俳句を読む。14
一番と言はず一号木枯吹く(右城墓石) なぜ一番と言わないんだろう、一番と言えば(春...
俳句を読む。13
凍雲を夕日貫き沈みけり(福田蓼汀) 今にも雪になりそうな雲、その酷寒のなか夕日が沈...
俳句を読む。12
死は狎れを許さぬものぞ寒日和(飯田龍太) 死は狎れることを容赦しない。神聖な儀式で...
俳句を読む。11
待春の水よりも石静かなる(倉田交紘文) 春を待つ心、並べてあらゆるものが春を待ちか...
俳句を読む。10
霜夜子は泣く父母よりはるかなものを呼び(加藤楸邨) 霜夜、気温が低くよく晴れた風の...
俳句を読む。9
大寒の埃の如く人死ぬる(高浜虚子) 寒さも極まる大寒、この極みの時空に吹けば飛ぶよ...
俳句を読む。8
約束の寒の土筆を煮て下さい(川端茅舎) 寒の土筆などというものはない、土筆は春に芽...
俳句を読む。7
澎湃と除夜の枕にひびくもの(京極杜藻) 澎湃と・・・逆巻く水の勢い、漲る気力。遠く...
俳句を読む。6
竹藪のなかの起伏も年の内(飯島晴子) 竹藪の中…よく見通せない朦朧、真相が定かでない出来事、ギクシャクとまとまらない関係。そん...
俳句を読む。5
亡き母を知る人来たり十二月(長谷川かな女) 母を亡くし悄然とした日常に思いがけず母...
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