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戦後60年特集6 サッカーとアニメが日本を救う

2005-08-23 06:49:58 | Weblog
平山相太のデビュー戦2ゴールは、先日の投稿で22日の
スポーツ紙の全ての1面を飾ると予想した。対抗はゴルフ
宮里藍の賞金女王に再浮上の3勝目、穴でボクシング亀田の
無敗で初タイトル奪取というところ。それなら平山の圧勝と
疑わなかった。ニッカン、スポニチ、報知には平山の笑顔が
あり、フムフムと思っていたらサンケイはなんとノーマーク
の星野ウンヌンであった!なんで星野?ディリー、トーチュー
は見ることが出来ずゴメンヨ!
ところが同じサンケイでも21日の日曜日、産経朝刊1面の
見出し記事は、他紙に同様のものが掲載されておらず、強烈な
一発にひっくりかえった。

「G4案採決断念 常任理事国入り戦略見直しへ」

日本がドイツ、インド、ブラジルの4か国(G4)と国連安全
保障理事会の常任理事国入りを目指して共同提出した「枠組み
決議案」の採決を断念する方針を決めたというニュースである。
これは「なんでもサッカー」で例えれば、日本が4か国で共催
するワールドカップをあきらめたというようなことだ!
あきらめるんかいな!ほんとに?
政府は近く他の3か国と協議して採決断念を正式に確認し、安保
理の構成が見直される会議が2020年に開催されることから
今後は同年を目標に常任理事国入りを目指す方針だというけど
2020年て・・・いつだよ!”

オレは今回の選挙では自民党支持だから、本当は書きたくないが
いったい今までに政府が認め外務省は日本の常任理事国入りへの
支持を取り付けるためにODA(政府開発援助)で、いったい
いくらばらまいたんだろう?
常任理事国の中国が歴史問題を押し出して猛烈な妨害工作を展開
し、大幅な拡大を望まないアメリカにもG4案に反対に回らせてし
まうとは、なんというおそまつな結末だろう。アメリカは日本は、
日本だけなら支持!といっていたのにサインを見間違えたな!
米中のG4つぶしで、それを外務省の幹部は悪夢のシナリオといい
いろんな理由で多額の援助を行ったアジア、アフリカからの支持を
得られなかったと釈明するが中国が裏工作にまわるのは当然わかっ
ていたことではないか!

常任理事国入りのために政府は実施したODAの総額は平成15
年までに2210億ドル、(1ドル100円でいくらか計算した
くないな)これが全て無駄になったようなものである。
北海道で歌手と共闘し威勢のいいS氏だがアフリカに何度も行っ
て何してたんだよ!と責任を追求される日はあるかもしれないな。
こうなったら小泉内閣にはより強固な日米関係を構築してもらい
新内閣は国連に対しても今回の信長(刺客)路線で突き進み、
日本の分担金は2005年度の半分にするくらいの意気込みで
演説してほしいもんだ。
新たな国連大使という刺客を送って、日本は全体の19.47%
3億4600万ドルは多すぎる!(アメリカが1位で22%4億
3900万ドル)日本は常任理事国でもないのに、現常任理事国
である英国、フランス、中国、ロシアの合計15.31%より
多く払う必要はないといってくれ!
日本の存在がなければ国連の機能は立ち行かなくなると言われて
いるし、中国が日本だけは絶対に反対といったときに、アメリカ
は日本だけは絶対に支持と言い、アナン事務総長も常任理事国が
新設されたら議席に一つは日本だとすでに3月に言っていたでは
ないか!あれからどうして逆転されたわけ?

こうなったら日本はもう外務省に頼らず、あらたなプロジェクト
を立ち上げていくしかない。
外務省の言う2020年?あまりにも先ではないか?
ブラジルはすでに独自の外交をアフリカ連合(AU)と開始!
年末までは常任理事国入りに執念を燃やし、南アフリカ、カメル
ーン、ケニア、ナイジェリアなど8カ国と会談を設定している。
近いうちにブラジル代表がアフリカ遠征を行うニュースが飛び込
んでくるかもしれない。なにしろ今回ブラジル政府が精力的に
アプローチをしているのはワールドカップ開催に名乗りを上げた
国と重なるし、カメルーンはアフリカ連盟のボスであるイッサ・
ハヤトゥ副会長の国だ。
2004年5月FIFAの本部で開かれた2010年のワールド
カップ開催国を決める投票が行われ、南アフリカ14票、モロッコ
10票、エジプト0表で南アフリカに決定した。開催国の立候補は
他にチュニジア、リビア、ナイジェリア。この時の投票に参加した
アジアの理事は4人。韓国のチョン・モンジュン、タイのワラウイ
・マクディ、カタールのビン・ハマン、そして日本の小倉純二で
ある。あの頃の報道では韓国とタイの理事はモロッコ支持、カター
ルのマクデイ氏は不明であるが日本の小倉氏は南アフリカに投票
した。現FIFA会長のブラッター氏と会長選挙を争って敗れた
カメルーンのハヤトゥ氏らはモロッコ支持だった。

しかし、気になるのはその前の投票である。それは2002年末に
起こったドイツワールドカップ出場枠について南米連盟が出場枠を
減らされるのは南米ではなく、2002大会で成績の悪かったアフ
リカ連盟だと激しく争ったときの事である。最終的には投票を行う
ことになり、そのときアジアからは日本だけが南米を支持した。
結果は日本の応援した南米は9:13で敗れた。
アフリカのドンでありFIFA内部に強力な力を持ち次期会長
選挙に再度立つであろうカメルーンのハヤトゥ氏と対立する側に
票を投じている日本(の理事)であるが、はたして
その反日的影響はいかなる分野まで及んでいるんだろうか・・・

日本とあらゆる分野で敵対し先日のアンケートでは若い世代が
やがて日本とは戦争になるだろうと70%以上が考えている中国に
現段階で外交上の武器となるものはなにがあるのだろう?
ネタや冗談のレヴェルではなく、日本が上回れるもので世界で
通用するものはODAでも武力でも経済力、人口でもなく、本当の
文化外交、それはアニメである(らしい!サッカーはだめかも!)
すでに小泉首相も「文化交流の平和国家」という点に着目して文化
外交を押し出す提案を首相官邸のホームページに掲載している。

日本のアニメ。これは間違いなく世界の最高水準にある。30年前
から週末の朝はパリでもロンドンでもミラノでもケルンでも、見慣
れた日本のアニメが吹き替えで放送されている。最近の映画祭や
アカデミー賞での宮崎作品の評価をくあげるまでもなく、アニメは
立派な文化として世界では通用するし、またそうさせていくことで
クリエーターを受け入れ、育て、さらに再発展という「発信・受容
・共生」が実現し、日本への理解が好意が深まるという戦略だ。

日本サッカー協会には2006年のワールドカップをドイツに支持
したことでアジア連盟とアフリカ連盟が対立し、その後中断された
ままの「アジア・アフリカ選手権」対チュニジア戦という、ホーム
&アウェーで実施することを1年以上前の去年のアジアカップの
時期に北京での総会で決定した対戦を一日も早く実現してほしい。
アフリカチャンピオンのチュニジアと戦うのは中国でも韓国でもない
アジアチャンピオンの日本なのだから。

アフリカとの外交はアジアとはまた違った難しさがあるのは容易に
想像できる。9.11以降の新内閣にはアフリカではどのような外交
が有効かをあらためて熟考して文化を中心においた戦略も検討して
日本が常任理事国としてふさわしい国であるような、日本に投票した
くなるような政策でがんばってほしいものだ。
湾岸戦争であれだけの資金を援助しながらクウェート政府の感謝広告
に名前がなかった理由を国民は忘れていると外務省は思ってるのでは
ないだろうなあ?







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