みなさん、こんにちは。
そしてブログでは「侠」に注目してみました。
漢字の成立ち辞典(加納喜光著)によると、侠のつくりの夾には「両脇からなかのものを挟む」という意味があり、大の字型に立つ人の両脇を二人の人が挟んでいる形になっています。そこから、
挟 両脇から挟む+手 両側から挟みつける。挟撃。
狭 夾+犬 両脇から犬に挟まれて身をせばめる形。
峡 両脇を山川に挟まれた場所。
侠 両脇に子分を抱える親分。
頬 顔の両脇の部分。
莢 豆の種子を挟むさや。
鋏 ものを挟んで切ったり取ったりする道具。
となるそうです。
プリントにある槐安夢(南柯夢)というのは、ある男が槐の木陰で寝ていると、使者に迎えられて槐安国に行き、栄華を極めるけれど、目が覚めると夢で、槐安国はアリの巣だったという物語です。
いま流行っている転生モノのさきがけですね。
リンク先にあるプリントは千字文(岩波文庫)、漢字源(学研)などを参考にしてつくりました。
子どもが漢字を身につけるのに役に立つと思います。小学生のお子さんがいるお知り合いの方がいたら、よければこのブログを紹介してください。
みなさんのリアクション、お待ちしています。