カフェバー・ハーフタイム

above us only sky 人の上にあるのは空だけ みんな平等って意味だろ ジョン? 

ホームの勝ち方と意味を考えよう PART-1

2005-05-29 15:54:51 | Weblog
1982年はオレにとって初めての北アメリカだった。
それまでヨーロッパが中心だったけど、この年はカナダの後に
ワールドカップ(後)のスペインやイタリアを周り、韓国にも
よって帰ってきた。今日はカナダでのスポーツ観戦の楽しみ方や
良い点を日本のサッカーに活かせないかを一緒に考えてくれると
嬉しいな。

1月から7月まで滞在したカナダのヴァンクーバーは英語圏で
サッカーの記事を新聞で目にすることは多かったな。
時々ケベック州のフランス語新聞も買ったけど、それはサッカー
の大きな試合の後が多かったな。カナダはやはりアイスホッケー
の国で、サッカーよりも断然人気があった。欧州のスタジアムの
治安の悪さ、マナーのなさを体験しているオレには信じられない
光景だったな・・・
そこはまるでショッピングセンターへ行くみたいに家族連れや
若いカップルが普通にデートしてる。ここって・・・?
なんか羨ましいというのか何とも表現できないある種の感動が
あったなー。スポーツをこんな風に楽しめるんだぁってね。

最近の味スタには似た雰囲気はあるけど、みんなのホームでは
どうだい?

ヴァンクーバーを本拠とするカナックスは当時はたいしたことない
チーム成績だったけど、応援の熱さはサッカーと変わらない!
過激さだってハンパじゃない!殴り合い当たり前だからね、
グーパンチで流血が普通ですから!両軍入り乱れての乱闘だって
当たり前。それなのに妙にさわやかなんだなー。不思議と暴力に
感じないんだなー。子供も女性もキャーキャーいうし、男だって
それこそ騒ぎまくるんだ。
インドアだから寒さも雨も関係ないし、でも何よりも何よりも
オレが感動し、涙が出そうになるほど嬉しかったのはオレたち
東洋人が客席に座っていても誰もいやな目で見ない!
それどころか、一緒にゴー カナックス!っていってゴールが
決まれば立ち上がって拍手して、みんなで楽しめたな!
7試合ぐらい観戦して、見れないときはテレビだったけど、し
まいにはオーカナダー、アワーホームアンドネイティブラーンド
ってカナダ国家歌ってました!ハイ。
あとね、楽しめる理由でサッカーとアイスホッケーでは決定的に
違うこと一つあるんだ。それはサッカーでは無理かなー
それはさ、オレの見た限りアイスホッケーではビジターは
完全アウェーなんだよね。
つまりさ、カナックスのホームでは相手のモントリオールやロスの
チームの応援は基本的にしないのが暗黙の了解みたいなんだ。
これって!?すごくない!すごいでしょ!
客席の全員がホームの応援だよ!
想像してほしいんだけどさ、サッカーでこんな風にやったら実は
大成功だったりしないかな?Jリーグも、もしだよ、そうなったら
オレはものすごく楽しいと思うなー。
なんで代表の試合が満席になるのかと同じ理由だと思うんだな。
そこではまず全員が日本!ニッポンを応援するからだよね。
代表の試合で乱闘がないのは、トラブルがおきにくいのは、そう
しない、したくならないムードがあるからだと思うな。
ホームだから勝て!とかホームなのになんで・・・って思う前に
ホームってどうやって作ろう、ホームでどうやったら勝てるって
考えてさ。
相手のホームゲームにアウェーのサポーターは行かないって
いうのも実は楽しくないかなって思うよ。経済的にも、時間的にも
メリットはないですかね?熱烈ゴール裏のサポーターさんいかがですか?
このへんはみんながどう思うかとても興味深いな。


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