、そうでない植物があります。例えば、マメ科のような双子植物は多量にカルシウムを吸収、イネ科などの禾本(かほん)科の植物はあまり吸収しません。

また小さな花がかわいいカスミソウもカルシウム植物で、学名のGypsophilaはギリシャ語のgypsos(石灰を意味する)philos(愛する)からなり、カルシウムを多く含む石灰質の岩山に生えていたことに由来します。フラワ-アレジメントでよく使うガ-ベラに石灰などカルシウム肥料を多く施すとよく育つことが明らかになっています。
カルシウムが不足すると野菜や果樹類ではトマトの尻腐れ症状、日本ナシの柚肌などがそうです。多くの園芸植物はカルシウムが不足すると根の生育が抑えられ、養分吸収が満足に行えなくなって、生育不良をきたします。カルシウムは根の成長に重要なカリ分の吸収を助けるほか、植物の細胞壁や細胞膜を構成する要素となっています。
肥料といえば、チッ素、リン酸、カリ。今それに加えて注目されているのがカルシウムです。肥料の5大要素は、カルシウム、マグネシウムなどです。
つい先日、お客様と肥料について会話をしていて、色んな肥料があるけれど
        「何を使っているの」と聞かれました
  「昔ながらのやり方はお金が掛かる次第で…」
と言えば
         「でしょうね」とわかっていただけて、
hanacafeのお客様は専門的なことを聞きに来られるかたが多いようですネ。

 


コメント (1)    この記事についてブログを書く
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1 コメント

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勉強になります (koba84)
2006-05-11 11:15:33
植物にもカルシウムですか・・・。 確かにそうでしょうね。自分の鉢にもカルシウムをまいてあげようと思います。



自分は2日に1度はカルシウムのサプリを飲んでいるんですよ。イライラ感がなくなったようです。
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