かなちゅうバス全線制覇の記録

神奈中バスを全系統乗りたい!

【柿26系統】市が尾駅⇔若葉台駅

2009年11月30日 | 町田営業所路線
これまで、大和営業所の路線を中心に投稿してきましたが、今回からは町田営業所の路線も仲間入り!!

柿26系統(かきお26けいとう)は、東急田園都市線の市が尾駅を起点として、青葉区総合庁舎、下鉄黒須田口、桐蔭学園入口、鉄町、下麻生、柿生駅北口、片平中央、柿生霊園入口、黒川を経由して、京王相模原線の若葉台駅へと至る路線です。

休日1本しか運行されない、いわゆる「免許維持路線」です。相模神奈交バスが運行する委託路線です。柿生駅北口~若葉台駅間を走る【柿27系統】という区間便もあります。市が尾駅~柿生駅北口間を東急バス・小田急バスの【柿23系統】が。柿生駅北口~若葉台駅間を小田急バスの【柿24系統】が並走して走っています。が、この【柿26系統】は共通定期券取扱対象外の路線です。

◆みちのり
スタートは田園都市線の市が尾駅。市が尾駅には神奈中バスが3路線乗り入れていますが、その3路線全てが1日1本しか運行されない「免許維持路線」です。なので、市が尾駅で神奈中を見ることはかなり稀なことです。そのうちのひとつでもある、この【柿26系統】。駅を出ると、坂を下って信号を右折。国道246号線のガードをくぐってまた信号を右折。青葉区総合庁舎を横目に、直進していきます。このあたりは、まだ田んぼや畑が見られる区間です。桐蔭学園入口も直進。このバスは、桐蔭学園前は経由しません。鉄町(くろがねちょう)を過ぎると、道が急に狭くなります。またここから川崎市に入るので、運賃は210円均一から200円均一になります。ちなみに、横浜市内から川崎市内に跨いで乗車する場合は210円均一になります。バスは下麻生で左折。だんだんと道も広くなってきて、小田急線が見えてくると、もうすぐ柿生駅です。東急バスや小田急バスの【柿23系統】は、柿生駅北口のバスターミナルに入りますが、神奈中の【柿26系統】はバスターミナルには入らず、専用のバス停で乗降を行います。このバス停は、【柿26系統】のほかに、柿生駅北口始発で若葉台駅行きの【柿27系統】、神奈中の免許維持路線ではすっかり有名な、淵野辺駅北口~登戸の【淵24系統】も利用します。どれも免許維持路線なので、バス停にバスがやってくるのは1日3回です。柿生駅入口を過ぎると、バスが通るには明らかに無理がある路地のような道に入っていきます。片平のあたりからだんだん道が広くなります。黒川で信号を右折。小田急多摩線の黒川駅を横目に、バスは直進します。前方に大きなショッピングセンターと京王相模原線の線路が見えてくると、バスは左折。京王線の若葉台車庫を横目に、坂を登って信号を右折。バスターミナルが見えてくれば、そこが若葉台駅です。

◆感想
初の町田営業所路線、まさか免許維持路線から始まるとは思ってませんでした。でも、かなり乗りがいがある路線だと思いました。お客さんはまあまあ乗ってましたけど、全線を乗り通す人はほとんどいませんでした。

◆停留所
市が尾駅-東口商栄会通り(市が尾駅行きのみ)-緑県税事務所-青葉区総合庁舎-上市ヶ尾-大場町入口-水道局青葉営業所前-下鉄黒須田口-中里学園入口-桐蔭学園入口-上鉄鴨志田口-鉄町-早野-麻生新町-下麻生-東京田中短期大学入口-亀井-新中野橋-柿生駅北口-柿生駅入口-寺台入口-片平四丁目-善正寺-片平中央-片平-吾妻-栗木-柿生霊園入口-仲谷戸-黒川分校下-黒川-下黒川-若葉台駅

【市02系統】長津田駅⇔市ヶ尾駅

2009年11月29日 | 大和営業所路線
市02系統(いちがお02けいとう)は、JR横浜線と東急田園都市線の長津田駅を起点として、下恩田、恩田成合、恩田住宅、谷本、緑県税事務所を経由して、市ヶ尾駅へと至る路線です。

休日1本しか運行されない、いわゆる「免許維持路線」です。神奈川中央交通大和営業所直営の路線です。

◆みちのり
長津田駅から乗車しました。発車時刻は休日朝の9時15分。その5分前くらいに、町田バスセンターからやってきた【町72系統】が長津田駅にやってきました。そのバスは乗客を降ろすと、行先を[市02 市ヶ尾駅]に変えて、前扉を開けて乗客を乗せます。ですが、利用客は自分一人だけ。市が尾に行くのに、わざわざバスで行こうなんて人はいないようです。だって、バスは210円ですが、田園都市線は120円で長津田から市が尾まで行けます。結局、自分以外の乗客を乗せることもなくバスは発車。信号を左折し、片町を過ぎると国道246号に出ます。町田に行くバスは、246に乗るとすぐに外れた道へ左折しますが、このバスは直進します。ひたすら直進します。途中、信号もあまりないのでどんどんバス停を通過していきます。実際に時計で測ったわけではありませんが、かなりの早着だと思いました。恩田住宅までは、東急バスの長津田駅入出庫線と、恩田住宅からは東急バスの市が尾駅入出庫線と並走します。東急バスのほうも、「入出庫線」ですから、ダイヤはバラバラ。ほとんどが1日1本です。しばらく走り、東名高速の横浜青葉インターの看板が見えてくると、左折。下の道に入ります。谷本のバス停を通過し、信号を右折。さらに信号を左折して、東口商栄会通りを過ぎると、もうすぐ終点の市ヶ尾駅です。

◆感想
いつか乗ってみたいと思ってましたが、期待通りの免許維持路線でした。ちなみに、市が尾駅は「が」と表記するのが正しいんですけど、この【市02系統】では市ヶ尾駅と「ヶ」と表記しています。これは、駅名は「が」なんですけど、地名は「ヶ」と表記するので、神奈中は地名のほうの「ヶ」で表記しているというわけなんですかね。でも、車内にある路線図と神奈中ホームページでは「が」になっていますけど。

◆停留所
長津田駅-長津田町-下長津田-片町-下恩田-浅間下-恩田成合-恩田橋-恩田住宅-再勝坂-谷本-緑県税事務所-東口商栄会通り(市ヶ尾駅行きのみ)-市ヶ尾駅

【横51系統】中山駅⇔横浜駅西口

2009年11月28日 | 大和営業所路線
横51系統(よこはま51けいとう)は、JR横浜線の中山駅を起点として、上山町、緑車庫前、鴨居町、上菅田町、梅の木、川島町、上星川、和田町、峰小学校前、洪福寺、浅間町車庫前、楠町を経由して、横浜駅西口へと至る路線です。中山駅から途中の保土ヶ谷中学校前まで、以前に紹介した【1系統】と同じルートを通ります。

姉妹的(?)な系統に、中山駅から梅田・今宿・鶴ヶ峰駅を経由して横浜駅西口へと至る【横52系統】という路線もあります。1日3本しか走らない「免許維持路線」です。横浜神奈交バスが運行する委託路線です。

◆みちのり
中山駅南口の狭いバスターミナルが起点です。平日・土曜は1日3本、休日は1日1本しか運行されません。1系統はかつて横浜市営バスが運行していた路線で、途中の保土ヶ谷中学校前まで並行して走っています。中山駅~梅の木間の免許を維持する目的で作られた路線なのか、ちゃんと輸送目的で作られた路線なのかはいまいちわかりません。車窓は、1系統の保土ヶ谷中学校前まで同じです。保土ヶ谷中学校前からは、1系統では和田町の交差点を左折しましたが、【横51系統】は左折せず、直進します。和田町、峰小学校前と過ぎて、洪福寺で左折。市営バスの浅間町営業所を過ぎて、鶴屋町三丁目を右折。そのまま道なりに進むと、横浜駅西口です。

◆乗ってみて
そうですねぇ…、なんとも言えませんが、本数は少ないですけど、1系統があるのでそんなに困ることは無い路線ですね。

◆停留所
中山駅-西村橋-中山町-中山小学校南-上山町-石神-白山ハイテクパーク-緑車庫前-白山一丁目-鴨居橋-中村通-鴨居町-地蔵前-辻山-笹山-上菅田町-中田-寺下橋-富士見橋-山崎-梅の木-梅の木スズキアリーナ前(中山駅行きのみ)-西谷妙福寺前-川島町-杉山神社前-上星川-保土ヶ谷中学校前-和田町-常盤園下-峰岡町-峰小学校前-宮田町-洪福寺-浅間町車庫前-浅岡橋-浅間下-楠町-鶴屋町三丁目-横浜駅西口

「亀の甲山」バス停

2009年11月17日 | 手抜珍名バス停
「亀の甲山」は、神奈川県横浜市旭区上川井町にあるバス停です。
「かめのこやま」と読みます。バス停の近くにある山が、亀の甲羅(こうら)のような形をしているので、亀の甲山(かめのこやま)というバス停になっています。
ちなみに、この亀の甲山には神奈中バスのほかにも、相鉄ホールディングスバスもやってきますが、相鉄のほうは「の」を付けずに、「亀甲山」と表記します。かつては、横浜駅から市営バスもやってきていましたが、市営バスも「亀甲山」と表記しており、写真にあるバス停は市営バス仕様になっているので、亀甲山に「の」が入りません。

余談になりますが、次のバス停について、三ツ境駅方面は原分(はらぶん)、鶴間駅方面は桜山(さくらやま)です。その桜山の隣は白いテープで隠されてますが、この隠してある場所には「貯木場前(ちょぼくじょうまえ)」というバス停が隠れています。この「貯木場前」は横浜市中区新山下にある、この亀甲山とはかなりかけ離れた場所にある市営バスのバス停なんですけど、かつて、若葉台中央からこの亀甲山を通り、保土ヶ谷バイパス、首都高速を経由して関内駅北口へと至る【150系統】という市営バスの路線があったそうで、亀甲山の次は高速道路を降りてすぐにある「貯木場前」となっていたようです。

◆停留所名:亀の甲山
◆読みかた:かめのこやま
◆管轄営業所:大和営業所(一部路線は横浜神奈交バス委託)
◆対象路線:【横04系統】横浜駅西口~鶴間駅東口
        【間01系統】鶴ヶ峰駅~鶴間駅東口
        【116系統】若葉台中央~三ツ境駅
        【境21系統】十日市場駅~三ツ境駅
◆設置場所:神奈川県横浜市旭区上川井町

「幼稚園前」バス停

2009年11月16日 | 手抜珍名バス停
新コーナー、「手抜珍名バス停」。
どうも最近忙しくてバスに乗ってる暇が無いので、このコーナーを立ち上げました。神奈中バスの「手抜きなバス停」や「珍しい名前のバス停」を紹介するコーナーです。これは大和営業所に限定せず、全ての神奈中バス及び神奈交バスを対象とします。第1回目はこのバス停を取り上げたいと思います。

「幼稚園前」は、神奈川県横浜市瀬谷区相沢三丁目にあるバス停です。
バス停の目の前には、由来になったと思われる「相沢幼稚園」があります。
もともとは、相模鉄道バス(現:相鉄ホールディングスバス)のバス停でしたが、平成20年に相鉄がここを通る路線を神奈中に移譲したため、現在は神奈中バスのバス停となっています。

神奈中はこのような手抜きとも思われるバス停が数多く存在します。なぜここで、「相沢幼稚園前」にしないのかが不思議でたまりません。ちなみに、神奈中バスにはここの他にも「幼稚園前」というバス停が3ヶ所あります。

◆停留所名:幼稚園前
◆読みかた:ようちえんまえ
◆管轄営業所:大和営業所(藤沢神奈交バス委託)
◆対象路線:【境30系統】三ツ境駅~細谷戸第5
        【瀬31系統】瀬谷駅~細谷戸第5
◆設置場所:神奈川県横浜市瀬谷区相沢三丁目