3回シリーズのNHKドラマ、「海峡」を見ました~。
海峡に阻まれた男と女の物語。泣けた(最終回はそうでもなかったが)
ハセキョー、きれいだな~。初老の役も意外と似合ってた。ふむ。
朴俊二役の人(真島なんとか?ちょっと玉置浩二似)は、若い頃の役がだんぜん良かった。老け過ぎ。まぁ設定が末期癌だというから、老衰のメークは仕方ないのかな。
敗戦の動乱期に一瞬にして国籍を奪われた、在日韓国・朝鮮の方々の無念は推し量るべき。日本人(とされる人々)から、あからさまに投げかけられる差別的セリフをフューチャーした場面設定が多かったが、それほど誇張ではないでしょう。
しかし、そもそも日本人(とされる人々)にしても、日本民族かどうかは微妙。ご存知のように単一民族説はすでに崩壊。日本民族という純血は、歴史的・考古学的・遺伝子学的にも存在しえないのではないか。
サイエンス的には、耳垢のタイプによって、由来がわかるという研究結果が発表されていたと思う。
確か、耳垢カサカサが日本人の90%以上を占めていて、この起源をさかのぼると、遠くモンゴルの大地にたどり着く。
そして、先日行った府立大の講演会でも話されていたことだが(あーレポートUPしたいけど時間が...)、縄文人か弥生人かという分類をすると、弥生人が、これまた90%以上だそう。弥生人とはもちろん、太古の昔に「海峡」を渡り、日本列島に侵出した大陸の方々。
このふたつの説を横暴に組み合わせると、耳垢カスカス=弥生人=渡来人となる。いや、時間がないので、エエ加減に書いてます。また、帰ってからリンク等補充します。
とにかく泣けた。まぁ、阻まれれば阻まれるほど、燃え上がるのが恋愛の情というものだが。
人生の最終章になって、逢っておきたいと思う人がいるというのは幸か不幸か。そのあたりも考えてみたい。