イラストレーター『美奈』です。ブログ第2弾です♪

☆高野美奈→美奈に改名しました!☆(2017.7.9~)

大阪 〜プチ旅と美術館ライブ〜その2 (旧ブログ:アーカイブ)

2018年10月15日 | 小杉武久さん

2009年 07月 06日

で、小杉武久さんのコンサートひとつ目。
昨年の横浜トリエンナーレ・赤レンガぶりです。

パンフレットを頂いた時に(←いつもありがとうございます!)
確かに今までの50年を振り返ると言っても
小杉さんご自身が、作品をお一人で演奏するのもステキですが、
即興の音楽家としてはちょっと違うのかも?と正直思いました。ので、
この豪華ゲストが演奏する事に、何の違和感もなかったし
実際にコンサート観て聴いて、なんて自然なこと♪

そのママなぞる事なんか野暮なこたぁなくって(当然)
ゲストさんが作品感を忠実に演奏しつつ、それでいてご本人の「にほい」が
すこーし出ていたのが、とても面白かったですねー
絶対に作品壊さないで、添いつつ「にほい」出すって、とても難しいと思う。
意図的? それともどうしても出る何か?

たとえば、倉地久美夫さんのライブでも組む人によって
これが出来る人と、そうでない人で自分の好みがクッキリ別れますね。
音って残酷だなー(^^;)

さて、音そのものは言葉で説明は私にはムリです(涙)記憶スケッチでも。

ご登場される時、音だけ先に鳴り響いてても小杉さんのお姿は無く。
私がもしや!と後ろを振り替えって「ニンマリ」したら
後ろのお客様がそろって、振り返ってたのがキレイでしたね。

ご登場はエスカレーターの上から♪
「Walking」という作品で、あのギコギコ、キュオォォ〜という音と
小杉さんの歩み方と、カサみたいな竹棒の形がオモシロすぎ。
小学生でも楽しいと思う。
(以前、藤本由紀夫氏との水戸芸で子供向けのコンサートもやってました)




藤本由起夫さんへと続き、ただただうっとり。きめが細かい音で。
小杉さんの次に大好きなお方です。
10年くらい前の宇都宮美術館で一目&一聴ボレ。




「Spectra」では、ボアダムスのEYEさん(おしりのEは左右反転)登場。
フラメンコのBGMを聞きつつ、演奏に反映しつつの作品で
なんと声のパートを!
テーブルの左に和泉希洋志さん、センターにEYEさん、右に小杉さん。
この並び新鮮!!
本当は目をつむって聴いた方が「音」が見えて来る楽しさがあるのですが、
今回はムリ(笑)

「Mano-Dharma」でも、和泉さんとEYEさんが上の階で「音の釣り」状態なのが
ゆるゆるで和みます、癒されます。なんか忘れてましたこの感じ。あー




小杉さんの生音聴いて早10年。楽しいって思うことって
あんまり変んないものなのかな(^^)






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小杉武久さんコンサート 〜横浜トリエンナーレ〜 (旧ブログ:アーカイブ)

2018年10月15日 | 小杉武久さん
2008年 09月 24日

たぶん2年振りになるでしょうか、
すっかり10年ファンになってしまった、小杉さんのライブ行って来ました♪

今日は祭日!
先に作品展示を観てから、と思ったら当然混んでいて、
じっくり味わうムードは無かったですねー

しかも持参した地図、おおざっぱ過ぎて迷ってたら時間が無くなり、
「日本郵船海岸倉庫」の中でも見落とした物が(反省)
5時まで入場6時まで。

「1Fの勅使河原三郎氏が、人気で行列できてるよ」と
教えてくれた某オーナーさんは、行きの電車が一緒でしたね。
ずっと行く所一緒なので、小杉さんの展示前でごあいさつを。
ご無沙汰してました!

ここの展示で、ツボだったのはロドニーグラハムの、
椅子に腰掛けたまま、好き勝手に「ドラ」に向かって、
ジャガイモ投げるムービー作品。どぉーーーーん(爆)くだらなくていいです♪

ジャガイモのウォッカ、どんな味だろう?
________________



こちらの小杉さんの展示、入ってビックリ。
音量が大きいのと(今までの比較で)詰め気味で、作品が。
でも、入口から他の作家の音が入って来るし、客もにぎやかなので
これくらいやらないと、もしかしたら・・・
デリケートすぎる音は、マヒした状態だと聴きのがすかも?
実際、細かい音聴こえなかったし。

アートに限らず、仕事でも、イタイ思い出があるのですが
実はあんまり沢山ありすぎると、マヒしませんか、感じ方が?

今回はカエルの声のような、
アクリル板にスピーカー挟まってる作品、おもしろかったです!
床置きのシュワシュワ音のも大好きです!

次回は三渓園に行く予定なので、平日にもう一度。
_______________



赤レンガ倉庫へ。
いつも通り、スピーカーと自分が二等辺三角形の位置、
かつ小杉さん見える位置を確保。あっ、スタッフにY浅さんが♪
T口さんはお客さんだ(笑)

ライブ開始。
あの最初のひとつまみ、良かったですねー!じわじわ来ましたね。
どっちかと言うと、前半の感じが好きです。
あの、音の粒の周りにシルクの粉がまぶしてある様な。
これがたまりません、他で味わえません!

後半はゴツゴツとハードな感じで。1時間なのにあっという間。

途中、あの足下にケーブルつながっているんじゃないかと妄想。
首の後ろにも実は・・・とか(^^)

あと、黒い箱を動かすとテルミン的な状態になったところや、
ほんの一瞬ですが、生音に近い音のまわりに「残像」のようなフャ〜っとした音!
あれキレイでした。

演奏後、チラッと解説を!  珍しくないですか?!
しかも、白い「秘密ボックス」のフタを少し開けて(客には見えず)
「中はね、こんなの入ってます」と、中の音だけマイクで拾って。
そしてフタ閉じる(爆)!!!

うっとりで終わるところが、笑って終了!!!

あー楽しかった♪ そして感性の背筋が伸びるのでした♪♪






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20181012

2018年10月13日 | 小杉武久さん























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我が人生・初の音楽レビュー☆デビュー(^^)

2013年12月04日 | 小杉武久さん


真夏に、このお話をいただきました時は…?????
何が起こったのか、よく解りませんでした。
こここ、こんなことが、私の人生に起こるなんて!!!!!

はい、こちらは↑
昨年8月26日~9月8日まで毎日、東京国立近代美術館にて行われた「14の夕べ」というイベントの記録本でございます。

イラストレーターのわたくしが…なんと…おそれ多いことに
大好きな音楽家☆小杉武久さんの、レビューを担当いたしました(心臓が痛いです!)
ご指名を頂いた際に、即答でお受けしました。

それは、このブログに描いた「ゆるーい落描き」のままでOK!とのことだったからです。
それだけでも、嬉しすぎて有り難すぎであります。

1ページ掲載なので、抜粋になってます。228ページです。
わざわざ、こちらに飛んで来てくださった貴重な皆様は↓↓↓カラーでも是非♪

☆ここから、どうぞ☆


「この日のお客さんは熱かったよね~♪」と後日、湯浅さんがおっしゃってましたが
本当に、会場一体を包んでいたあの熱気は、とーっても心地よく、しみじみシアワセを感じておりました☆
長年の音友さん達と一緒だったから尚更ですな♪

と、何とか冷静を装いつつ、テキスト書いておりますが…
たった今も光栄すぎて、実感湧かないです(^^;)



これは、今年の重大事件・ダントツのナンバーワンです(^^)ノシ☆









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小杉武久氏コンサート。ああ、うっとり。

2012年09月05日 | 小杉武久さん
通常営業に戻っています♪

これから描く絵について想うところあり
なぜか「ナディア・ブーランジェとの対話」という、音楽教師の言葉を集めた本を
ガチで読んだりしてます。
音楽について語っているのを絵に変えて読み込みと…意外な発見ありました!

そんななか、行って参りました☆小杉さんのコンサート♪
2009年の「祝・ほぼ50周年」以来の3年ぶりになります。

入場前のゆったりとした夕暮れ時のDJは、あの湯浅学氏。サイコーです。
レゲエとか普段かけないよーな選曲が。でも、サヌリムの知らない曲がもう(笑)
あと、森進一の「ダニーボーイ」も笑いをこらえるのが辛すぎました!

そのあとに、今回は整理券も何も関係ないので
ドアオープンしたとたん、おわーーーっと一斉に入場。
プログラムの奪い合いが(^^;)でもこんなのも新鮮だったり。

あと、お懐かしいギャラリー360°の方々との再会にも、目がうるうる(感謝)



私この作品大好きで、大阪の時も大笑いしたたかったんだけど
周りの方が静かでガマン。だけど、この日はお客さんのムードがなんか柔らかかった気がした。
まわりの人達も笑ってて、私もあはははは♪

お二人のテキトーに見えて、スッとスキのない動きをされるのが流石。
竹の先とホウキの先で、引っかいた音が増幅されて、動きと一緒に味わえます。



高橋悠治さんのピアノがご本人とともに、斜め上に伸びて溶けました。



いつも、目をつぶると「音の形」と「音の動き」がハッキリ見えるんです。
タテにビュワーっと伸び上がって行くときは、こんなんなんですよ本当に。自分も持ち上がります。



最後の作品は、水平に時計回りに前後左右に、音がびゅんびゅん滑って行きました!

いつものことですが、一音も嫌な音が無い。
一音一音に、シルクのパウダーを振りかけたような、無邪気で、柔らかい肌触りの美しい音が、たまりません!!!
あー楽しかったー☆



開始前↑



終了後↑
竹、持ってます(心で!)

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