北側にある「浦添ようどれ」へ。
「ようどれ」は「夕凪」の意。
極楽を意味するとも言われていて
「浦添ようどれ」は英祖王と尚寧王の眠る陵墓。

木々に囲まれた階段を降りていきます。

元はトンネル状だったといわれる
「暗しん御門」を通って二番庭に。
映画「ハクソー・リッジ」の影響か
外国の方を何人も見かけました。

アーチ状の門をくぐると
墓室のある一番庭へ。


岸壁に横穴を掘って造られた2つの陵墓があります。
向かって右側が英祖王の墓で
左側が尚寧王の墓。

灰色の岩肌に白い漆喰で塗られた墓室が
ひときわ明るく見えます。

そこだけ時が止まっているようで
遠いいにしえに思いをはせました。
戻る途中、北側への階段を降りると
芝生の広場があり、そこから見上げると
石垣の壁が墓室を守るようにそびえていました。

ゆっくり歩いてまわりましたが
日差しが強くて暑かったので
入口の横にあるパーラーでひといき。
黒糖のぜんざいがおいしかった!

