カフェバー・ハーフタイム

above us only sky 人の上にあるのは空だけ みんな平等って意味だろ ジョン? 

鳥インフルエンザの恐怖!!

2005-10-28 06:40:30 | Weblog
なんか欧州では深刻な問題と捉えられているけど
この国では、遠い国のお話になってるみたい?

2週間前、ヨーロッパで不気味なニューズが各国で
流れていた。ニュースの画面に現れるのはおびただ
しい数の横たわる鳥、積み上げられ焼却される家禽の
山だ。
ロシア、トルコ、ルーマニア、ウクライナ、クロアチアなど
東ヨーロッパで次々と発症が確認されている鳥インフル
エンザ。毒性の強いH5N1型は現在のところ人から人へは
感染しないというけれど、時間の問題で変異が起これば
どのような事態がおこるかは専門家の間でも意見は大きく
分かれているよね。

楽観的なものもあるけれど悲観的な意見を目に耳にすると
一日も早くワクチンを接種するか効ウイルス剤を手に入れ
たくなってしまうなぁ。来月のパリ出張の際に、それが
果たして可能かどうかはわからないけどね。
EUの保健省が市民4億5千万人にワクチンが必要になるか
もしれないと発言してからというもの、EU内では各地で
効ウイルス剤やワクチンを求める動きが起こり、それは
まだパニックには至っていないけれど、冬を前にして
不安は恐怖に変化しようとしているんじゃないかな。
一日も早く安心させてくれるニュースが欲しいね。

現在人間の死者は正確な数字はわかっていない。
過去2年間で家禽類1億4千万羽以上が死んだ。人間
は116人(半数以上がベトナムといわれているが)
先日はインドネシアで4人目の死者がでた。
アメリカ政府は現在200万人分の効ウイルス剤を保有し
追加800万人分を注文している。米国の適性在庫は
2000万人分だそうだ。(ニューズウィーク10.19)
人口比でいえば日本も1000万人分くらいは必要に
なるのではないかなぁ。在庫?日本の?
ないんじゃないのかな?え?だってここは日本だから
そういう対応は遅いんだよね、それが我々の国なんだ。
この効ウイルス剤にしてもネズミには効果はあったらしい
けどね、人間に効くかはわからないんだな。

フランスは年間9億羽を生産する欧州一の家禽生産国だ。
さらに感染が報告されたロシアなどからの渡り鳥が飛来
するコースなんだな。
パリでは鶏肉の売り上げは20%以上下がっているしね。
フランスの保健省は酷暑で1万5千人から2万人の国民を
死亡させたのは保健省の判断ミスもあるいわれているから
今回の件では対応に遅れをとりたくないこともあるんだな。

フランスは感染症の研究が進んでいる。危険レベルP1から
4までに分類されるウイルスは、P3がHIV、狂犬病などで
最凶レベルのP4は、エボラ出血熱、ラッサ熱、天然痘、
マールブルグ病など、容易に伝染し「有効な治療予防法が
通常ないもの」だ。
こうした凶暴なウイルスを研究するP4施設は日本には2カ
所あるけど、とても鳥インフルエンザの特効薬がみつかる
とは思えない。

日本の研究者にも補助が少なすぎるし、設備も手袋を使って
箱形の装置内で実験する通常「グローブボックス」とよばれる
旧型のものなんだ。世界はすでにサルなどの動物実験が可能な
宇宙服のような防護服を着て大型装置を扱う「宇宙服型」が
主流になってるんだけどね。
日本はこうした施設の存在そのものが嫌われがちであり
ウイルスの保持に関する法律もないに等しく、まともな
感染症法すらない。どの研究所がどんなウイルスを持って
いるかも把握されていないし、当然ワクチンの研究も外国
まかせが現状なんだよ。
だから日本には頼れないから、オレみたいに外国で効ウイ
ルス剤を探すことになってしまう。でもさ、来月半ばでは
ワクチンや効ウイルス剤は多分手に入りそうもない気がする。
まじめに心配なんだけどねオレとしては。

ニューヨークではある日、空から鳥がバタバタ落ちてきたって
いうじゃん。インフルエンザに感染したんだよね。
東京では嫌われ者のカラスだけどさ、もし空からカラスが
落ちてきたり、路上に横たわっていたら、すぐに警察に通報
しようよ。保健所へは警察から連絡してもらおう!
毎朝、カラスが鳴いていれば、その地域は安全かもね。

嫌われ者だったカラスなのに、なんか鳴いていると安心
とはねぇ・・・

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