ニュースっていうか、サイエンス・ポータルの特集記事のタイトル。第一回が8月22日なので気になってはいたのですが、いつものように毎月曜日に更新される「エイトハカセ@スプリング8」をチェックしていて、本日ようやく、おぉ!これは!と思いました。
もしかして、これ連動してますねぃ?
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すごーーーい!戦略的じゃん!
Dr.TOMOTOMOさんの四コマ漫画は、「あはは」と笑わせながらも、かなり煉られた企画なのですな。いや、マジで、心から感心しました!
ちなみに、このブログは戦略ゼロです
んで、ポータルのインタビュー記事とエイトハカセが何を広報しているかというと、「化学反応など超高速で変化するナノの世界の現象もリアルタイムで観測できるX線自由電子レーザー」ですな。インタビューによると大型研究施設の建設工事が始まったとのこと。ふむ。
ナノをリアルタイムで観測ですよ。すごくないですか。観測できなくて(科学的証明ができなくて)断念されていた、あんなことやこんなことに活用しましょう!
インタビューの内容、非常に興味深いです。回が増すごとにわからなくなりますが
素人であるがゆえ?DNA二重らせんもX線で解析されたという事実さえ知らなかったのですが、もちろんDNA二重らせん絡みの書籍は何冊か読んだことがあるので、その際にイヤほど書いてあっただろうと思いますが、医療現場などで普及したために、あまりにも身近になった「X線」という光には、ほとんど気持ちが向いていなかったのだろうと思いますし、どちらかというと、「浴びすぎると怖いよ」という見え方しか出来ていませんでした。
しかし、今、ワタシの中で、X線は再び「光」を放ち始めましたね。遅いですか
Dr.TOMOTOMOさんの専門分野であるホログラフィについても書かれていますね。へぇ~、そうなんだぁってカンジです。レンズの話は素人的にすごく面白いです。そういえば『眼の誕生』という本が売れたそうですし、この分野は最先端なのかな、もしかして。
もうひとつ、先端医療振興財団の方が意見(オピニオン)を出されてますね。
「臨床研究で遅れが目立つ」と書かれているのにはビックリしました。てっきり「基礎生命科学」で遅れてるんだとばかり思ってましたから。
臨床研究の難しさは、もちろん多様な分野からなる研究チームをつくる難しさもあるでしょうけど、書かれているように「行政、倫理、法律など社会的な視点がきわめて重要」で、つまり研究対象が、患者(人間)であることの難しさがいちばん大きいんじゃないでしょうか。