Intersecting Voice Cafe

サイエンスカフェを中心に,
ライフスタイル雑談ブログ
by hamarie_february

パニくる人々2

2008-07-06 10:20:57 | Weblog

今年は、昨年に比べて忙殺状態になることが無い平和な日々を送っていまして、超油断しておりましたら、久々に大きなウェーブがやってきました。九州~四国地方が何気な大雨だったわけです。

パニくる人々@Intersecting Voice Cafe

そんでも、潮が引いてみると、昨年のように精根尽き果てるみたいなダメージは、ワタシ自身にはありませんでした。1年間の成果はそれなりにあるようです。

業務内容だけでなく技術的なことも少々分かるようになったので、ある程度の優先順位が付けられます。昨年までは、右も左も分からないものだから、均一にハイハイと受容する状態だったのが、少なからず状況判断が出来るようになったということ。まぁしかし、慢心は禁物で、ツッコんでお話をさせていただくのは時と場合によります。基本的には早急に次のステップに回した方が良い場合が多いので。

以前にも書きましたが、意外と手作業な職場なので「トリアージ・システム」はもちろん導入されていません。

おひとりあーじ@Intersecting Voice Cafe

というわけで、一年経って、ちょっとした試験(面接)を受けて、初級から中級スタッフになりました。時給も7月から、ほんの少しですがアップ。ささやかだけど嬉しい。

さて現職場は、災害や気象異常などの要因によって忙しさが左右されます。ワタシなど現場で働く者なら誰でもヒマな方がいいので、「台風や地震よ、来るな」と心底願っています。最近は犯罪系の要因も絡んでくるわけですが、やはり「犯罪よ、起こるな」が基本です。

ワタシとしては、ヒマなことが正当化されるので精神的にラク

しかし、よくよく考えてみると、現職場が売り出しているテクノロジーそのものは、災害や気象異常、あるいは犯罪的行為が、ある程度、社会に脅威として浸透しなければ見向きもされないわけです。

つまり、現実的な話をすると、あまりにワタシがヒマすぎると、営業的立場としては年度更新の際にこのテクノロジーは必要ないですよって言われてしまうわけです。

ふーむ、微妙です。そんなこと言われても...です。

ものすごく狡猾な考え方をすれば、どこか遠くで事件が起こって社会に脅威として浸透する素地は出来たほうがいいけど、近所まわりでは何も起こらないほうがいいという話です。

何か似たようなシステムは、あちらこちらにありますねぇ...

結局ヒマな方がいいという考え方は、緊急性を要する職業すべてに転用可能かもしれません。たとえば警察、自衛隊、消防、救急病院などなど。

で、あまりにヒマ信仰が染み付くと、まさかの緊急な事態にもそれを認識できないような体質になってしまうのですね。いかんいかん。

あと「売ったら売りっぱなし。いざ事故や病気になって保険金を請求したら支払いを渋る」損害保険会社を思い浮かべてしまいますが...

いかんせん、こちらにも「契約」というものがあり、それにより対応が決まってしまうのは仕方ないし、ビジネスをボランティアでやってしまうのも別の意味で問題なので、その点はきっちりしなきゃなワケで。

でも何というか総じて、本当に緊急性のある事態というのは、ワタシの一般的感覚で言い切っちゃうと、無いです。でもまぁ、パニくってる人というのは、そういう状況に関係なく、います。

以前は相手のパニくり具合に合わせて、こちらも声のトーンがヒートアップしてしまい、ワケがわからなくなってたんですが、最近はパニくる人と若干の対話ができるようになりました。

まぁこれも、時と場合によりますが。


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