「のりくれ」

「はな～、のり、あるわよ」

・・・ダダダーッ、とキッチンに到着。

「何！？のりっっ？？」



うちは、何故か海苔が溢れんばかりある。
まぁ元々、海苔は好きなので、朝食のパンにも海苔を使ってみた。



バターを大目に塗って、ある程度の大きさに切った海苔、
その上にピザ用チーズを載せ、トースターでチンッ

「海苔とパンとバターって、結構合うのねぇ～」
が、感想。


・・・がしかし、その他にも色々アレンジして使ってみたけど
さすがに海苔が多すぎる

ので、はなに試しにやってみた。


「あっ、のりっ、ちょーだいっ！」



「早くくださ～い」



「まだ、待てっ！」



・・・のコマンドを出しても、もう半ケツが浮いている

「うまうまっっ
やっぱり、のりはウマイのぉ～」



いくら使い切れない程、海苔があると言っても
はなにあげるには限度がある。。。


・・・ので、ちょこっと海苔をあげた後
暫く無視をしていたが・・・




１０分、２０分経ってもずーっとこの姿勢で
待ち続けていた

最近、朝食や夕食の準備の時、ちょろちょろっと
食材の一部をあげていたからかな・・



「はなよ、そげに欲しそーに見つめるでないっっ」


人間の勝手であげているにも拘らず
イヌのせいにしている飼い主であった